A.8. SystemTap の変更点
Red Hat Developer Toolset 11.0 は SystemTap 4.5 とともに配布されてい ます。
以下の機能は、Red Hat Developer Toolset の以前のリリース以降に追加または変更されています。
-
32ビット浮動小数点変数は自動的に倍精度変数に拡張され、その結果、
$context
変数として直接アクセスできます。 -
列挙
の値は$context
変数としてアクセスできます。 -
BPF uconversions tapset は拡張され、
user_long_error()
など、ユーザー空間の値にアクセスするためのより多くの tapset 関数が含まれています。 - 大規模なサーバーで安定した操作を提供するために、同時実行制御が大幅に改善されました。
主な変更の詳細は、アップストリームの SystemTap 4.5 リリースノート を参照してください。