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Red Hat Training
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15.7. カスケードレプリケーションの設定
図15.4「カスケードレプリケーション」 にあるように、カスケードレプリケーションの設定は、シナリオの各サーバーごとに、読み取り/書き込みレプリカを保持するサーバー A のサプライヤー、読み取り専用レプリカを保持するハブサーバー B のコンシューマー、およびサーバー C のコンシューマー(読み取り専用レプリカを保持する)の 3 つの主要なステップがあります。
15.7.1. Supplier サーバーでの読み書きレプリカの設定
次に、データベースの元のコピーを保持するサプライヤーサーバーを設定します。
- サーバーのサプライヤー設定を指定します。
- Directory Server コンソールで、Configuration タブを選択します。
- ナビゲーションツリーで、Replication フォルダーを選択します。
- ウィンドウの右側で、Supplier Settings タブを選択します。
- Enable Changelog チェックボックスを選択します。これにより、以前にグレーアウトされていたペインのフィールドがすべて有効になります。
- Use default ボタンをクリックして changelog を指定するか、Browse ボタンをクリックしてファイルセレクターを表示します。
- ログファイルの数と期間の changelog パラメーターを設定します。異なる値を指定するには、無制限のチェックボックスをクリアします。
- Save をクリックします。
- 読み取り/書き込みレプリカに必要なレプリケーション設定を指定します。
- Configuration タブのナビゲーションツリーで、Replication ノードを展開し、複製するデータベースを強調表示します。Replica Settings タブがウィンドウの右側で開きます。
- Enable Replica チェックボックスを選択します。
- Replica Role セクションで、Single Master ラジオボタンを選択します。
- Common Settings セクションで、Replica ID を指定します。レプリカ ID は 1 から 65534 までの整数です。指定の接尾辞のレプリカには、レプリカ ID を一意にする必要があります。このサーバーおよび他のサーバーで読み取り/書き込みレプリカに使用される他の ID とは異なります。
- Common Settings セクションで、Purge delay フィールドでパージ遅延を指定します。パージの遅延は、複製されたエントリーに対する状態情報を削除する頻度です。
- Save をクリックします。
サプライヤーレプリカの設定後に、レプリカ合意の設定を開始します。