5.3.4. 制限された環境での CLI 管理ツールを使用した CodeReady Workspaces のアップグレード

本セクションでは、制限された環境で CLI 管理ツールを使用して Red Hat CodeReady Workspaces をアップグレードする方法を説明します。

前提条件

手順

  1. CodeReady Workspaces 2.12 インスタンスで実行中のすべてのワークスペースで、変更を保存し、Git リポジトリーに再度プッシュします。
  2. CodeReady Workspaces 2.12 インスタンスのすべてのワークスペースを停止します。
  3. 以下のコマンドを実行します。

    $ crwctl server:update --che-operator-image=<image-registry>/<organization>/crw-2-rhel8-operator:2.13 -n openshift-workspaces
    • <image-registry>: 制限された環境でアクセス可能なコンテナーイメージレジストリーのホスト名およびポート。
    • <organization>: container-image レジストリーの組織。「プライベートレジストリーの準備」 を参照してください。

検証手順

  1. CodeReady Workspaces インスタンスに移動します。
  2. 2.13 のバージョン番号がページの下部に表示されます。
注記

低速なシステムまたはインターネット接続の場合は、--k8spodwaittimeout=1800000 フラグオプションを crwctl server:update コマンドに追加し、Pod のタイムアウト期間を 1800000 ms 以上に拡張します。