14.8. OptaWeb 配送経路のバックエンドアーキテクチャー

ドメインモデルおよびユースケースは、アプリケーションには必要不可欠です。OptaWeb 配送経路ドメインモデルは、アーキテクチャーの中心にあり、その周りにユースケースを埋め込むアプリケーション層があります。経路最適化、距離計算、永続化、ネットワーク通信などの機能は実装の詳細とみなされ、アーキテクチャーの一番外側に配置されます。

図14.2 アプリケーション層の図

14.8.1. コードの編成

以前の図で示されるように、バックエンドコードは 3 つの層で整理されます。

org.optaweb.vehiclerouting
├── domain
├── plugin          # Infrastructure layer
│   ├── persistence
│   ├── planner
│   ├── routing
│   └── rest
└── service         # Application layer
    ├── demo
    ├── distance
    ├── error
    ├── location
    ├── region
    ├── reload
    ├── route
    └── vehicle

service パッケージには、ユースケースを実装するアプリケーション層が含まれます。plugin パッケージにはインフラストラクチャー層が含まれます。

各層のコードは、さらに機能別に編成されます。つまり、各サービスまたはプラグインに独自のパッケージがあります。