Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Directory Server

第11章 GUI ユーティリティー

本章では、Directory Server を管理するためのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)ユーティリティーに関する情報を提供します。

11.1. redhat-idm-console

redhat-idm-console コマンドは、Red Hat Directory Server 管理コンソールを起動します。

構文

redhat-idm-console [ -a admin_server_base_URL ] [ -f file_name ] [ -h ] [ -l language_code ] [ -s instance_name ] [ -u user_DN ] [ -w パスワード ] [ -x オプション ] [ -y password_file ]

オプション

表11.1 redhat-idm-console オプション

オプション 詳細
-a admin_server_base_URL ログインする管理サーバーのインスタンスのベース URL を設定します。
-f file_name file_name にエラーおよびシステムメッセージをログに記録します。
-h 利用可能なコマンドラインオプションと簡単な説明を表示します。
-l language_code 言語コードを設定します。たとえば、fr または gr です
-s instance_name|DN インスタンスエントリーの DN(SIE)またはインスタンス名( slapd-instance_name など)のいずれかでアクセスするインスタンスを設定します。
-w - 標準出力からパスワードを読み取ります。
-w password Directory Server コンソールにログインするために使用するパスワードを設定します。
-x オプション
利用可能なオプション:
  • nowinpos: 画面左上にあるウィンドウを表示します。
  • nologo: スプラッシュ画面が表示されないようにします。ログインダイアログでアプリケーションが開きます。
  • javalaf: プラットフォーム固有のスタイルを使用する代わりに、Java のルックアンドフィール を有効にします。
複数のオプションを設定するには、コンマで区切ります。
-x password_file 指定のファイルからパスワードを読み取ります。