7.3.2. ワークスペースのランタイムパフォーマンスの改善

十分な CPU リソースを提供する

プラグインは CPU リソースを消費します。たとえば、プラグインが IntelliSense 機能を提供する場合、CPU リソースを増やすと、パフォーマンスが向上する可能性があります。

devfile 定義 devfile.yaml の CPU 設定が正しいことを確認します。

apiVersion: 1.0.0

components:
  -
    type: chePlugin
    id: id/of/plug-in
    cpuLimit: 1360Mi 1
    cpuRequest: 100m 2
1
プラグインの CPU 制限を指定します。
2
プラグインの CPU 要求を指定します。
十分なメモリーを提供する

プラグインは CPU およびメモリーリソースを消費します。たとえば、プラグインが IntelliSense 機能を提供する場合、データを収集すると、コンテナーに割り当てられるすべてのメモリーを消費する可能性があります。

プラグインにより多くのメモリーを提供することで、パフォーマンスを改善できます。以下のメモリー設定が正しいことを確認します。

  • プラグイン定義: meta.yaml ファイル
  • devfile 定義: devfile.yaml ファイル

    apiVersion: v2
    
    spec:
      containers:
        - image: "quay.io/my-image"
          name: "vscode-plugin"
          memoryLimit: "512Mi" 1
      extensions:
        - https://link.to/vsix
    1
    プラグインのメモリー制限を指定します。

    devfile 定義 (devfile.yaml)

    apiVersion: 1.0.0
    
    components:
      -
        type: chePlugin
        id: id/of/plug-in
        memoryLimit: 1048M  1
        memoryRequest: 256M
    1
    このプラグインのメモリー制限を指定します。
より適切なストレージタイプの選択
I/O の速度を上げるために、一時ストレージまたは非同期ストレージを使用します。ストレージタイプの設定を参照してください。