7.2. 永続ボリュームのバックアップ
永続ボリューム (PV) は、ローカルのハードドライブのデスクトップ IDE 用にワークスペースのデータを保存する方法と同様に、CodeReady Workspaces ワークスペースデータを保存します。
データの損失を防ぐには、PV を定期的にバックアップします。PV を含む OpenShift リソースのバックアップおよび復元には、ストレージに依存しないツールを使用することが推奨されます。
7.2.1. 推奨されるバックアップツール: Velero
Velero は、OpenShift アプリケーションおよびそれらの PV をバックアップするオープンソースツールです。Velero を使用すると、以下を実行できます。
- クラウドまたはオンプレミスでデプロイします。
- データ損失が発生した場合にクラスターをバックアップし、復元します。
- クラスターリソースを他のクラスターに移行します。
- 実稼働クラスターを開発およびテスト用に複製します。
注記
または、基礎となるストレージシステムに依存するバックアップソリューションを使用できます。たとえば、Gluster や Ceph 固有のソリューションなどがこれに含まれます。