第2章 新機能
本セクションでは、Red Hat Decision Manager 7.0 の新機能に焦点を当てて説明します。
2.1. Red Hat Decision Manager
2.1.2. ガイド付きデシジョンテーブル
- ガイド付きデシジョンテーブルで、列を作成および編集するための新たなウィザードを利用できるようになりました。
- ヒットポリシーを利用できるようになりました。ヒットポリシーにより、ガイド付きデシジョンテーブルのルール (行) を適用する順番が決められます。
- ガイド付きデシジョンテーブルエディターで、リンクされた複数のガイド付きデシジョンテーブルが表示されるようになりました。
2.1.3. Projects Metrics ダッシュボード
Project パースペクティブのリストに表示される全プロジェクトに対して、新たなダッシュボードが利用できるようになりました。Projects Metrics ダッシュボードには、すべてのプロジェクトコントリビューションメトリックが表示されます。この新たなダッシュボードは、Authoring グループにあった Contributors ページに代わるものです。
2.1.4. Team Metrics ダッシュボード
Team Metrics ダッシュボードには、チームの全プロジェクトメトリックが 1 ページに表示されます。この新たなダッシュボードは、以前 Authoring グループにあった Contributors ページに代わるものです。
2.1.5. Decision Server
Decision Server (kie-server とも呼ばれます) の機能が拡張されました。これにより、コアエンジン機能がサポートされ、リモート API を利用できるようになりました。さらに、以下に示すアーキテクチャー変更が取り入れられました。
2.1.5.1. Red Hat Decision Manager と実行サーバーの分離
Red Hat Decision Manager は、すべてのリクエストを実行サーバーに委譲するようになりました。主なメリットは、Red Hat Decision Manager を使用してあらゆる実行サーバーのセットを監視できるようになったことです。
2.1.5.2. スマートルーター
スマートルーター (kie-server-router とも呼ばれます) をプロキシーとして使用し、独立した複数のプロセス実行サーバーの管理に役立てることができるようになりました。
2.1.5.3. エイリアス
実行サーバーのリモート REST API で、コンテナー ID の代わりにエイリアスを使用できるようになりました。
2.1.6. Red Hat Decision Manager Monitoring Web アプリケーション
今回のリリースには、新たなディストリビューション war ファイルが含まれています。これにより、カスタムクラウドイメージをビルドできます。Decision Server インスタンスと共に Red Hat Decision Manager Monitoring Web アプリケーションを使用して、コンテナー、プロセスインスタンス、タスク、ダッシュボード、およびクラウドのその他のランタイム機能を管理することができます。標準の Red Hat Decision Manager ディストリビューションとは異なり、オーサリング機能を利用することはできません。
オンプレミスのデプロイメントには、標準の Red Hat Decision Manager war ファイルを使用してください。
2.1.7. KIE Server Maven プラグイン
新たな Maven プラグインにより KIE Server の機能が拡張されました。これにより、ビルド内から直接 KIE Server および KIE Controller の REST API と対話することができます。この対話により、KJar をビルドする際の CI/CD パイプラインとのインテグレーションが容易になります。したがって、(KIE Server か管理対象かどうかに関係なく) KJar を実行環境に直接デプロイすることができます。
2.2. Business Optimizer
- マルチスレッド分割検索を利用することができます。Business Optimizer では、複雑な設定をせずに、単一のデータセットを複数スレッドに分割して解決できるようになりました。この機能拡張では、1 つの問題に複数の CPU コアが活用されます。分割検索により、配送経路のユースケースにジオフェンシングを実装することができます。
-
Solution インターフェースは非推奨となりました。ソリューションクラスには
@PlanningSolutionアノテーションしか必要ありません。 - ソルバー設定でスコアのタイプを定義する必要がなくなりました。Business Optimizer がドメインモデルから自動的に判断します。
- Business Optimizer エディター画面で、すべての終了タイプを追加できるようになりました (複合的な終了を含みます)。フェーズ設定セクションでは、Construction Heuristic 設定を調整し、プランニング時の問題解決を最適化するローカル検索アルゴリズムを選択することができます。
- Business Optimizer ドメインエディターで、プランニングエンティティーの複雑性を指定できるようになりました。オブジェクト階層をナビゲートして、並べ替えの属性を定義します。多くの構築ヒューリスティックアルゴリズムが、この情報を使用してより優れた初期ソリューションを構築します。
- Business Optimizer 実行サーバーで、リアルタイムプランニングがサポートされるようになりました。
2.3. 新規コンポーネント名
Red Hat Decision Manager 7.0 では、コンポーネントの名前が以下のように変更されています。
| Red Hat JBoss BRMS | Red Hat Decision Manager (RHDM) |
|---|---|
|
BRMS |
Decision Manager |
|
Business Central |
Decision Central |
|
Business Resource Planner |
Business Optimizer |
|
ガイド付きデシジョンテーブルエディター |
ガイド付きデシジョンテーブルデザイナー |
|
Realtime Decision Server |
Decision Server |
|
KIE Execution Server |
Decision Server (Decision Management 機能)、Planner Server (Business Optimization 機能)、KIE Server (Decision Server と Planner Server の両方を包む) |
|
組織単位 |
スペース |
|
Drools エンジン、ルールエンジン |
デシジョンエンジン |
2.4. ビジネスアプリケーションテンプレート
2.4.1. テンプレート
Red Hat Decision Manager にはビジネスアプリケーションテンプレートが用意されており、ビジネスの要件に合わせて修正できます。Red Hat Decision Manager 7.0 には、Employee Roster テンプレートが含まれています。
2.4.2. テンプレートの配布
テンプレートは、カスタマーポータルからダウンロード可能な Red Hat Decision Manager ディストリビューションに含まれています。
2.4.3. テンプレートに関するサポート
ビジネスアプリケーションテンプレートは Red Hat Decision Manager の根幹部分ではなく、お客様のソリューションを構築する目的で提供されるものです。お客様側でテンプレートを選択し、特定のニーズに合わせて修正していただく必要があります。テンプレートの内容そのものに、製品固有のサービスレベルアグリーメント (SLA) は適用されません。テンプレートのアップデート時に考慮できるように、機能上の問題、機能拡張の要求、およびフィードバックがあれば是非お知らせください。
Red Hat サポートは、想定される用途に対し、商慣習上妥当と考えられる範囲でこのテンプレートの使用に関するガイダンスを提供します。ただし、テンプレートで提供される UI コードの例は除きます。
製品サポート の適用は、Red Hat Decision Manager ディストリビューションに限定されます。

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