第3章 OpenShift 環境への Red Hat Decision Manager のデプロイメント
OpenShift 環境に Red Hat Decision Manager をデプロイするには、Red Hat Decision Manager で用意した OpenShift テンプレートを使用します。
前提条件
「2章OpenShift 環境に Red Hat Decision Manager をデプロイする準備」に記載されている準備タスクを完了する必要があります。
OpenShift web UI を使用する代わりに、oc コマンドラインツールを使用してテンプレートをデプロイし、パラメーターを設定できます。詳細は、使用する OpenShift バージョンのドキュメンテーションを参照してください。
3.1. Decision Central および Decision Server のデプロイメント
OpenShift インフラストラクチャーに、Decision Server とともに Decision Central をデプロイすることもできます。これにより、Decision Central を使用して Decision Server を管理し、新しいルールを開発できるようになります。
手順
OpenShift Web UI で、Add to Project > Browse Catalog を選択して
decisionを検索し、Red Hat Decision Manager 7.0 applications (Persistent with https) テンプレートを選択します。-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
rhdm70-full.yamlファイルをダウンロードします。Add to Project > Import YAML / JSON を選択し、rhdm70-full.yamlファイルを選択するか、ファイルの内容を貼り付けます。Add Template ウィンドウで Process the template が選択されていることを確認し、Continue をクリックします。
-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
以下の必須パラメーターを設定します。
- Application Name: OpenShift アプリケーションの名前。Decision Central および Decision Server のデフォルト URL で使用されます。
- Decision Central Server Certificate Name: 「Decision Central へのシークレットの作成」 で作成したキーストアファイルの証明書名。
- Decision Central Server Keystore Password: 「Decision Central へのシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。
- KIE Server Certificate Name: 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書名。
- KIE Server Keystore Password: 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。
- KIE Server ID: Decision Server が参加する Decision Central のサーバーテンプレートの名前。このパラメーターには値を自由に設定できます。値を設定しないと、Decision Server で Pod の再起動またはスケーリングが行われ、サーバーの各新規インスタンスを新しいテンプレートに追加できるようになります。
ImageStream Namespace: イメージストリームが利用可能な名前空間。OpenShift 環境でイメージストリームがすでに利用可能な場合 (「イメージストリームが利用可能であることを確認」 を参照)、名前空間は
openshiftになります。イメージストリームファイルをインストールしている場合は、名前空間が OpenShift プロジェクトの名前になります。必要に応じて、その他のパラメーターも設定できます。
重要KIE Admin User パラメーターまたは KIE Admin Password パラメーターを変更し、Maven リポジトリー設定を変更しない場合は、Maven Repository user name パラメーターおよび Maven repository password パラメーターにそれぞれ、KIE Admin User および KIE Admin Password と同じ値を設定する必要があります。
- Create をクリックします。
3.2. S2I (Source to Image) を使用した Decision Server のデプロイメント
S2I (Source to Image) を使用して、OpenShift インフラストラクチャーに Decision Server をデプロイできます。この場合は、Git リポジトリーにデシジョンサービスを提供します。OpenShift は自動的にソースをビルドし、デシジョンサービスを Decision Server イメージにインストールし、サービスを開始します。イメージをこれ以上管理する必要はありません。新しいバージョンのデシジョンサービスを使用する場合は、新しいイメージをビルドします。このオプションは、コンテナーインフラストラクチャーにおける一般的なバージョン管理アプローチ (DevOps) でしばしば推奨されます。
HTTPS に対応の有無にかかわらず、S2I を使用して Decision Server をデプロイできます。
作業を開始する前の注意事項
デシジョンサービスの完全ソースコードが、OpenShift サーバーがアクセスできる Git リポジトリーで利用可能であることを確認します。ソースコードは Maven プロセスを使用してビルドされるため、pom.xml ファイルが含まれる必要があります。
手順
OpenShift Web UI で、Add to Project > Browse Catalog を選択して
decisionを検索し、Red Hat Decision Manager Execution Server 7.0 S2I Ephemeral (no https) テンプレートまたは Red Hat Decision Manager Execution Server 7.0 S2I (Ephemeral with https) テンプレートを選択します。-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
rhdm70-kieserver-basic-s2i.yamlファイルまたはrhdm70-kieserver-https-s2i.yamlファイルをダウンロードします。Add to Project > Import YAML / JSON を選択し、rhdm70-kieserver-s2i.yamlファイルを選択するか、ファイルの内容を貼り付けます。Add Template ウィンドウで、Process the template を選択していることを確認し、Continue をクリックします。
-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
以下の必須パラメーターを設定します。
- Application Name: OpenShift アプリケーションの名前。Decision Central および Decision Server のデフォルト URL で使用されます。
- KIE Server Certificate Name: 「Decision Server にシークレットの作成」 に作成したキーストアの証明書名。HTTPS に対応しないサーバーを設定する場合は利用できません。
- KIE Server Keystore Password: 「Decision Server にシークレットの作成」 に作成したキーストアのパスワード。HTTPS に対応しないサーバーを設定する場合は利用できません。
-
KIE Server Container Deployment: ソースからビルドしたデシジョンサービス (KJAR ファイル) の識別情報。フォーマットは
