第2章 プロビジョニング要求

プロビジョニング要求を実行する際には、以下のオプションを指定することができます。

  • 所有者の設定 (LDAP ルックアップを使用して設定可能)
  • 目的の割り当て (タグ)
  • 新規仮想マシン/インスタンスを作成するベースとなるテンプレートまたはイメージの選択
  • 配置の選択
  • ハードウェア要件の設定
  • vLAN の指定
  • ゲストオペレーティングシステムのカスタマイズ
  • プロビジョニングのスケジュール 2315

2.1. 仮想マシンとインスタンスのプロビジョニング要件

Red Hat CloudForms は、VMware ESX ホスト/ハイパーバイザーのプロビジョニングをサポートしています。VMware プロバイダーから仮想マシンをプロビジョニングするには、自動化エンジンのロールが有効なアプライアンスが必要です。

Windows のテンプレートを使用する場合には、以下の設定が必要です。

  • オペレーティングシステム内部の設定をカスタマイズするには、vCenter コンピューター上の適切なディレクトリーに Sysprep をコピーする必要があります。通常、このディレクトリーの場所は C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\sysprep です。Sysprep ツールを適切なオペレーティングシステムのサブディレクトリーにコピーします。標準の Win2008 オペレーティングシステムを実行している場合には、Sysprep はすでに標準で含まれているので、このステップは必要ありません。
  • Windows のテンプレートには、ESX Server 向けの最新バージョンの VMware ツールが必要です。管理者アカウントの新規パスワードを作成する場合には、テンプレートでは管理者パスワードを空白にしておく必要があります。これは、Microsoft Sysprep の制限です。

カスタマイズ要件の完全な一覧は、VMware のマニュアルを参照してください。

2.2. Red Hat Virtualization Manager から仮想マシンをプロビジョニングする場合の要件

項目要件

Red Hat Virtualization Manager バージョン 3.0 以降

Red Hat Virtualization Manager が API とともにデフォルトの場所 (https://server:8443/api) に適切にインストールされていること。

Red Hat Virtualization Manager 履歴データベース

Red Hat Virtualization Manager Data Warehouse (DWH) が適切にインストール済みで、Red Hat Virtualization Manager サーバー上で PostgreSQL データベースにアクセス可能であること。また、iptables でポート 5432 が開放されていること。

pg_hba.conf で Red Hat CloudForms アプライアンスに md5 認証が許可されていること。

postgresql.conf で PostgreSQL が *:5432 上の接続をリッスンするように設定されていること。

Red Hat CloudForms UI で使用する認証情報をデータベースの設定時に指定済みであること。

Red Hat CloudForms Virtual Machine Analysis でサポートされているストレージ

NFS: Red Hat CloudForms サーバーが NFS ストレージドメインをマウント可能であること。

iSCSI / FCP: クラスターには、(Red Hat Virtualization Host ではなく) 完全な Red Hat Enterprise Linux ホストを使用していること。

DirectLUN フックが各ホストにインストールされ、Red Hat Virtualization Manager に登録済みであること。

このストレージタイプでは、各クラスターに Red Hat CloudForms アプライアンスが実装されていること。

Red Hat CloudForms アプライアンス仮想マシンコンテナーには、DirectLUN 属性が設定されていること。

ローカルストレージ: 未サポート (このタイプは、単一障害点となるため、Red Hat では推奨していません)

2.3. PXE プロビジョニング

PXE とは、ネットワークリンクを介してファイルを読み込むことができるブートの方法です。Red Hat CloudForms では、この方法を仮想マシンのプロビジョニングに必要なファイルに使用します。PXE は、Red Hat Virtualization Manager と VMware のいずれのプロビジョニングでも使用することができます。

主要なステップ

  1. PXE サーバー に接続します。
  2. システムイメージタイプ を作成します。
  3. PXE イメージをイメージタイプに関連付けます。
  4. カスタマイズテンプレートを作成します。

PXE プロビジョニングの要件

  • 必要な PXE を実装した DHCP サーバー
  • Linux 仮想マシンプロビジョニングのための PXE 実装
  • PXE サーバー上でファイルを作成/変更するための NFS または SAMBA の読み取り/書き込みアクセス
  • Red Hat CloudForms Server は NFS マウントを使用して応答ファイルの読み取りおよび書き込みを行います。
  • NFS 共有の場所への HTTP 読み取りアクセス。仮想マシンは、この URL を使用して PXE イメージとキックスタート/Cloud-Init 設定ファイルにアクセスします。
  • PXE サーバーからストリーミング可能なオペレーティングシステムのインストールメディア
  • 必要なオペレーティングシステム用に設定されたイメージ
  • オペレーティングシステムを必要なパッケージで設定するためのキックスタートまたは Cloud-Init のテンプレート

Linux 仮想マシンをプロビジョニングするための追加の要件

  • HTTP で利用可能な Linux ディストリビューションカーネルと ramdisk
  • HTTP で利用可能な Linux リソース
  • このカーネルをブートするサンプルの PXE メニュー

Windows 仮想マシンをプロビジョニングするための追加の要件

  • rhev-agent-tools (RHV-M 環境向け) を使用してビルドされ、Windows のソースファイルおよび Sysprep ファイル用の共有をマウントするように設定済みで、かつカスタマイズスクリプトを実行するように設定されている WinPE ISO
  • オペレーティングシステムがインストール済みで、Sysprep で設定済みの Windows ベースの WIM ファイル
  • オペレーティングシステムで使用するサンプル Sysprep 無人セットアップ ファイル
  • WinPE ISO をダウンロードして memdisk 内にマウントし、WinPE 環境にブートするサンプルの PXE メニュー項目

2.3.1. PXE サーバーへの接続

以下の手順では、PXE サーバーに接続して、詳細情報を Red Hat CloudForms に追加します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規 PXE サーバーの追加) を選択します。
  3. 基本情報 の画面で、お使いの環境内で意味のある 名前 を入力します。 2316
  4. デポタイプ には、Network File System (NFS) または Samba を選択します。このダイアログの入力フィールドは、デポタイプ によって異なります。

    • NFS の場合には、URIAccess URLPXE ディレクトリーWindows イメージディレクトリー カスタマイズディレクトリー のフィールドに必要な情報を入力します。PXE ディレクトリー は、プロビジョニングを実行する際に Red Hat CloudForms がテキストファイルを書き込む場所です。このファイルは、仮想マシンに割り当てられた NIC の MAC アドレスを基に命名され、内容にはカーネルとinitrd イメージの取得先が記述されます。プロビジョニングが成功した後には、このファイルは削除されます。Windows イメージディレクトリー は、Windows オペレーティングシステムをプロビジョニングする場合に NFS 上でファイルが配置される場所です。カスタマイズディレクトリー は、キックスタートファイルと Sysprep ファイルを格納する場所です。
    • デポタイプSamba を選択した場合には、アクセス URL は必要ありませんが、NFS の必須項目に加えて、ユーザー IDパスワード も必要となります。
  5. PXE イメージメニュー には、PXE ブートメニューの ファイル名 を入力します。
  6. 追加 をクリックします。
  7. 左側のツリーから新規 PXE サーバーを選択して、 1847 (構成) をクリックして 2003 (更新) をクリックすると、既存のイメージが表示されます。

