第9章 ワークスペースの起動を迅速化するイメージのキャッシュ
CodeReady Workspaces ワークスペースの起動時間のパフォーマンスを改善するには、Image Puller を使用します。Image Puller は追加の OpenShift デプロイメントです。これは、各ノードで関連するコンテナーイメージをダウンロードし、実行する DaemonSet を作成します。これらのイメージは、CodeReady Workspaces ワークスペースの起動時にすでに利用可能な状態です。
Image Puller は、以下のパラメーターを受け入れる ConfigMap
からその設定を読み込みます。インストール方法によって、ConfigMap を設定する手順が決まります。
表9.1 Image Puller の ConfigMap
パラメーター
パラメーター | 使用法 | デフォルト |
---|---|---|
| デーモンセットのヘルスチェック間隔(時間単位) |
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| Puller の実行時にキャッシュされる各イメージのメモリー要求。「Image Puller のメモリーパラメーターの定義」 を参照してください。 |
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| Puller の実行時にキャッシュされる各イメージのメモリー制限。「Image Puller のメモリーパラメーターの定義」 を参照してください。 |
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| Puller の実行時にキャッシュされる各イメージのプロセッサー要求 |
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| Puller の実行時にキャッシュされる各イメージのプロセッサー制限 |
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| 作成するデーモンセットの名前 |
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| 作成するデプロイメントの名前 |
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| 作成するデーモンセットが含まれる OpenShift プロジェクト |
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プルするイメージのセミコロンで区切られた一覧 ( |
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| デーモンセットによって作成される Pod に適用するノードセレクター |
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関連資料
9.1. プルするイメージの一覧の定義
前提条件
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curl
ツールが利用できる。curl ホームページを参照してください。 -
jq
ツールが利用できる。jq ホームページを参照してください。 -
yq
ツールが利用できる。yq ホームページを参照してください。
手順
関連するコンテナーイメージの一覧を取得します。
例9.1 CodeReady Workspaces に関連するすべてのイメージの一覧の取得
$ curl -sSLo- https://raw.githubusercontent.com/redhat-developer/codeready-workspaces-operator/crw-2.6-rhel-8/manifests/codeready-workspaces.csv.yaml | \ yq -r '.spec.relatedImages[]'
sleep
コマンドを含まないコンテナーイメージの一覧から除外します。例9.2 イメージは {image-puller-short} と互換性がありません。
sleep
コマンドがありません-
FROM scratch
イメージ。 -
che-machine-exec
-
- Dockerfile でボリュームをマウントするコンテナーイメージの一覧から除外します。
関連資料