1.2. CodeReady Workspaces ワークスペースアーキテクチャーについて
1.2.1. CodeReady Workspaces ワークスペースアーキテクチャー
クラスターの CodeReady Workspaces デプロイメントは、CodeReady Workspaces サーバーコンポーネント、ユーザープロファイルおよび設定を保存するデータベース、およびワークスペースをホストする多数の追加のデプロイメントで構成されます。CodeReady Workspaces サーバーは、ワークスペースコンテナーと有効にされたプラグイン、以下のような関連するコンポーネントを含むデプロイメントで構成されるワークスペースの作成をオーケストレーションします。
- ConfigMap
- service
- endpoint
- ingress/route
- Secret
- PV
CodeReady Workspaces ワークスペースは Web アプリケーションです。これは、エディター、言語の自動補完、デバッグツールなどの最新の IDE のすべてのサービスを提供するコンテナーで実行されるマイクロサービスで構成されます。IDE サービスは、OpenShift リソースとして定義されるコンテナーおよびユーザーランタイムアプリケーションにパッケージ化された開発ツールでデプロイされます。
CodeReady Workspaces ワークスペースのプロジェクトのソースコードは、OpenShift PersistentVolume
で永続化されます。マイクロサービスは、ソースコード(IDE サービス、開発ツール) への読み取り/書き込みアクセスを持つコンテナー内で実行され、ランタイムアプリケーションはこの共有ディレクトリーへの読み取り/書き込みアクセスがあります。
以下の図は、CodeReady Workspaces ワークスペースの詳細なコンポーネントを示しています。
図1.3 CodeReady Workspaces ワークスペースコンポーネント
この図では、実行中のワークスペースが 3 つあります。2 つは User A に属し、もう 1 つは User C に属します。4 つ目のワークスペースは、プラグインブローカーがワークスペース設定を検証および完了する場所でプロビジョニングされます。
devfile 形式を使用して、CodeReady Workspaces ワークスペースのツールおよびランタイムアプリケーションを指定します。