次に、カスタマイズテンプレートに関連付ける PXE イメージタイプを作成し、イメージタイプが仮想マシン、ホスト、それらの両方であるかを指定します。

2.3.2. PXE 用のシステムイメージタイプの作成

以下の手順では、PXE サーバー用のシステムイメージを作成します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. システムイメージタイプ のアコーディオンをクリックします。 2318
  3. 1847 (構成) をクリックして、 1848 (新規システムイメージタイプの追加) を選択します。
  4. 基本情報 の画面で、名前 を入力して、タイプ を選択します。 2317

    • このイメージタイプをホストのみに適用する場合には、ホスト を選択します。
    • このイメージタイプを仮想マシンのみに適用する場合には、仮想マシン を選択します。
    • このイメージタイプをホストまたは仮想マシンのいずれにも使用できるようにする場合には 任意 を選択します。
  5. 追加 をクリックします。

システムイメージタイプを作成した後には、PXE サーバー上の各イメージにタイプを割り当てます。この操作を行うには、PXE サーバー上のイメージを選択して、そのタイプを特定します。

2.3.3. PXE イメージ向けの PXE イメージタイプの設定

以下の手順では、選択した PXE イメージ用のイメージタイプを設定します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. PXE サーバー のアコーディオンをクリックして、タイプを設定するイメージを選択します。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1851 (この PXE イメージの編集) を選択します。
  4. 基本情報 のセクションで正しいタイプを選択します。この PXE イメージを、Windows のブート環境 に使用する場合には、Windows ブート環境 にチェックを付けます。本ガイドの執筆時点では、Windows ブート環境 で特定できる PXE イメージは 1 つのみとなっているため、1 つのイメージを Windows ブート環境 として選択すると、他の PXE イメージの選択は解除されます。 2319 保存 をクリックします。 2320

2.4. ISO のプロビジョニング

Red Hat CloudForms では、Red Hat Virtualization Manager データストアからの ISO プロビジョニングを行うこともできます。この機能を使用するには、プロビジョニング要求を実行する前に以下の準備をしておく必要があります。

  1. ISO データストア を追加します。Red Hat Virtualization Manager システムはがすでに検出済みか、VMDB に追加されている必要があります。詳しくは、『Managing Providers』「Red Hat Enterprise Virtualization Manager プロバイダーの追加」のセクションを参照してください。
  2. ISO データストア を更新します。
  3. システムイメージタイプ を作成します。
  4. ISO イメージタイプ を設定します。
  5. カスタマイズテンプレートを 作成 します。

2.4.1. ISO データベースの追加

以下の手順では、Red Hat Virtualization 環境から ISO データストアを追加します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. ISO データハウス のアコーディオンをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規 ISO データストアの追加) を選択します。
  4. ISO データストアをホストしているクラウドまたはインフラストラクチャープロバイダーを選択します。
  5. 追加 をクリックします。

ISO データストアが Red Hat CloudForms に追加されました。

2.4.2. ISO データストアの更新

以下の手順では、選択した ISO データストアをリフレッシュして、利用可能な ISO で Red Hat CloudForms を更新します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. ISO データストア のアコーディオンをクリックして、ISO データストアを選択します。
  3. 1847 (構成) をクリックして 2003 (リレーションシップの更新) を選択します。

2.4.3. ISO 用のシステムイメージタイプの作成

以下の手順では、ISO サーバー用のシステムイメージを作成します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. システムイメージタイプ のアコーディオンをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規システムイメージタイプの追加) を選択します。
  4. 基本情報 の画面で、名前 を入力して、タイプ を選択します。 2317

    • このイメージタイプをホストのみに適用する場合には、ホスト を選択します。
    • このイメージタイプを仮想マシンのみに適用する場合には、仮想マシン を選択します。
    • このイメージタイプをホストまたは仮想マシンのいずれにも使用できるようにする場合には 任意 を選択します。
  5. 追加 をクリックします。 2322

システムイメージタイプを作成した後には、ISO サーバー上の各イメージにタイプを割り当てます。この操作を行うには、ISO サーバー上のイメージを選択して、そのタイプを特定します。

2.4.4. ISO イメージ向けの PXE イメージタイプの設定

以下の手順では、選択した ISO イメージ用のイメージタイプを設定します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. ISO データストア のアコーディオンをクリックして、タイプを設定するイメージを選択します。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1851 (この ISO イメージの編集) を選択します。
  4. 基本情報 の画面で、正しい タイプ を選択します。 2323
  5. 保存 をクリックします。

2.5. 仮想マシンおよびインスタンスのプロビジョニング用のカスタマイズテンプレート

オペレーティングシステムの初期読み込みのための キックスタートCloud-Init、または Sysprep のファイルを提供するカスタマイズテンプレートを追加します。

Cloud-Init の要件

  • Red Hat Virtualization を使用してテンプレートを作成する場合には、ベースとなる仮想マシンに cloud-init パッケージをインストールしてください。これにより、Cloud-Init が有効化され、そのテンプレートをベースにビルドされた仮想マシンの起動時に、source コマンドで設定スクリプトが実行されます。
  • Red Hat Virtualization 環境における Cloud-init の使用に関する情報は、Red Hat Virtualization 『管理ガイド』「Cloud-Init を使用した仮想マシンの設定の自動化」のセクションを参照してください。
  • スクリプトのサンプルは、Cloud-Init Documentation の Web サイトを参照してください。

ISO プロビジョニングのためのキックスタート要件

  • キックスタート ファイルには、ks.cfg という名前を付ける必要があります。
  • プロビジョニング完了時に、新しい仮想マシンが電源オフの状態となるように設定します。
  • CloudForms は、Red Hat Virtualization の仮想マシンのペイロード機能を使用して、選択したカスタマイズテンプレートからのデータを格納するフロッピーディスクを作成する必要があります。
  • インストーラーをカスタマイズして、フロッピーディスクペイロードに書き込むデータを追加します。

例2.1 以下のように変更を加えた RHEL ISO

  • isolinux.cfg: ks=cdromappend の行に追加します。
  • ks.cfg: このファイルには、最小で以下のような内容を記載する必要があります。
### Pre Install Scripts
%pre

# Mount the floppy drive
modprobe floppy
mkdir /tmp/floppy
mount /dev/floppy /tmp/floppy
%end

# Include ks.cfg file from the floppy (written by CFME based on selected customization template)
%include /tmp/floppy/ks.cfg

2.6. 仮想マシンおよびインスタンスのプロビジョニング用のカスタマイズスクリプトの追加

カスタマイズのタイプ追加の理由スクリプトのエントリー

キックスタート

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから値を取得して、スクリプト内で置き換えます。

Configure Networking based on values from provisioning dialog <% if evm[:addr_mode].first == 'static' %> <% network_string = "network --onboot yes --device=eth0 --bootproto=static --noipv6" %> <% ["ip", :ip_addr, "netmask", :subnet_mask, "gateway", :gateway, "hostname", :hostname, "nameserver", :dns_servers].each_slice(2) do |ks_key, evm_key| %> <% network_string << " --{ks_key} #{evm[evm_key]}" unless evm[evm_key].blank? %> <% end %> <%= network_string %> <% else %> network --device=eth0 --bootproto=dhcp <% end %>

