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B.2.3.5. 操作テストの変更

rsearch を使用すると、インデックス化およびインデックス解除された 2 つの属性で変更操作のパフォーマンスを測定できます。modify 操作は、- M オプションまたは - m オプションを使用してシグナルを送信します。変更操作を実行するためのエントリーの一覧は、- B オプションを使用して 渡されます。
注記
変更操作を実行するには、以下の形式の DN ファイルが必要になります。
DN: dn1
UID: uid1

DN: dn2
UID: uid2
...
-b オプションを使用すると、bind-modify 操作のセットごとのレートを測定します。-b オプションを使用しない場合は、バインド操作は 1 つだけで、テストは実行されるすべての変更操作の平均を表示します。

例B.22 インデックス化されていない属性に関する操作の変更

# rsearch -D "cn=test user,cn=config" -w secret -s "" -f "" -m -B /home/dns.txt -v
インデックス化 されていない属性に対する操作 を変更するには、- m オプションを使用します。このコマンドは、DN ファイルから選択した各エントリーの description 属性で変更操作を実行します。
description 属性がインデックス化されていても、テストが正常に実行されるため、テストを実行する前に属性がインデックス化されていないことを確認してください。

例B.23 インデックス化された属性に関する操作の変更

# rsearch -D "cn=test user,cn=config" -w secret -s "" -f "" -M -B /home/dns.txt -v
インデックス化された 属性に対する操作を変更するには、- M オプションを使用します。このコマンドは、DN ファイルから選択した各エントリーの telephoneNumber 属性で変更操作を実行します。
telephoneNumber 属性がインデックス化されていない場合でもテストは正常に実行されるため、テストを実行する前に属性がインデックス化されていることを確認してください。