第3章 要求を使用する作業

3.1. プロビジョニング要求の承認メソッド

本章では、異なる承認メソッドについて説明します。要求は、Red Hat CloudForms コンソールで手動で承認することができます。自動承認を設定するには、自動化エクスプローラー でオプションを設定するか、外部メソッドを使用します。 2348 外部メソッドを使用する場合には、承認は実際には外部のシステムで行われ、直接送信され、実行されます。本章では、 Red Hat CloudForms コンソールで要求を確認/編集する方法、要求の承認方法、および自動承認パラメーターの設定方法について説明します。

3.2. プロビジョニング要求を使用する作業

プロビジョニング要求を送信した後には、適切な権限がある場合には要求をコピー、編集、削除、承認、または拒否することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123要求 99 の場合は、要求 ID 123000000000099 となります。

3.2.1. プロビジョニング要求のステータスのリロード

  1. サービス要求 に移動します。
  2. 2106 (現在の表示のリロード) をクリックします。

3.2.2. プロビジョニング要求の承認

ユーザーがプロビジョニング要求を作成した後には、管理者がその要求を承認して、Red Hat CloudForms が仮想マシンまたはインスタンスの作成を完了することを許可することができます。

  1. サービス要求 に移動します。
  2. 承認する要求をクリックします。
  3. 承認の 理由 を入力します。
  4. 1852 (この要求を承認する) をクリックします。

3.2.3. プロビジョニング要求の拒否

  1. サービス要求 に移動します。
  2. 拒否する要求をクリックします。
  3. 拒否の 理由 を入力します。
  4. 2009 (この要求の拒否) をクリックします。

3.2.4. プロビジョニング要求のコピー

  1. サービス要求 に移動します。
  2. コピーする要求をクリックします。
  3. 1859 (元の要求のコピー) をクリックします。
  4. 要求に変更を加えます。
  5. 送信 をクリックします。

ログイン中のユーザーが要求者と同じでない場合や、要求がすでに承認または拒否されている場合には、その要求を編集または削除することはできません。

3.2.5. プロビジョニング要求の編集

  1. サービス要求 に移動します。
  2. 編集する要求をクリックします。
  3. 1851 (元の要求の編集) をクリックします。
  4. 要求に変更を加えます。
  5. 送信 をクリックします。

3.2.6. プロビジョニング要求の削除

  1. サービス要求 に移動します。
  2. 削除する要求をクリックします。
  3. 1861 (この要求の削除) をクリックします。
  4. OK をクリックして確定します。

3.2.7. 要求の自動承認

プロビジョニング要求を自動的に承認するための閾値を設定して、手動で要求を承認する手間を省くことができます。これは、グローバルデフォルトまたはテンプレートごとに設定することができます。

3.2.7.1. 自動承認のためのグローバルデフォルトの有効化

デフォルトの承認値のグローバルセットを有効にするには、自動化エクスプローラー をクリックしてから、アコーディオンメニューで DOMAINCloud|InfrastructureVMProvisioningStateMachinesProvisionRequestApproval に移動し、デフォルトのインスタンスを編集します。このインスタンス内のパラメーターは、同じクラス内のメソッドで使用されます。デフォルトでは、プロビジョニングで自動承認できる仮想マシン/インスタンスの最大数は 1 となっています。仮想マシンの最大数をチェックしないようにするには、このフィールドを 0 に設定します。また、手動の承認を強制するには、このフィールドを -1 に設定します。すべてのパラメーターが検証されるようにするには、少なくともこのパラメーターを変更する必要があります。

  1. 自動化エクスプローラー に移動します。
  2. アコーディオンメニュー下のツリーを使用して、DOMAINCloudVMProvisioningStateMachinesProvisionRequestApproval Class の順でクリックします。

    注記

    DOMAIN は、ロックされた ManageIQ ドメインではなく、ユーザー定義のドメインである必要があります。必要な場合には、ManageIQ ドメインからカスタムドメインにクラスをコピーすることができます。

