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Red Hat Training
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4.4.3. cn=NetscapeRoot,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config および cn=userRoot,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config 下のデータベース属性
cn=NetscapeRoot サブツリーおよび cn= userRoot サブツリーには、設定データ、または o=NetscapeRoot および o= userRoot 接尾辞 が含まれるデータベースが含まれます。cn=NetscapeRoot サブツリーには、認証に Administration Server が使用する設定データと、LDAP で実行できないすべてのアクション(start/stop など)が含まれ、cn=userRoot サブツリー にはユーザー定義のデータベースの設定データがすべて含まれます。
cn=userRoot サブツリーは、デフォルトで userRoot と呼ばれます。ただし、これはハードコーディングされず、複数のデータベースインスタンスとなるという事実では、この名前が変更され、新しいデータベースが追加されるタイミングとして、ユーザーにより定義されます。参照される cn=userRoot データベースには、任意のユーザーデータベースを指定できます。
以下の属性は、cn =NetscapeRoot,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config とユーザーデータベース(cn=userRoot、cn= database_name、cn =ldbm database,cn=plugins,cn=config サブツリーの両方に共通)です。
4.4.3.1. nsslapd-cachesize
この属性は非推奨になりました。エントリーキャッシュのサイズを変更するには、nsslapd-cachememsize を使用します。
このパフォーマンスチューニング関連の属性は、保持可能なエントリーの数に関してキャッシュサイズを指定します。ただし、この属性は、
nsslapd-cachememsize
で説明されているように、エントリーキャッシュサイズの RAM の絶対割り当てを設定する 「nsslapd-cachememsize」 属性が優先されるため非推奨になりました。
数値ではない場合や、32 ビットの符号付き整数に対して大きすぎる値(32 ビットシステムの場合)を設定しようとすると、LDAP_UNWILLING_TO_PERFORM エラーメッセージが返され、問題を説明する追加のエラー情報が示されます。
この属性の変更を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
注記
この設定のパフォーマンスカウンターは、32 ビットシステムでも最高の 64 ビット整数になりますが、システムメモリーをアドレス指定する方法のため、設定自体は 32 ビットシステムでは最高の 32 ビット整数に制限されます。
パラメーター | 説明 |
---|---|
エントリー DN | cn=database_name,cn=ldbm database,cn=plugins,cn=config |
有効な範囲 | 32 ビットシステムの場合は 1 から 232-1、または 64 ビットシステムの場合は 263-1、もしくは -1 (制限がないという意味) です。 |
デフォルト値 | -1 |
構文 | 整数 |
例 | nsslapd-cachesize: -1 |