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Red Hat Training
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10.7. 暗号化したデータベースのエクスポートおよびインポート
暗号化されたデータベースのエクスポートおよびインポートは、通常のデータベースのエクスポートおよびインポートに似ています。ただし、暗号化された情報は、データをエクスポートする際に復号し、データベースに再インポートするときに再暗号化する必要があります。
10.7.1. 暗号化したデータベースのエクスポート
暗号化されたデータベースからデータをエクスポートするには、
-E
パラメーターを db2ldif スクリプトに渡します。このスクリプトは、Directory Sever 設定に保存されているパスワードを使用して、データベースを復号します。
完全なデータベースを暗号化するには、以下を実行します。
# db2ldif -Z instance_name -n database_name -E -a /tmp/data.ldif
または、特定のサブツリーのみをエクスポートできます。たとえば、ou=People,dc=example,dc=com エントリーから
/tmp/export.ldif
ファイルにすべてのデータをエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
# db2ldif -Z instance_name -n database_name -E -s "ou=people,dc=example,dc=com" \ -a /tmp/data.ldif
重要
db2ldif スクリプトは、Directory Server インスタンスのオペレーティングシステムアカウントを使用してコンテンツをエクスポートします。したがって、このアカウントは、-
a
オプションで設定したファイルに書き込みできる必要があります。