第1章 クラスター

クラスターは、ホストのグループに高可用性および負荷分散機能を追加します。コンピュートインフラストラクチャークラスター ページには、エンタープライズ環境で検出されたクラスターが表示されます。

注記

指定したフィルターは、ここで適用されます。

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クラスタータスクバー を使用して、クラスターの分析やタグ付けを管理します。これらのボタンで、1 度に複数のクラスターを管理します。クラスター 1 つを管理するには、メインの画面に表示されるクラスターをクリックします。

1.1. クラスターの SmartState 分析の実行

クラスターを分析して履歴データを収集し、過去の複数の時点を比較します。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. 分析するクラスターを確認します。
  3. 1847 構成 をクリックしてから、 1942 (SmartState 分析の実施) をクリックします。
  4. OK をクリックします。

SmartState 分析が開始され、現在のデータを返します。

1.2. クラスターの比較

Red Hat CloudForms は、クラスターのプロパティーを比較する機能を提供します。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. 比較するクラスターを確認します。
  3. 1847 (構成) をクリックしてから、 2148 (選択した項目の比較) をクリックします。比較内容は、デフォルトの展開表示で表示され、限られた数のプロパティーセットのみが表示されます。

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  4. 比較対象からクラスターを削除するには、 1861 (比較からこのクラスターを削除) をクリックします。
  5. 折りたたみ表示に変更するには 2024 (折りたたみ表示) をクリックします。展開表示に戻すには 2023 (展開表示) をクリックします。
  6. 他のすべてのクラスターの比較対象となるベースのクラスターを変更するには、列の一番上のラベルをクリックします。
  7. クラスターの概要画面に移動するには、仮想サムネイルかアイコンをクリックします。
  8. タスクバーにはボタンが 3 つあり、表示タイプを切り替えることができます。

    • 2178 (すべての属性) をクリックすると、すべての属性が表示されます。
    • 2204 (異なる値を持つ属性) をクリックすると、クラスター間で異なる属性のみが表示されます。
    • 2148 (同じ値を持つ属性) をクリックすると、クラスター間で同じ属性のみが表示されます。
  9. 表示モードを切り替えるには、タスクバーの 2 つのボタンを使用できます。

    • 属性の詳細をすべて表示するには、 2022 (詳細モード) をクリックします。
    • ベースと比較して属性の有無のみを確認するには、 2025 (有無確認モード) をクリックします。これは、ユーザーアカウントやハードウェアの有無など、ブール値のプロパティーを指定できる属性のみに適用されます。

これでクラスター間の比較が作成されます。外部ツールで分析を行うために、このデータをエクスポートするか、または比較に基づくレポートを作成します。

1.2.1. クラスター比較レポートの作成

CSV、TXT、PDF 形式でクラスターの比較のクイックレポートを作成します。

  1. 分析する比較を作成します。
  2. 2107 (ダウンロード) をクリックします。
  3. レポートの種別の出力ボタンをクリックします。

    • テキストファイルでダウンロードするには、 2133 (テキスト形式の比較レポートのダウンロード) をクリックします。
    • カンマ区切りのファイルでダウンロードするには、 2133 (CSV 形式の比較レポートのダウンロード) をクリックします。
    • PDF ファイルでダウンロードするには、 2134 (PDF 形式の比較レポートのダウンロード) をクリックします。

1.3. クラスターの表示

特定のクラスターをクリックして、詳細を表示することができます。この画面では、クラスターのタスクバー、クラスターのアコーディオンメニュー、クラスターの概要が表示されます。

クラスターの管理画面

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  1. クラスタータスクバー: 選択したクラスターに対する 構成ポリシー監視 オプションを選択します。
  2. クラスター概要: リレーションシップホストの合計仮想マシンの合計などのクラスターの概要が表示されます。
  3. クラスター概要ビュー: クラスターの概要に関するグラフィカルビューまたはテキストビューを選択します。
  4. PDF 形式のクラスター概要: クラスターの概要を PDF 形式で生成します。
  5. クラスターのアコーディオンメニュー: 選択したクラスターの プロパティーリレーションシップストレージリレーションシップ の詳細が表示されます。

1.4. クラスターのタグ付け

クラスターの分類にはタグを使用します。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. タグ付けするクラスターにチェックを入れます。
  3. 1941 (ポリシー) をクリックして 1851 (タグの編集) を選択します。

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  4. 最初のドロップダウンリストからカスタムタグを選択して、そのタグの値を指定します。
  5. さらにタグを選択するか、保存 をクリックして変更を保存します。

1.5. クラスターの容量 & 使用状況チャートの表示

クラスターの容量と使用状況を表示します。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. 容量&使用状況データを表示するには、クラスターをクリックします。
  3. 1994 (監視) をクリックしてから 1994 (使用状況) をクリックするか、またはアコーディオンメニューから プロパティー容量 & 使用状況 をクリックします。

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  4. 間隔で、データを表示するデータポイント (毎時または毎日) および日付を選択します。グループ化 を使用して、SmartTag 別にラインをグループ化します。タイムプロファイル を使用して、データの時間範囲を選択します。