キックスタート

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから root パスワードを暗号化します。

rootpw --iscrypted <%= MiqPassword.md5crypt(evm[:root_password]) %>

キックスタート

プロビジョニングのステータスを Red Hat CloudForms Server を送り返して、Red Hat CloudForms コンソールで表示します。

 

Sysprep

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから root パスワードを暗号化します。 AdministratorPassword の行には、プロビジョニングダイアログ からのパスワードを使用するように入力する必要があります。

<UserAccounts> <AdministratorPassword> <Value><%= MiqPassword.sysprep_crypt(evm[:root_password]) %></Value> <PlainText>false</PlainText> </AdministratorPassword> </UserAccounts>

2.7. カスタマイズテンプレートの追加

  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. カスタマイズテンプレート のアコーディオンをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規カスタマイズテンプレートの追加) を選択します。
  4. 基本情報名前説明 を入力します。 2324
  5. イメージタイプ を選択します。これには、作成した PXE イメージタイプを指定する必要があります。
  6. タイプ では、Linux ベースのシステムの場合には Kickstart または CloudInit を、Windows ベースのシステムの場合には Sysprep を選択してください。
  7. スクリプト のセクションには、他のソースからのスクリプトを貼り付けるか、Red Hat CloudForms インターフェースに直接スクリプトを入力してください。
  8. 追加 をクリックします。

デフォルトのダイアログには、プロビジョニング用に設定可能なすべてのパラメーターが表示されます。オプションを制限する場合は、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

2.8. 仮想マシンのプロビジョニング

Red Hat CloudForms では、3 タイプのプロビジョニング要求を使用することができます。

  1. テンプレートを使用した新規仮想マシンのプロビジョニング
  2. 仮想マシンのクローン作成
  3. テンプレートへの仮想マシンのパブリッシュ

2.8.1. テンプレートをベースとする仮想マシンのプロビジョニング

仮想マシンはさまざまな方法でプロビジョニングすることができます。その 1 つとして、プロバイダーに保管してあるテンプレートをベースに仮想マシンをプロビジョニングする方法があります。

重要

仮想マシンをプロビジョニングするには、「Automation Engine」ロールを有効にする必要があります。

テンプレートから仮想マシンをプロビジョニングする手順

  1. コンピュートインフラストラクチャー仮想マシン に移動します。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 1862 (仮想マシンのプロビジョニング) を選択します。
  3. 一覧からテンプレートを 1 つ選択します。
  4. 続行 をクリックします。
  5. Request タブで、プロビジョニング要求についての情報を入力します。

    2326

    要求情報 には、少なくとも および とメールアドレスを入力してください。このメールアドレスは、プロビジョニングの処理中に、自動承認、クォータ、プロビジョニング完了、リタイア、承認待ちの要求、拒否された要求などの項目についてのステータスをリクエスターに送信するのに使用されます。その他の情報はオプションです。Red Hat CloudForms サーバーが LDAP を使用するように設定されている場合には、検索 のボタンを使用すると、そのメールアドレスに基づいて、他のフィールドの情報を読み込むことができます。

    注記

    ラベルに「*」が付いているパラメーターは、プロビジョニング要求を送信するためには必須のパラメーターです。必要なパラメーターを変更するには、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

  6. Purpose タブをクリックして、プロビジョニングした仮想マシンに適したタグを選択します。
  7. Catalog タブをクリックして、プロビジョニングのベースにするテンプレートを選択します。このタブには、プロバイダーに応じて表示される内容が異なります。
  8. VMware プロバイダー上のテンプレートの場合: 2328

    1. Provision Type には VMware または PXE を選択します。

      1. VMware を選択した場合には、リンク済みクローン を選択して、完全なクローンではなく、その仮想マシンにリンクされているクローンを作成します。リンク済みクローンにはスナップショットが必要なため、このボックスはスナップショットが存在する場合にのみ有効化されます。リンク済みクローンに使用するスナップショットを選択してください。
      2. PXE を選択した場合には、プロビジョニングに使用する PXE サーバーイメージ を指定します。
    2. Count のフィールドでは、この要求で作成する仮想マシンの数を指定します。
    3. 名前 のセクションで、仮想マシンの名前と説明を指定します。複数の仮想マシンをプロビジョニングする場合には、仮想マシン名の末尾に番号が追加されます。
  9. Red Hat プロバイダー上のテンプレートの場合:

    1. 使用するテンプレートの 名前 を選択します。
    2. Provision Type には ISOPXENative Clone のいずれかを選択します。Cloud-Init テンプレートを使用する場合には、Native Clone を選択する必要があります。

      1. Native Clone を選択した場合は、リンク済みクローン を選択して、完全なクローンではなく、その仮想マシンにリンクされているクローンを作成します。これは、Red Hat Virtualization における シンテンプレートプロビジョニング に相当します。リンク済みクローンの作成にはスナップショットが必要なため、このボックスはスナップショットが存在する場合にのみ有効化されます。
      2. ISO を選択した場合には、プロビジョニングに使用する ISO イメージ を指定します。
      3. PXE を選択した場合には、プロビジョニングに使用する PXE サーバーイメージ を指定します。
    3. Count のフィールドでは、この要求で作成する仮想マシンの数を指定します。
    4. 名前 のセクションで、VM NameVM Description を指定します。複数の仮想マシンをプロビジョニングする場合には、仮想マシン名 の末尾に番号が追加されます。
  10. Environment タブをクリックして、新規仮想マシンを配置する場所を決定します。

    1. VMware 上のテンプレートからプロビジョニングする場合は、Choose Automatically にチェックマークを付けて Red Hat CloudForms に決定させるか、特定のクラスター、リソースプール、フォルダー、ホスト、データストアを選択します。データストア のセクションで必要事項を選択することにより、VMware の仮想マシンを、クラスター化されたデータストアに対してプロビジョニングすることも可能です。また、データストア 下で VMware 仮想マシンにストレージプロファイルを割り当て、そのデータストアからストレージプロファイルを使用して稼働するよう仮想マシンを設定することもできます。

      仮想マシンのプロビジョニング時には、読み取り専用のデータストアは除外される点に注意してください。

    2. Red Hat 上のテンプレートからプロビジョニングする場合には、Choose Automatically にチェックマークを付けて Red Hat CloudForms に決定させるか、データセンター、クラスター、ホスト、およびデータストアを選択します。
  11. Hardware タブをクリックしてハードウェアオプションを設定します。 provision vms

    1. Hardware のセクションでは、ソケット数、1 ソケットあたりのコア数、メモリー容量 (MB) を指定し、またディスク形式には、シンプロビジョニング、事前割り当て済み/シックプロビジョニング、またはプロビジョニングテンプレートと同じ形式 (デフォルト) のいずれかを設定します。
    2. VMware のプロビジョニングの場合には、仮想マシンが使用可能な CPU とメモリーを 仮想マシンの上限 で設定します。
    3. VMware のプロビジョニングの場合は、仮想マシンの予約 に CPU とメモリーの値を設定します。
  12. Network をクリックして、vLan アダプターを設定します。オペレーティングシステムの内部の追加のネットワーク設定は、Customize タブに表示されます。 2335

    1. ネットワークアダプター情報 のセクションで vLan を選択します。

      注記

      VMware 仮想マシンは、vLan の一覧から DVPortgroup を選択すると、このグループにプロビジョニングすることができます。Red Hat CloudForms で vLan 下に DVPortgroup が表示されるようにするには、仮想マシンをプロビジョニングする前に、VMware vCenter で vSphere Distributed Switch (VDS) 上にDVPortgroup を作成しておく必要があります。