<containerId>=<groupId>:<artifactId>:<version>になります。区切り記号|を使用して 2 つ以上の KJAR ファイルを指定できます (例:containerId=groupId:artifactId:version|c2=g2:a2:v2)。Maven ビルドプロセスは、Git リポジトリーのソースからこのようなファイルをすべて生成する必要があります。 - Git Repository URL: デシジョンサービスのソースを含む Git リポジトリーの URL。
- Git Reference: Git リポジトリーのブランチ
- Context Directory: Git リポジトリーからダウンロードしたプロジェクトのソースへのパス
- Artefact Directory: Maven のビルドに成功したあとに必要なバイナリーファイル (KJAR ファイル、およびその他の必要なファイル) を含むプロジェクトのパス。通常、このディレクトリーはビルドのターゲットディレクトリーですが、Git リポジトリーのこのディレクトリーに事前構築のバイナリーを提供します。
ImageStream Namespace: イメージストリームが利用可能な名前空間。OpenShift 環境でイメージストリームがすでに利用可能な場合 (「イメージストリームが利用可能であることを確認」 を参照)、名前空間は
openshiftになります。イメージストリームファイルをインストールしている場合は、名前空間が OpenShift プロジェクトの名前になります。また、必要に応じて、その他のパラメーターを設定できます。特に、デシジョンサービスの Maven ビルドが Maven レポジトリーからパッケージをプルする場合は、ミラーリポジトリーの URL を設定でき、必要に応じて、ミラーリポジトリーにアクセスするためのユーザー名およびパスワードを設定できます。この場合、ビルドプロセスは、元のリポジトリーを設定する代わりに、ミラーリポジトリーからパッケージをプルします。
- Maven mirror URL
- Maven repository username
- Maven repository password
- Create をクリックします。
3.3. S2I (Source to Image) を使用しない Decision Server のデプロイメント
Decision Central および S2I を使用せずに Decision Server を OpenShift インフラストラクチャーにデプロイできます。この場合、Decision Server は Maven リポジトリーからデシジョンサービスを選択できます。サービスを自動的にロードするように Decision Server を設定できますが、Decision Central、コントローラー、または API を使用して Decision Server を管理することもできます。
作業を開始する前の注意事項
デシジョンサービスに Maven リポジトリーが利用できることを確認します。
Decision Central または管理コンソールを使用する場合は、それがインストールされており、KIE サーバーを制御するように設定が記録されていることを確認します。
手順
OpenShift Web UI で Add to Project > Browse Catalog を選択して
decisionを検索し、Red Hat Decision Manager Execution Server 7.0 (Ephemeral with https) テンプレートを選択します。-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
rhdm70-kieserver.yamlファイルをダウンロードします。Add to Project > Import YAML / JSON を選択し、rhdm70-kieserver.yamlファイルを選択するか、ファイルの内容を貼り付けます。Add Template ウィンドウで、Process the template が選択されていることを確認し、Continue をクリックします。
-
このテンプレートが利用できない場合は、https://github.com/jboss-container-images/rhdm-7-openshift-image/tree/rhdm70-dev/templates から
以下の必須パラメーターを設定します。
- Application Name: OpenShift アプリケーションの名前。Decision Central および Decision Server のデフォルト URL で使用されます。
- KIE Server Certificate Name: 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書名。
- KIE Server Keystore Password: 「Decision Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。
ImageStream Namespace: OpenShift プロジェクトの名前。
必要に応じて、以下のような、その他のパラメーターも設定できます。
デシジョンサービスを取得するために Maven リポジトリーを設定する場合は、以下のパラメーターにそのリポジトリーを設定します。
- Maven repository URL
- Maven repository username
- Maven repository password
デシジョンサービスを自動的にロードするように Decision Server を設定するには、以下のパラメーターを設定します。
-
KIE Server Container Deployment: デシジョンサービスの識別情報 (KJAR ファイル)。フォーマットは
<containerId>=<groupId>:<artifactId>:<version>です。区切り記号|を使用して 2 つ以上の KJAR ファイルを指定できます (例:containerId=groupId:artifactId:version|c2=g2:a2:v2)。Decision Server は、Maven リポジトリーからファイルをプルします。
-
KIE Server Container Deployment: デシジョンサービスの識別情報 (KJAR ファイル)。フォーマットは
同じ OpenShift インフラストラクチャーにデプロイした Decision Central を使用して Decision Server を管理するには、以下のパラメーターを設定します。
- KIE server controller service: Decision Central の OpenShift サービス名
- KIE server controller user: Decision Central にログオンするユーザー名
- KIE server controller password: Decision Central にログオンするパスワード
- KIE Server ID: このサーバーが参加する Decision Central のサーバーテンプレートの名前。
Decision Central またはコントローラーを使用して Decision Server を管理する場合は、Decision Central の web ユーザーインターフェイスにアクセスするのに使用する URL、またはコントローラーの設定に従って、プロトコル、ホスト、ポートパラメーターを設定します。
- KIE server controller protocol (http または https)
- KIE server controller host
- KIE server controller port
- KIE server controller user: Decision Central またはコントローラーにログオンするユーザー名
- KIE server controller password: Decision Central またはコントローラーにログオンするパスワード
- KIE Server ID: このサーバーが参加する Decision Central またはコントローラーのサーバーテンプレートの名前
- Create をクリックします。

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