16.2. READ_COMMITTED について
READ_COMMITTED
は Red Hat JBoss Data Grid で使用できる 2 つの分離モードの 1 つです。
JBoss Data Grid の
READ_COMMITTED
モードでは、書き込み操作はデータ自体ではなくデータのコピーとして作成されます。書き込み操作は他のデータの書き込みをブロックしますが、書き込みは読み出し操作をブロックしません。そのため、READ_COMMITTED
と REPEATABLE_READ
の両モードは、書き込み操作がいつ発生するかに関係なく、いつでも読み取り操作を許可します。
READ_COMMITTED
モードでは、読み取りの合間にデータを変更する別のトランザクションでの書き込み操作のため、トランザクション内の複数の読み取りで異なる結果が返されることがあります。 これは、反復不可能読み取りと呼ばれ、REPEATABLE_READ
モードでは回避されます。