  13. Customize をクリックして、新規仮想マシンのオペレーティングシステムをカスタマイズします。これらのオプションは、テンプレートのオペレーティングシステムによって異なります。 2336
  14. Windows のプロビジョニングの場合:

    1. プロバイダーからのカスタム仕様を使用するには、Specification をクリックします。適切なテンプレートを選択するには、カスタム仕様のセクションにある一覧からそのテンプレートを選択します。Red Hat CloudForms でサポートされている値が表示されます。

      注記

      Red Hat CloudForms コンソールの要求ダイアログに表示されない仕様の値は、Red Hat CloudForms では使用されません。たとえば、Windows オプションの場合、1 回実行の値が仕様に含まれていると、それらの値は新規仮想マシンの作成には使用されません。現在、Windows オペレーティングシステムの場合には、Red Hat CloudForms は自動 GUI、識別、ワークグループ情報、ユーザーデータ、Windows オプションをサポートしています。複数のネットワークカードが指定されている場合には、最初のネットワークカードのみが使用されます。

      2337

      仕様を変更するには、Override Specification Values を選択します。

    2. Sysprep Answer File を選択して、Sysprep ファイルをアップロードするか、そのテンプレートが属するプロバイダー上でカスタム仕様向けに存在している応答ファイルを使用します。ファイルをアップロードするには、Browse をクリックしてファイルを特定してからアップロードします。カスタム仕様 の応答ファイルを使用するには、その項目をクリックします。応答ファイルが自動的にアップロードされて、表示することができます。このファイルには変更を加えることはできません。
  15. Linux のプロビジョニングの場合:

    1. 認証情報 のセクションで、インスタンスにアクセスするための root ユーザーの Root Password を入力します。
    2. インスタンスの IP アドレス情報 を入力します。プロバイダーから IP アドレスを自動割り当てするには DHCP のままにします。
    3. 必要な場合には、インスタンスの DNS 情報を入力します。
    4. 追加のインスタンス設定用に カスタマイズテンプレート を選択します。アプライアンスに保管されているキックスタートまたは Cloud-Init のカスタマイズテンプレートから選択します。
  16. Schedule タブをクリックして、プロビジョニングの開始の設定を選択します。

    1. スケジュール情報 のセクションでは、プロビジョニングの開始の設定を選択します。Schedule を選択した場合には、日時を入力する必要があります。プロビジョニングの完了後にファイルが削除されないようにするには、Stateless を選択します。ステートレスのプロビジョニングは、ディスクへの書き込みを行わないので、次回のブート時には PXE ファイルが必要となります。
    2. ライフスパン のセクションでは、仮想マシン作成後に電源を投入するかどうかのオプションを選択し、リタイア日を設定します。リタイアの期間を選択した場合には、リタイアの警告の時期を指定する必要があります。 2338
  17. 送信 をクリックします。

承認を受けるために、プロビジョニング要求が送信されます。プロビジョニングを開始するには、管理者、承認者、スーパー管理者アカウントのロールが付与されたユーザーが要求を承認する必要があります。管理者および スーパー管理者のロールのあるユーザーは、要求を編集、削除、拒否することもできます。要求者または承認者のロールがある場合には、プロビジョニング要求を確認することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123 の要求 99 の要求 ID は 123000000000099 となります。

2.8.2. 仮想マシンのクローン作成

他のプロバイダーで仮想マシンをクローン作成することも可能です。

  1. コンピュートインフラストラクチャー仮想マシン に移動して、クローン作成する仮想マシンにチェックマークを付けます。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 2339 (選択した項目のクローン作成) を指定します。
  3. ダイアログに必要な情報を入力します。Catalog タブを必ずチェックしてください。
  4. Schedule タブで要求をスケジュールします。
  5. 送信 をクリックします。

2.8.3. テンプレートへの仮想マシンのパブリッシュ (VMware 仮想マシンのみ)

  1. コンピュートインフラストラクチャー仮想マシン に移動して、テンプレートとして公開する仮想マシンにチェックマークを付けます。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 2340 (選択した仮想マシンのテンプレートへの公開) を指定します。
  3. ダイアログに必要な情報を入力します。Catalog タブを必ずチェックしてください。
  4. Schedule タブで要求をスケジュールします。
  5. 送信 をクリックします。

2.9. インスタンスのプロビジョニング

クラウドインスタンスは、標準の仮想マシンインフラストラクチャーと同じプロセスをたどります (要求、承認、デプロイメント)。まず最初に、ユーザーがインスタンスの要求を実行して、イメージ、タグ、アベイラビリティーゾーン、ハードウェアプロファイルのフレーバーを指定します。次にその要求は承認段階を経て、最後に Red Hat CloudForms が要求を実行します。

2.9.1. イメージからの EC2 インスタンスのプロビジョニング

  1. コンピュートクラウドインスタンス に移動します。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 1862 (インスタンスのプロビジョニング) をクリックします。
  3. 表示されたリストからイメージを選択します。
  4. 続行 をクリックします。
  5. Request タブで、このプロビジョニング要求に関する情報を入力します。要求情報 のセクションには、少なくとも名、姓、メールアドレスを入力します。このメールアドレスは、プロビジョニングの処理中に、自動承認、クォータ、プロビジョニング完了、リタイア、承認待ちの要求、拒否された要求などの項目についてのステータスをリクエスターに送信するのに使用されます。その他の情報はオプションです。Red Hat CloudForms Server が LDAP を使用するように設定されている場合には、検索 ボタンを使用して、メールアドレスに基づいて情報を読み込むことができます。

    注記

    ラベルに「*」が付いているパラメーターは、プロビジョニング要求を送信するためには必須のパラメーターです。必要なパラメーターを変更するには、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

  6. Purpose タブをクリックして、プロビジョニングしたインスタンスに適したタグを選択します。
  7. Catalog タブをクリックして、基本的なインスタンスのオプションを表示します。

    1. インスタンスのベースとして使用するイメージを変更するには、イメージの一覧から選択します。
    2. プロビジョニングする 仮想マシンの数 を選択します。
    3. 仮想マシンの名前説明 を入力します。
  8. Environment タブをクリックして、インスタンスの アベイラビリティーゾーン仮想プライベートクラウドクラウドサブネットセキュリティーグループElastic IP Address を選択します。特定のアベイラビリティーゾーンを必要としない場合には、Choose Automatically のチェックボックスを選択してください。
  9. Properties タブをクリックして、ハードウェアのフレーバーやセキュリティー設定などのプロバイダーオプションを設定します。

    1. インスタンスタイプ の一覧からフレーバーを選択します。
    2. そのインスタンスにアクセスするための Guest Access Key Pair を選択します。
    3. CloudWatch モニタリングレベルを選択します。デフォルトの EC2 モニタリングを選択する場合には、Basic のままにします。
  10. Customize タブをクリックして、追加のインスタンスオプションを設定します。

