第11章 物理サーバーの健全性を監視するためのアラートの作成
メモ: このアラートが正しく機能するためには、まず CloudForms で SMTP の設定を行う必要があります。『CloudForms General Configuration』の「Outgoing SMTP Email Settings」セクションに記載の手順に従ってください。
CloudForms には、物理サーバーに関する設定可能なアラートが用意されています。アラートに割り当てられたサーバーのヘルスステータスが正常ではない場合に、警告メールが送信されます。このアラートを使用して、サーバーのヘルスステータスが正常ではないことを IT 管理者に通知することができます。これにより、管理者は問題を調査し、ダウンタイムが発生する前にその問題を解決することができます。
このアラートを有効にするには、物理サーバーのアラートプロファイルを作成し、サーバーをそのプロファイルに割り当て、プロファイルに関連付けられるアラートを設定する必要があります。
11.1. ステップ 1: 物理サーバーのアラートプロファイルの作成
- コントロール > エクスプローラー の順に移動します。
- アラートプロファイル > 物理サーバーのアラートプロファイル の順にクリックします。
- トップメニューで 構成 > 新規物理サーバーのアラートプロファイルの追加 の順にクリックします。
- 説明 フィールドに説明を入力します。
- 利用可能な物理サーバーのアラート リストから Physical server has critical health state を選択し、> ボタンをクリックして右側の プロファイルアラート リストに追加します。
- 追加 をクリックします。
11.2. ステップ 2: アラートプロファイルへのサーバーの割り当て
- アラートプロファイル > 物理サーバーのアラートプロファイル > プロファイル名 の順にクリックします。ここで、プロファイル名 は前のステップで作成した物理サーバーアラートプロファイルの名前です。
- 構成 > このアラートプロファイルの割り当ての編集 の順にクリックします。
- 割り当て先 ドロップダウンメニューから 選択したサーバー を選択します。
- 選択 リストで、プロファイルに割り当てるサーバーの横にあるチェックボックスを選択します。
- 保存 をクリックします。
11.3. ステップ 3: アラートプロファイルに関連付けられるアラートの設定
- アラートプロファイル > 物理サーバーのアラートプロファイル > プロファイル名 > Physical server has critical health state の順にクリックします。ここで、プロファイル名 は前のステップで作成した物理サーバーアラートプロファイルの名前です。
- トップメニューで 構成 > このアラートの編集 の順にクリックします。
- アクティブ チェックボックスを選択してアラートを有効にします。
- オプションとして、通知頻度 ドロップダウンメニューから新しい値を選択して通知の頻度を下げます。デフォルトの頻度は 1 時間です。
- メールの送信 チェックボックスが選択されていることを確認します。
- オプションとして、送信元 フィールドに値を入力します。デフォルトでは、アドレスに cfadmin@cfserver.com が使用されます。
- 追加 (手動入力) フィールドにアラート通知を受け取るメールアドレスを入力し、続いて + ボタンをクリックします。メールアドレスが 宛先 フィールドに表示されます。
- 保存 をクリックします。
割り当てられたサーバーが 1 時間ごとに確認され、割り当てられたサーバーのいずれかのヘルスステータスがクリティカルである場合に、通知メールが送信されます。