8.4. CodeReady Workspaces での OpenShift Connector を使用したコンポーネントの作成
OpenShift のコンテキストでは、Component (コンポーネント) および Service (サービス) は、Application (アプリケーション) に保存する必要のある基本的な構造です。これは、読みやすさの向上のために、デプロイ可能なアセットを仮想フォルダーに編成する OpenShift プロジェクトの一部です。
本章では、OpenShift Connector プラグインを使用して OpenShift コンポーネントを CodeReady Workspaces で作成し、それらを OpenShift クラスターにプッシュする方法を説明します。
前提条件
- CodeReady Workspaces の実行中のインスタンスがある。CodeReady Workspaces のインスタンスをインストールするには、CodeReady Workspaces のインストールを参照してください。
- ユーザーは、OpenShift Connector プラグインを使用して OpenShift クラスターにログインしている。
手順
- OpenShift Connector パネルで、赤い OpenShift アイコンがある行を右クリックし、New Project を選択します。
- プロジェクトの名前を入力します。
- 作成したプロジェクトを右クリックし、New Component を選択します。
プロンプトが表示されたら、コンポーネントを保存できる新規 OpenShift アプリケーションの名前を入力します。
コンポーネントのソースの以下のオプションが表示されます。
Git リポジトリー
これにより、Git リポジトリー URL を指定し、ランタイムの意図されるリビジョンを選択することを求めるプロンプトが出されます。
バイナリーファイル
これにより、ファイルエクスプローラーからファイルを選択することを求めるプロンプトが出されます。
ワークスペースディレクトリー
これにより、ファイルエクスプローラーからフォルダーを選択することを求めるプロンプトが出されます。
- コンポーネントの名前を入力します。
- コンポーネントタイプを選択します。
- コンポーネントタイプのバージョンを選択します。
- コンポーネントが作成されます。コンポーネントを右クリックし、New URL を選択して、選択したコンポーネントの名前を入力します。
コンポーネントは OpenShift クラスターにプッシュできる状態になります。これを実行するには、コンポーネントを右クリックして Push を選択します。
コンポーネントはクラスターにデプロイされます。右クリックして、デバッグやブラウザーで開くなどの追加のアクションを選択します (これにはポート
8080
が公開されている必要があります)。