    1. 認証情報 のセクションで、root ユーザーがインスタンスにアクセスするための Root Password を入力します。
    2. インスタンスの IP アドレス情報 を入力します。プロバイダーから IP アドレスを自動割り当てするには DHCP のままにします。
    3. 必要な場合には、インスタンスの DNS 情報を入力します。
    4. 追加のインスタンス設定用に カスタマイズテンプレート を選択します。アプライアンスに保管されている Cloud-Init スクリプトの中から選択します。
  11. Schedule タブをクリックして、プロビジョニングとリタイアの日時を設定します。

    1. スケジュール情報 で、承認直後または指定の時間にプロビジョニングを開始するかを設定します。Schedule を選択した場合には、日付と時刻を入力する必要があります。
    2. ライフスパン で、インスタンス作成後に電源を投入するかどうかのオプションを選択し、リタイア日を設定するかどうかを指定します。リタイア期間を選択した場合には、リタイアの警告の時期を指定する必要があります。
  12. 送信 をクリックします。

承認を受けるために、プロビジョニング要求が送信されます。プロビジョニングを開始するには、管理者、承認者、スーパー管理者アカウントのロールが付与されたユーザーが要求を承認する必要があります。管理者および スーパー管理者のロールのあるユーザーは、要求を編集、削除、拒否することもできます。要求者または承認者のロールがある場合には、プロビジョニング要求を確認することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123 の要求 99 の要求 ID は 123000000000099 となります。

2.9.2. イメージからの OpenStack インスタンスのプロビジョニング

  1. コンピュートクラウドインスタンス に移動します。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 1862 (インスタンスのプロビジョニング) をクリックします。
  3. 表示された一覧から OpenStack のイメージを 1 つ選択します。一覧に表示されるイメージは、お使いの OpenStack プロバイダーで利用可能である必要があります。
  4. 続行 をクリックします。
  5. Request タブで、このプロビジョニング要求に関する情報を入力します。要求情報 のセクションには、少なくとも名、姓、メールアドレスを入力します。このメールアドレスは、プロビジョニングの処理中に、自動承認、クォータ、プロビジョニング完了、リタイア、承認待ちの要求、拒否された要求などの項目についてのステータスをリクエスターに送信するのに使用されます。その他の情報はオプションです。Red Hat CloudForms Server が LDAP を使用するように設定されている場合には、検索 ボタンを使用して、メールアドレスに基づいて情報を読み込むことができます。

    注記

    ラベルに「*」が付いているパラメーターは、プロビジョニング要求を送信するためには必須のパラメーターです。必要なパラメーターを変更するには、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

  6. Purpose タブをクリックして、プロビジョニングしたインスタンスに適したタグを選択します。
  7. Catalog タブをクリックして、基本的なインスタンスのオプションを表示します。

    1. インスタンスのベースとして使用するイメージを変更するには、イメージの一覧から選択します。
    2. プロビジョニングする インスタンスの数 を選択します。
    3. インスタンス名説明 を入力します。
  8. Environment タブをクリックして、インスタンスの TenantAvailabilty ZonesCloud NetworkSecurity Groups、および Public IP Address をクリックします。特定のテナントが必要でない場合には、Choose Automatically のチェックボックスを選択してください。
  9. Properties タブをクリックして、フレーバーやセキュリティー設定などのプロバイダーオプションを設定します。

    1. インスタンスタイプ の一覧からフレーバーを選択します。
    2. そのインスタンスにアクセスするための Guest Access Key Pair を選択します。キーペアについての詳しい情報は、「キーペアの管理」を参照してください。
  10. Volumes タブをクリックして、インスタンスに任意のボリュームをプロビジョニングします。ボリュームは、インスタンスの一時ストレージを汎用の永続ブロックストレージで拡張するのに役立ちます。

    1. ボリューム名サイズ (ギガバイト単位) のフィールドに設定値を入力します。
    2. インスタンスの終了後にボリュームを削除する場合 (永続化しないようにする) には、Delete on Instance Terminate にチェックを付けます。
    3. インスタンスに複数のボリュームを追加するには、Add Volume をクリックすると、新しいフィールドが表示され、設定を入力することができます。

      OpenStack における永続ストレージに関する詳しい情報は、『Red Hat OpenStack Platform ストレージガイド』を参照してください。

  11. Customize タブをクリックして、追加のインスタンスオプションを設定します。

    1. 認証情報 のセクションで、root ユーザーがインスタンスにアクセスするための Root Password を入力します。
    2. インスタンスの IP アドレス情報 を入力します。プロバイダーから IP アドレスを自動割り当てするには DHCP のままにします。
    3. 必要な場合には、インスタンスの DNS 情報を入力します。
    4. 追加のインスタンス設定用に カスタマイズテンプレート を選択します。アプライアンスに保管されている Cloud-Init スクリプトの中から選択します。
  12. Schedule タブをクリックして、プロビジョニングとリタイアの日時を設定します。

    1. スケジュール情報 で、承認直後または指定の時間にプロビジョニングを開始するかを設定します。Schedule を選択した場合には、日付と時刻を入力する必要があります。
    2. ライフスパン で、インスタンス作成後に電源を投入するかどうかのオプションを選択し、リタイア日を設定するかどうかを指定します。リタイア期間を選択した場合には、リタイアの警告の時期を指定する必要があります。
  13. 送信 をクリックします。

承認を受けるために、プロビジョニング要求が送信されます。プロビジョニングを開始するには、管理者、承認者、スーパー管理者アカウントのロールが付与されたユーザーが要求を承認する必要があります。管理者および スーパー管理者のロールのあるユーザーは、要求を編集、削除、拒否することもできます。要求者または承認者のロールがある場合には、プロビジョニング要求を確認することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123 の要求 99 の要求 ID は 123000000000099 となります。

2.9.3. イメージからの Google Compute Engine インスタンスのプロビジョニング

Red Hat Red Hat CloudForms 4.2 以降、Google Compute Engine のインスタンスをプロビジョニングできるようになりました。現時点では、Google Compute Engine からプロビジョニングを行う場合は、他のクラウドプロバイダーで利用可能な機能の一部を使用できません。

  1. コンピュートクラウドインスタンス に移動します。
  2. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 1862 (インスタンスのプロビジョニング) をクリックします。
  3. 表示されたリストからイメージを選択します。
  4. 続行 をクリックします。
  5. Request タブで、このプロビジョニング要求に関する情報を入力します。要求情報 のセクションには、少なくとも名、姓、メールアドレスを入力します。このメールアドレスは、プロビジョニングの処理中に、自動承認、クォータ、プロビジョニング完了、リタイア、承認待ちの要求、拒否された要求などの項目についてのステータスをリクエスターに送信するのに使用されます。その他の情報はオプションです。Red Hat CloudForms Server が LDAP を使用するように設定されている場合には、検索 ボタンを使用して、メールアドレスに基づいて情報を読み込むことができます。

    注記

    ラベルに「*」が付いているパラメーターは、プロビジョニング要求を送信するためには必須のパラメーターです。必要なパラメーターを変更するには、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

  6. Purpose タブをクリックして、プロビジョニングしたインスタンスに適したタグを選択します。
  7. Catalog タブをクリックして、基本的なインスタンスのオプションを表示します。

    1. インスタンスのベースとして使用するイメージを変更するには、イメージの一覧から選択します。
    2. プロビジョニングする インスタンスの数 を選択します。
    3. インスタンス名説明 を入力します。Google Compute Engine インスタンスの場合には、インスタンス名 に大文字は使用できません。アルファベットの小文字と数字を組み合わせて名前を付けてください。
  8. Environment タブをクリックして、インスタンスの アベイラビリティーゾーンクラウドネットワーク を選択します。特定のアベイラビリティーゾーンを必要としない場合には、Choose Automatically のチェックボックスを選択してください。
  9. Properties タブをクリックして、ハードウェアのフレーバーやブートディスクの設定などのプロバイダーオプションを設定します。

