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13.2. 標準インデックスの作成

本セクションでは、Directory Server コンソールおよびコマンドラインを使用して、特定の属性について存在、等価、概算、部分文字列、および国際インデックスを作成する方法を説明します。
注記
新しいインデックスタイプを作成すると、Directory Server はこのデフォルトインデックスを、今後作成する新規データベースのテンプレートとして使用します。デフォルトのインデックスを更新すると、更新された設定は既存のデータベースに適用されません。新しいインデックスを既存のデータベースに適用するには、「既存のデータベースへの新規インデックスの生成」 の説明に従って、db 2index.pl スクリプトまたは cn=index,cn=tasks タスクを解除します。

13.2.1. サーバーコンソールからのインデックスの作成

存在、等価性、概算、部分文字列、または国際インデックスを作成するには、以下を実行します。
  1. Configuration タブを選択します。
  2. Data ノードを展開し、インデックスを作成するデータベースの接尾辞を展開して、データベースを選択します。
  3. 右側のペインで Indexes タブを選択します。
    注記
    Database Settings ノードをクリックしないでください。これにより Default Index Settings ウィンドウが開き、データベースごとにインデックスを設定するウィンドウは開かれません。
  4. インデックス化する属性が Additional Indexes テーブルに一覧表示される場合は、ステップ 6 に進みます。それ以外の場合は、Add Attribute をクリックして、サーバースキーマで利用可能な属性の一覧を含むダイアログボックスを開きます。
  5. インデックスの属性を選択し、OK をクリックします。
    サーバーは属性を Additional Indexes テーブルに追加します。
  6. 各属性について保持するインデックスの各タイプのチェックボックスを選択します。
  7. 英語以外の言語のインデックスを作成するには、Matching Rules フィールドで使用する照合順序 の OID を入力します。
    複数の言語を使用して属性をインデックス化するには、複数の OID をコンマで区切って指定しますが、空白文字は一覧表示しません。言語のリスト、関連する OID、および照合順序の詳細は、付録D 国際化 を参照してください。
  8. Save をクリックします。
新しいインデックスは、追加する新しいデータと、そのディレクトリーに既存のデータに対してすぐに有効になります。サーバーを再起動する必要はありません。