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容量 & 使用状況 チャートの表示

注記

日次チャートには、終日データが含まれます。1 日のデータポイント 24 個すべてが含まれていない場合は、その日のデータは表示されません。

使用率のトレンドレポートなどデータの最適化に関する情報は、「6章データの最適化」を参照してください。

1.6. クラスターのタイムラインの表示

クラスターのタイムラインを使用して、一定期間のオペレーションおよび設定イベントをグラフで表示します。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. タイムラインを表示するにはクラスターをクリックします。
  3. 1994 (監視) をクリックしてから 1994 (タイムライン) をクリックするか、またはアコーディオンメニューから プロパティータイムライン をクリックします。
  4. オプション で、表示する期間や表示するイベントタイプをカスタマイズします。

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    • 間隔 のドロップダウンリストを使用して、毎時または毎日のいずれかのデータポイントを選択します。
    • 日付 で、表示するタイムラインの日付を入力します。
    • 日次のタイムラインを表示するように選択した場合は、表示 を使用して、何日分遡るかを設定します。最大 31 日分の履歴を取得できます。
    • 3 つの イベントグループ が含まれるドロップダウンリストでは、異なるイベントグループを選択して表示することができます。それぞれ独自の色が使用されます。
    • レベル ドロップダウンリストから、必要に応じて 概要 イベントまたはイベントの 詳細 一覧を選択します。たとえば、電源オン イベントの詳細レベルには、電源オン要求、開始イベント、実際の 電源オン イベントが含まれる可能性があります。概要 を選択した場合、タイムラインには電源オンのイベントのみが表示されます。
  5. タイムラインで項目の詳細を確認するには、その項目をクリックします。クリック可能なリソースへのリンクが吹き出しに表示されます。

1.7. クラスターのドリフトの削除

時間が経つにつれて、クラスターの構成が変更される可能性があります。ドリフトとは、異なる時点のクラスターを比較した内容のことです。クラスターでは、情報を収集するために最低でも 2 回分析を行う必要があります。ドリフトを検出すると、以下の利点があります。

  • クラスターの最新の既知の状態と現在の状態の差異を表示できる
  • 複数の時点で特定のクラスターに加えられた設定の変更をレビューできる
  • 一定期間における単一クラスターの設定ドリフトを取得できる

クラスターのドリフト検出:

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. クラスターをクリックしてドリフトを表示します。
  3. クラスターのアコーディオンメニューで リレーションシップ をクリックします。
  4. ドリフト履歴 をクリックします。
  5. 比較する分析内容を確認します。
  6. 画面上部の 1946 (ドリフト分析) をクリックすると、結果が表示されます。
  7. 左側の 比較 セクションをチェックして、比較内容を表示します。
  8. セクション名の横のプラス記号をクリックして展開します。

    • 赤い文字で表示されている項目は、ベースの分析から変更が加えられており、黒い文字で表示されている項については、ベースの分析からの変更はありません。
    • 2177 (変更あり) とは、前回の分析から変更があることを示します。
    • 2150 (変更なし) とは、前回の分析から変更がないという意味です。
    • 特定の分析を削除するには、列の下部の 1861 (ドリフトからの削除) をクリックします。ドリフトは再計算され、新しい結果が表示されます。
  9. 展開表示するには 2023 (展開表示) をクリックし、情報を折りたたんで表示するには、 2024 (折りたたみ表示) をクリックします。
  10. セクション名の横のマイナス記号をクリックして折りたたみます。
  11. タスクバーにはボタンが 3 つあり、表示タイプを切り替えることができます。

    • 2178 (すべての属性) をクリックすると、選択したセクションのすべての属性が表示されます。
    • 2204 (異なる値を持つ属性) をクリックすると、ドリフト間の異なる属性のみが表示されます。
    • 2148 (同じ値を持つ属性) をクリックすると、ドリフト間の同じ属性のみが表示されます。

クラスターのドリフトが表示されます。外部ツールで分析を行うためにデータをダウンロードするか、またはドリフトからレポートを作成します。

1.8. クラスターのドリフトレポートの作成

ドリフトレポート機能を使用してクラスターのドリフトに関する情報をエクスポートします。

  1. クラスターのドリフトを作成します。
  2. 2107 (ダウンロード) をクリックします。
  3. 希望のレポート種別の出力ボタンをクリックします。

    • テキストでダウンロードするには、 2133 (テキスト形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。
    • テキストでダウンロードするには、 2133 (CSV 形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。
    • テキストでダウンロードするには、 2134 (PDF 形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。

1.9. クラスターの削除

クラスターをリタイアした場合、トラブルシューティングが必要な場合には、VMDB から削除する必要がある場合があります。

  1. コンピュートインフラストラクチャークラスター の順に移動します。
  2. 削除するクラスターを確認します。
  3. 1847 構成 をクリックしてから、 1861 (VMDB からクラスターを削除) をクリックします。
  4. OK をクリックします。

クラスターが削除されます。これらのクラスターに関連付けられた仮想マシンまたはホストは残りますが、関連性がなくなります。