    1. インスタンスタイプ の一覧からフレーバーを選択します。
    2. 一覧から ブートディスクのサイズ を選択します。
  10. Schedule タブをクリックして、プロビジョニングとリタイアの日時を設定します。

    1. スケジュール情報 で、承認直後または指定の時間にプロビジョニングを開始するかを設定します。Schedule を選択した場合には、日付と時刻を入力する必要があります。
    2. ライフスパン で、リタイア日を設定するかどうかを指定します。リタイア期間を選択した場合には、リタイアの警告の時期を指定する必要があります。
  11. 送信 をクリックします。

承認を受けるために、プロビジョニング要求が送信されます。プロビジョニングを開始するには、管理者、承認者、スーパー管理者アカウントのロールが付与されたユーザーが要求を承認する必要があります。管理者および スーパー管理者のロールのあるユーザーは、要求を編集、削除、拒否することもできます。要求者または承認者のロールがある場合には、プロビジョニング要求を確認することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123 の要求 99 の要求 ID は 123000000000099 となります。

2.9.4. ホストのプロビジョニングの要件

Red Hat CloudForms は、PXE と Intelligent Platform Management Interface (IPMI) テクノロジーを利用してプロビジョニングを行うことができます。最初のホストをプロビジョニングする前には、以下の前提条件を満たすように設定を行ってください。

  • プロビジョニングには Automation Engine サーバーロールを有効化する必要があります。サーバーロールの設定は、設定メニューの 構成サーバーサーバー制御 で確認してください。
  • PXE サーバーが Red Hat CloudForms サーバーにアクセスできるようにします。
  • ホスト用のカスタマイズテンプレートを作成します。このカスタマイズテンプレートには、「ホストのプロビジョニング用のカスタマイズテンプレート」のセクションに記載したホスト固有のエントリーを追加する必要があります。
  • ホスト用のシステムイメージタイプを作成します。
  • イメージをイメージタイプに関連付けします。
  • プロビジョニングするホストで IPMI を有効化して、Red Hat CloudForms Infrastructure に追加します。

2.9.4.1. IPMI ホスト

Intelligent Platform Management Interface (IPMI) Host を VMDB に追加するには、Red Hat CloudForms の検出プロセスを使用する方法と、IP アドレスと認証情報を使用してホストを追加する方法の 2 つ選択肢があります。

2.9.4.1.1. IPMI ホスト用の管理インターフェースの検出
  1. コンピュートインフラストラクチャーホスト に移動します。
  2. 1847 (構成) をクリックして 1942 (項目の検出) を選択します。
  3. In 検出 のセクションで IPMI にチェックを付けます。
  4. オプションで、IPMI 認証情報ユーザーの IDパスワード を入力します。

    注記

    IPMI 認証情報は、ホストの検出後に追加することも可能です。「検出したホストへの IPMI 認証の追加」のセクションを参照してください。

  5. サブネット範囲 のセクションで、IP アドレスの範囲と入力します。迅速に検出するには、両方のフィールドに実際の IP アドレスを入力してください。
  6. 開始 をクリックします。

    注記

    IPMI の認証情報は、ホストの検出後に追加することが可能です。

2.9.4.1.2. 検出したホストへの IPMI 認証の追加

IPMI ホストを検出した後には、以下の手順に従って認証情報を追加します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーホスト に移動します。
  2. 編集するホストをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1851 (Edit this Host) を選択します。
  4. 認証情報 セクションの IPMI タブで IPMI 認証情報を入力します。

    1. ユーザー ID には、ログイン ID を指定します。
    2. パスワード には、そのユーザー ID 用のパスワードを指定します。
    3. パスワードの確認 には、確認のためにパスワードを再入力します。
  5. 検証 をクリックして、認証情報をテストします。
  6. 保存 をクリックします。
2.9.4.1.3. IPMI ホスト用の管理インターフェースの追加
  1. コンピュートインフラストラクチャーホスト に移動します。
  2. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規項目の追加) を選択します。
  3. 基本情報 のセクションで 名前 および IPMI IP アドレス を入力します。
  4. 認証情報 セクションの IPMI タブで IPMI 認証情報を入力します。

    1. ユーザー ID には、ログイン ID を指定します。
    2. パスワード には、そのユーザー ID 用のパスワードを指定します。
    3. パスワードの確認 には、確認のためにパスワードを再入力します。
  5. 検証 をクリックして、認証情報をテストします。
  6. 追加 をクリックします。

IPMI ホストが Red Hat CloudForms 環境に追加され、そのホストにオペレーティングシステムをプロビジョニングすることができるようになりました。

2.9.4.2. ホストのプロビジョニング用のカスタマイズテンプレート

オペレーティングシステムの初期ロードのためのキックスタートファイルを提供するためのカスタマイズテンプレートを追加します。Red Hat CloudForms によって提供されるプロビジョニングダイアログとの対話を許可するのに使用する特定のセクションがあります。

2.9.4.3. カスタマイズスクリプトの追加

カスタマイズのタイプ追加の理由スクリプトのエントリー

キックスタート

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから値を取得して、スクリプト内で置き換えます。

#Configure Networking based on values from provisioning dialog
<% if evm[:addr_mode].first == 'static' %>
  <% network_string = "network --onboot yes --device=eth0 --bootproto=static --noipv6" %>
  <% ["ip", :ip_addr, "netmask", :subnet_mask, "gateway", :gateway, "hostname", :hostname, "nameserver", :dns_servers].each_slice(2) do |ks_key, evm_key| %>
    <% network_string << " --#{ks_key} #{evm[evm_key]}" unless evm[evm_key].blank? %>
  <% end %>
<%= network_string %>
<% else %>
network --device=eth0 --bootproto=dhcp
<% end %>

キックスタート

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから root パスワードを暗号化します。

rootpw --iscrypted <%= MiqPassword.md5crypt(evm[:root_password]) %>

キックスタート

プロビジョニングのステータスを Red Hat CloudForms Server を送り返して、Red Hat CloudForms コンソールで表示します。

# Callback to CFME during post-install
wget --no-check-certificate <%= evm[:post_install_callback_url] %>

Sysprep

プロビジョニングダイアログカスタマイズ タブから root パスワードを暗号化します。 AdministratorPassword の行には、プロビジョニングダイアログ からのパスワードを使用するように入力する必要があります。

<UserAccounts>
  <AdministratorPassword>
    <Value><%= MiqPassword.sysprep_crypt(evm[:root_password]) %></Value>
    <PlainText>false</PlainText>
  </AdministratorPassword>
</UserAccounts>
2.9.4.3.1. カスタマイズテンプレートの追加
  1. コンピュートインフラストラクチャーPXE に移動します。
  2. カスタマイズテンプレート のアコーディオンをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規カスタマイズテンプレートの追加) を選択します
  4. 基本情報名前説明 を入力します。 2325
  5. イメージタイプ を選択します。この一覧には、作成した PXE イメージタイプが含まれます。
  6. タイプ では、Linux ベースのシステムの場合には Kickstart または CloudInit を、Windows ベースのシステムの場合には Sysprep を選択してください。
  7. スクリプト のセクションには、他のソースからのスクリプトを貼り付けるか、Red Hat CloudForms インターフェースに直接スクリプトを入力してください。
  8. 追加 をクリックします。

