第16章 分離レベルのセットアップ

16.1. 分離レベルについて

分離レベルは、リーダーが同時書き込みを見ることができるタイミングを決定します。Red Hat JBoss Data Grid で提供される分離モードは READ_COMMITTEDREPEATABLE_READ の 2 つです。
  • READ_COMMITTED。この分離レベルは、さまざまな要件に適用されます。これは、リモートクライアントサーバーおよびライブラリーモードでのデフォルト値です。
  • REPEATABLE_READ

    重要

    リモートクライアントサーバーモードのロックに有効な唯一の値はデフォルトの READ_COMMITTED 値です。isolation 値で明示的に指定された値は無視されます。
    locking 要素が設定に存在しない場合、デフォルトの分離値は READ_COMMITTED です。
JBoss Data Grid における分離モードの設定例については、ロックストライピングの設定例を参照してください。