6.6. npm アーティファクトリポジトリーの使用
JavaScript プログラミング言語の npm (Node Package Manager)パッケージマネージャーは、 npmrc
ファイルに値を書き込むことで、npm config
コマンドを使用して設定されます。ただし、設定値は、NPM_CONFIG_
で始まる環境変数を使用して設定することもできます。
Red Hat CodeReady Workspaces で使用される Typescript プラグインはアーティファクトをダウンロードしません。dev-machine コンポーネントで npm を設定するだけで十分です。
設定には、以下の環境変数を使用します。
-
アーティファクトリポジトリーの URL は
NPM_CONFIG_REGISTRY
です。 -
ファイルから証明書を使用する場合は、
NODE_EXTRA_CA_CERTS
を使用します。
リポジトリーサーバーからサーバー証明書ファイルを取得します。管理者は、内部アーティファクトサーバーの証明書を OpenShift シークレットとして提供することができます( https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_codeready_workspaces/2.13/html-single/installation_guide/index#importing-untrusted-tls-certificates.adocを参照してください)。関連するサーバー証明書は、ワークスペース内のすべてのコンテナーの /public-certs
にマウントされます。
自己署名証明書で内部リポジトリーを使用する設定の例:
- mountSources: true endpoints: - name: nodejs port: 3000 memoryLimit: '512Mi' type: 'dockerimage' alias: 'nodejs' image: 'quay.io/eclipse/che-nodejs10-ubi:nightly' env: -name: NODE_EXTRA_CA_CERTS value: '/public-certs/nexus.cer - name: NPM_CONFIG_REGISTRY value: 'https://snexus-airgap.apps.acme.com/repository/npm-proxy/'