デフォルトのダイアログには、プロビジョニング用に設定可能なすべてのパラメーターが表示されます。オプションを制限する場合は、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

2.9.5. ホストのプロビジョニング

IPMI と PXE の環境の設定が完了し、ホストをプロビジョニングする準備が整いました。現在プロビジョニングが可能なのは、テンプレートが配置されているクラスターのみです。各クラスターでテンプレートを作成して、Red Hat CloudForms Automate のメソッドにより、プロビジョニングオブジェクトで選択したテンプレートを自動的に切り替えることも可能です。

重要

ホスト固有のスクリプトが追加されたカスタマイズテンプレートが必要となります。カスタマイズテンプレートには、特に Red Hat CloudForms での検出を有効化するためのインストール後のコールバックが含まれていることを確認してください。

  1. コンピュートインフラストラクチャーホスト に移動します。
  2. IPMI 対応のホストを選択します。
  3. 2007 (ライフサイクル) をクリックして 1862 (ホストのプロビジョニング) を選択します。
  4. 要求情報 には、少なくとも および とメールアドレスを入力してください。このメールアドレスは、プロビジョニングの処理中に、ステータスをリクエスターに送信するのに使用されます。その他の情報はオプションです。Red Hat CloudForms サーバーが LDAP を使用するように設定されている場合には、検索 のボタンを使用すると、そのメールアドレスに基づいて、他のフィールドの情報を読み込むことができます。 2341
  5. Purpose タブで、プロビジョニングするホストに適切なタグを選択します。 2342
  6. Catalog タブで、プロビジョニングするホストを選択します。

    • ホスト のセクションで、プロビジョニングするホストを選択します。
    • PXE のセクションで、PXE サーバーとイメージを選択します。
  7. Customize タブで、新規ホストのオペレーティングシステム用のカスタマイズを選択することができます。オプションは、プロビジョニングするオペレーティングシステムによって異なります。

    • 認証情報 には、root パスワードを入力します。
    • IP アドレス のセクションで StaticDHCP のいずれかを選択してから、その他の必要なアドレス情報を入力します。必要に応じて、DNS の仕様を入力します。
    • カスタマイズテンプレート でスクリプトを選択します。
  8. Schedule タブで、プロビジョニングプロセス開始の設定を選択します。 2343
  9. スケジュール情報 で、プロビジョニングプロセス開始の設定を選択します。Schedule を選択した場合には、日時を指定します。
  10. プロビジョニングの完了後にファイルを維持するには Stateless を選択します。ステートレスのプロビジョニングでは、ディスクに書き込まれないので、次回のブート時には PXE ファイルが必要となります。
  11. 送信 をクリックします。

承認を受けるために、プロビジョニング要求が送信されます。プロビジョニングを開始するには、管理者、承認者、スーパー管理者アカウントのロールが付与されたユーザーが要求を承認する必要があります。管理者および スーパー管理者のロールのあるユーザーは、要求を編集、削除、拒否することもできます。要求者または承認者のロールがある場合には、プロビジョニング要求を確認することができます。

送信後には、アプライアンスが各プロビジョニング要求に 要求 ID を割り当てます。承認中またはプロビジョニング処理中にエラーが発生した場合には、この ID を仕様して、アプライアンスのログ中で要求を特定します。要求 ID はその要求に関連付けられているリージョンと要求番号で構成されます。リージョンは、1 兆のデータベース ID を定義するので、この番号の桁数が多くなる場合があります。

要求 ID の形式

リージョン 123 の要求 99 の要求 ID は 123000000000099 となります。

2.9.6. プロビジョニングダイアログのカスタマイズ

プロビジョニングダイアログのデフォルトセットでは、設定可能な全オプションが表示されますが、 Red Hat CloudForms は、表示するタブとフィールドをカスタマイズする機能も提供しています。プロビジョニング要求を送信するのに必要なフィールドを決定したり、デフォルト値を設定することができます。

プロビジョニングのタイプごとに、表示するオプションを調整するために作成することが可能なダイアログがあります。サンプルには、プロビジョニングで設定可能な全フィールドが含まれた状態で提供されます。フィールドやタブは削除することはできますが、追加はできません。

ダイアログを次の目的で編集します。

  1. プロビジョニングタブの表示/非表示
  2. フィールドの表示/非表示。非表示に設定した属性には、特に値を指定をしない限り、デフォルト値が使用されます。
  3. フィールドのデフォルト値の設定
  4. 要求を送信するためにそのフィールドが必須であるかどうかの指定
  5. 特定のユーザー向けのカスタムダイアログの作成

2.9.6.1. 全ユーザー向けのプロビジョニングダイアログの追加

  1. ダイアログを変更する Red Hat CloudForms サーバー用の Red Hat CloudForms コンソールにログインします。
  2. 自動化カスタマイズ に移動します。
  3. プロビジョニングダイアログ のアコーディオンをクリックします。
  4. ホストのプロビジョニング仮想マシンのプロビジョニング仮想マシンの移行 の中から作成するダイアログタイプをクリックします。
  5. デフォルトのダイアログの中の 1 つを選択します。
  6. 1847 (構成) をクリックして 1859 (このダイアログのコピー) を選択します。
  7. そのダイアログの新しい 名前説明 を入力します。
  8. コンテンツ フィールドでは、以下の設定を行います。

    • タブが表示されないようにするには、display の値を ignore に変更します。ignore を選択すると、タブが非表示になるだけでなく、そのタブ上にある必須に指定されていたフィールドも省略されます。タブを表示するには、display の値を show に設定します。
    • フィールドを表示しないようにするには、:display: の値を :edit から :hide に変更します。大半のデータタイプのフィールドを表示するには、:edit を使用します。ボタンを表示するには :show を使用します。フィールドのデフォルト値を設定するには、そのフィールドのパラメーターの一覧に :default: defaultvalue を追加します。:required: パラメーターは、必要に応じて true または false に設定します。

      注記

      :required:true に設定すると、そのフィールドに値を入力しなければ、プロビジョニング要求は送信できなくなります。

  9. 追加 をクリックします。

Provisioning Profiles を使用して、カスタマイズ設定が記載された特定のファイルを指定することができます。そのためには、Red Hat CloudForms の Applications/provisioning/profile/VM provisioning by group クラス内に、このファイルにマッピングするインスタンスを作成する必要があります。デフォルトでは、プロビジョニングプロファイルを使用する場合、そのグループに定義されたインスタンスがなければ、選択したプロビジョニングタイプに基づいて適切なデフォルトのダイアログが使用されます。

2.9.6.2. カスタムのプロビジョニングダイアログの作成

  1. 自動化カスタマイズ に移動します。
  2. プロビジョニングダイアログ のアコーディオンをクリックします。
  3. ホストのプロビジョニング仮想マシンのプロビジョニング仮想マシンの移行 の中から作成するダイアログタイプをクリックします。
  4. デフォルトのダイアログの中の 1 つを選択します。
  5. 1847 (構成) をクリックして 1859 (このダイアログのコピー) を選択します。
  6. 以下に示す例のように、ダイアログの名前を変更します。

