9.2. インバリデーションモードの設定 (リモートクライアントサーバーモード)

インバリデーションモードは Red Hat JBoss Data Grid のクラスターモードです。以下の手順を使用して、インバリデーションモードをキャッシュコンテナーに追加することができます。

手順9.1 invalidation-cache 要素

<cache-container name="local" 
     		 default-cache="default"
     		 statistics="true">
	<invalidation-cache name="default"
			    mode="ASYNC"
			    start="EAGER"
			    statistics="true">
			<!-- Additional configuration information here -->
	</invalidation-cache>
</cache-container>
invalidation-cache 要素は、以下のパラメーターを使用して分散キャッシュの設定を行います。
  1. name パラメーターは、キャッシュの一意の ID を提供します。
  2. mode パラメーターは、クラスター化されたキャッシュモードを設定します。有効な値は SYNC (同期) と ASYNC (非同期) です。
  3. start パラメーターは、サーバーの起動時か、サーバーが要求またはデプロイされるときにキャッシュを起動させるかどうかを指定します。
  4. statistics がコンテナーレベルで有効にされている場合、statistics 属性を false に設定することにより、キャッシュごとの統計は、監視を必要としないキャッシュについては選択的に無効にすることができます。

重要

この設定をロードする前に、JGroups をクラスターモードに対して適切に設定する必要があります。
cache-containerlocking、および transaction 要素について詳しくは、該当する章を参照してください。