    上記の例では、Cloud 名前空間を使用していますが、Infrastructure 名前空間を使用することもできます。

  3. 1847 (構成) をクリックしてから 1851 (このインスタンスの編集) を選択します。 6280

    注記

    以下に記載した値以外は変更しないでください。他の値を変更してしまうと、自動承認プロセスが実行されなくなる可能性があります。

    • プロビジョニング要求を自動的に承認できる CPU 数を設定するには、max_cpus を使用します。
    • プロビジョニング要求を自動承認する仮想マシン/インスタンスの最大数を設定するには、max_vms を使用します。この値を空欄にした場合には、要求の自動承認は行われません。
    • プロビジョニング要求で自動承認する許容最大メモリーを設定するには、max_memory を使用します。
    • プロビジョニング要求で自動承認する仮想マシン/インスタンスのリタイア期間の最大日数を設定するには max_retirement_days を使用します。
    • 値を空欄または 0 に指定すると、このパラメーターは無視されます。
  4. 保存 をクリックします。

自動承認のための閾値が設定されました。次回にプロビジョニング要求を作成すると、これらの閾値がチェックされ、要件を満たしている場合には、プロビジョニング要求はユーザーの介入なしに承認されます。

3.2.7.2. テンプレート固有の承認デフォルト値

Red Hat CloudForms は、テンプレートまたはイメージ毎にデフォルトの自動承認値を設定するのに使用可能なタグを提供しています。これらの値は、自動化 モデルの値に優先します。これらのタグを使用すると、全プロビジョニング要求を手動で承認する必要がなくなります。自動承認を有効化するには、タグをテンプレートまたはイメージに直接割り当ててください。

カテゴリーの表示名 (名前)用途 (サンプル値)

自動承認する最大 CPU (prov_max_cpus)

単一のプロビジョニング要求で自動承認する最大の CPU 数を設定します。サンプル値: 1、2、3、4、5

自動承認する最大メモリー容量 (prov_max_memory)

単一のプロビジョニング要求で自動承認する最大のメモリー容量 (GB 単位) を設定します。(サンプル値: 1、2、3、4、5)

自動承認するリタイア期間の最大日数 (prov_max_retirement_days)

単一のプロビジョニング要求で自動承認する最大日数を設定します。(サンプル値: 30、60、90、180)

自動承認する最大仮想マシン数 (prov_max_vms)

単一のプロビジョニング要求で自動承認する最大の仮想マシン数を設定します。(サンプル値: 1、2、3、4、5)

3.2.7.3. テンプレートへの自動承認タグの割り当て

  1. コンピュートインフラストラクチャー仮想マシン に移動します。
  2. テンプレート のアコーディオンをクリックして、タグ付けするテンプレートを選択します。
  3. 1941 (ポリシー) をクリックして 1851 (タグの編集) を選択します。
  4. 最初のドロップダウンリストからカスタマータグを選択して、そのタグの値を指定します。

特定のテンプレートの自動承認のための閾値が設定されました。次回にこのテンプレートのプロビジョニング要求を作成すると、これらの閾値がチェックされ、要件を満たしている場合には、プロビジョニング要求はユーザーの介入なしに承認されます。

3.2.7.4. プロビジョニングの通知用メールアドレスの設定

Red Hat CloudForms には、プロビジョニング用の自動化インスタンスのセットが含まれています。これらの自動化インスタンスには、要求などのプロビジョニングの通知の送信者と受信者を設定するメールのフィールドも含まれています。これらのフィールドは、デフォルトでは evmadmin@company.com に設定されます。

  1. 自動化エクスプローラー に移動します。
  2. 次の名前空間を選択します: DOMAINCloudVMProvisioningEmail

    注記

    DOMAIN は、ロックされた ManageIQ ドメインではなく、ユーザー定義のドメインである必要があります。必要な場合には、ManageIQ ドメインからカスタムドメインにクラスをコピーすることができます。

    上記の例では、Cloud 名前空間を使用していますが、Infrastructure 名前空間を使用することもできます。

  3. 選択したクラス内でインスタンスを 1 つ選びます。
  4. 1847 (構成) をクリックして 1851 (このインスタンスの編集) を選択します。
  5. to_email_address および from_email_addressのフィールドに必要なメールアドレスを入力します。
  6. 保存 をクリックします。

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