    プロビジョニングのタイプダイアログ名

    テンプレートを使用した仮想マシンのプロビジョニング

    miq_provision_dialogs_groupname_template Example: miq_provision_dialogs_ EvmGroup-user_self_service _template

    仮想マシンのクローン作成

    miq_provision_dialogs_groupname_clone_to_vm Example: miq_provision_dialogs_ EvmGroup-user_self_service _clone_to_vm

    テンプレートへの仮想マシンのパブリッシュ

    miq_provision_dialogs_groupname_clone_to_template Example: miq_provision_dialogs_ EvmGroup-user_self_service _clone_to_template

  7. 必要な変更を加えます。
  8. コンテンツ フィールドでは、以下の設定を行います。

    • タブが表示されないようにするには、display の値を ignore に変更します。ignore を選択すると、タブが非表示になるだけでなく、そのタブ上にある必須に指定されていたフィールドも省略されます。タブを表示するには、display の値を show に設定します。
    • フィールドを表示しないようにするには、:display: の値を :edit から :hide に変更します。ワークフローモデルによってフィールドが表示されてしまわないようにするには、:display_override: :hide を使用します。大半のデータタイプのフィールドを表示するには、:edit を使用します。ボタンを表示するには、:show を使用します。フィールドのデフォルト値を設定するには、そのフィールドのパラメーター一覧に :default: defaultvalue を追加します。:required: パラメーターは、必要に応じて true または false のいずれかに設定します。

      注記

      :required:true に設定すると、そのフィールドに値を入力しなければ、プロビジョニング要求は送信できなくなります。

  9. 追加 をクリックします。

適切な Red Hat CloudForms Applications/provisioning/profile instance のダイアログ名のフィールドに、新規ダイアログ名を入力します。このダイアログは、プロビジョニングプロファイルクラスのインスタンスで参照できるようなり、複数のユーザーグループで使用できるようになりました。

2.9.7. プロビジョニングプロファイル

プロビジョニングプロファイルは、ダイアログおよびステートマシン のカスタマイズ (マシンのプロビジョニングに使用するステップ) に使用することができます。プロファイルは、LDAP または Red Hat CloudForms グループに対して作成できます。プロビジョニングプロファイルを使用するには、以下の手順に従ってください。

  • LDAP または Red Hat CloudForms グループ用の プロビジョニングプロファイル インスタンスを作成します。インスタンスがない場合には、デフォルトの設定が使用されます。
  • ダイアログをカスタマイズする場合には、カスタムダイアログファイルを作成して、そのファイルの名前をプロビジョニングプロファイルインスタンスで指定します。プロファイルの状態をカスタマイズする場合には、ステートインスタンスを作成して、そのステートインスタンスの名前をプロビジョニングプロファイルインスタンスで設定します。

以下の図は、プロビジョニングプロセス全体の中のどの段階でプロビジョニングプロファイルが呼び出されるかを示しています。 2344

2.9.7.1. プロビジョニングプロファイルインスタンスの作成

  1. 自動化エクスプローラー に移動します。
  2. アコーディオン下のツリーを使用して、DOMAINCloudVMProvisioningProfile の順でクリックします。

    注記

    DOMAIN は、ロックされた ManageIQ ドメインではなく、ユーザー定義のドメインである必要があります。必要な場合には、ManageIQ ドメインからカスタムドメインにクラスをコピーすることができます。

    上記の例では、Cloud 名前空間を使用していますが、Infrastructure 名前空間を使用することもできます。

  3. 1847 (構成) をクリックして 2345 (新規インスタンスの追加) を選択します。
  4. タグ名は、インスタンスを作成する LDAP または Red Hat CloudForms グループと同じ名前にします。グループ名の空白文字はアンダースコアに置き換えます。たとえば、Red Hat CloudForms-test groupRed Hat CloudForms-test_group に変えます。 6278
  5. ダイアログ名のフィールドで、カスタムダイアログファイルの名前を入力します。このファイルは、Red Hat CloudForms アプライアンスの /var/www/miq/vmdb/db/fixtures ディレクトリーに配置されている必要があります。Red Hat の推奨するファイル名の形式は miq_provision_dialogs-groupname.rb です。このファイルをすべての Red Hat CloudForms アプライアンスにコピーしてください。カスタムダイアログファイルの作成手順については、「プロビジョニングダイアログのカスタマイズ」を参照してください。

    注記

    カスタムダイアログファイルが存在していることを確認してください。このファイルがない場合には、Red Hat CloudForms コンソールでユーザーが Provisioning ボタンをクリックするとエラーが発生します。

  6. 追加 をクリックします。

2.9.7.2. プロビジョニングスコープタグの設定

一部の非デフォルトの配置メソッド (例: redhat_best_placement_with_scope または vmware_best_fit_with_scope メソッド) では、ホストとデータストアに プロビジョニングスコープ タグを設定する必要がある場合があります。

全グループに対してこれらのリソースを有効化するには、スコープを All に設定します。選択したグループのみにアクセスを制限するには、プロビジョニングスコープ カテゴリーでユーザーグループ名と全く同じ名前でタグを作成して、そのタグを対象のリソースに対して設定します。タグの作成についての説明は、『設定全般』「タグ」のセクションを参照してください。

ホストにスコープを設定するには、以下のステップを実行します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーホスト に移動します。
  2. プロビジョニングスコープを設定するホストを選択します。
  3. 1941 (ポリシー) をクリックして 1851 (タグの編集) を選択します。
  4. 割り当てるカスタマータグの選択 ドロップダウンメニューから Provisioning Scope を選択し、次のドロップダウンメニューでタグの値を指定します。
  5. 保存 をクリックします。

データストアのスコープを設定するには、以下のステップを実行します。

  1. コンピュートインフラストラクチャーデータストア に移動します。
  2. プロビジョニングスコープを設定するデータストアを選択します。
  3. 1941 (ポリシー) をクリックして 1851 (タグの編集) を選択します。
  4. 割り当てるカスタマータグの選択 ドロップダウンメニューから Provisioning Scope を選択し、次のドロップダウンメニューでタグの値を指定します。
  5. 保存 をクリックします。

2.9.8. キーペアの管理

キーペアにより、ユーザーとプロビジョニングしたインスタンスの間の SSH アクセスを管理することができます。OpenStack におけるキーペアに関する詳しい情報は、『Red Hat OpenStack Platform インスタンス&イメージガイド』「キーペアの管理」を参照してください。

キーペアを管理するには、コンピュートクラウドキーペア に移動します。この画面で利用可能なキーペアの一覧を確認することができます。詳細情報を表示するには、そのキーペアをクリックします。

新規キーペアを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. コンピュートクラウドキーペア に移動します。
  2. 1847 (構成) をクリックして 2345 (新規キーペアの追加) を選択します。
  3. キーペアの 名前 を入力します。
  4. 公開鍵を使用する場合には、その内容を 公開鍵 (オプション) のフィールドにコピーします。
  5. キーペアを作成するクラウドプロバイダーを選択します。作成したキーペアは、そのプロバイダー内のインスタンスで使用できるようになります。
  6. 追加 をクリックします。