7.3. バックアップサーバーを使用するように crwctl を設定
次のセクションでは、crwctl ツールを使用して、特定のバックアップサーバーの環境変数を定義する方法を説明します。
手順
バックアップサーバータイプとサーバー URL を確認します。restic リポジトリードキュメント は参考として使用してください。
URL は
-r
パラメーターで指定するか、BACKUP_REPOSITORY_URL
環境変数を使用して定義できます。バックアップリポジトリーのパスワードを取得または作成します。
パスワードは、
-p
パラメーターで指定するか、BACKUP_REPOSITORY_PASSWORD
環境変数を使用して定義できます。警告バックアップデータは、このパスワードで暗号化されます。バックアップリポジトリーのパスワードが失われると、データが失われます。
選択した バックアップサーバータイプに、以下の環境変数を設定します。
- REST
-
任意の認証が有効な場合は、
REST_SERVER_USERNAME
およびREST_SERVER_PASSWORD
環境変数をエクスポートします。 - AWS S3
-
AWS ユーザー認証情報で
AWS_ACCESS_KEY_ID
およびAWS_SECRET_ACCESS_KEY
環境変数をエクスポートします。 - SFTP
パスワードなしのログインの場合は、対応する SSH 鍵を持つファイルへのパスを保持する
SSH_KEY_FILE
環境変数をエクスポートするか、--ssh-key-file
パラメーターを指定します。または、SSH キー自体を保持する
SSH_KEY
環境変数を使用することもできます。
--backup-server-config-name
パラメーターまたは BACKUP_SERVER_CONFIG_NAME
環境変数を使用して、バックアップサーバー設定オブジェクトを直接参照することができます。この場合、上記のすべての設定は必要ありません。詳細は、「カスタムリソースを使用したバックアップの管理」 を参照してください。