第7章 Red Hat Insights
Red Hat Insights は、Red Hat 認定エンジニアが収集したナレッジを活用してユーザーが先を見越したシステムを診断したり、クリティカルなダウンタイムが発生する状況を回避したりしやすくするためのサービスです。Red Hat Insights は、Red Hat サブスクリプション管理と同様に定期的にシステムをチェックすることで実行します。
Red Hat Insights のダッシュボードは使いやすく、これにより、システム管理者や IT オペレーションマネージャーが迅速に主要リスクを特定して安定性、セキュリティー、パフォーマンスを確保できます。ディスプレイを一目みて、カテゴリー別の分類、影響および解決の詳細表示を行い、どのシステムが影響を受けているのか素早く判断することができます。
- Red Hat Insights を使用するには、CloudForms アプライアンスは Red Hat サブスクリプション管理または Satellite (バージョン 6.1 以降) に登録している必要があります。
- Red Hat Insights は、Red Hat CloudForms の本リリースではテクノロジープレビューとして提供されています。テクノロジープレビューとされている機能のサポート範囲に関する情報は、「テクノロジプレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。
Red Hat Insights プラグインには以下のオプションが含まれています。
- アクション
- 概要
- Rules
- インベントリー
以下のセクションでは、これらのタブについて詳しく説明します。
7.1. 概要タブ
概要タブでは、以下の情報の概要が表示されます。
- Red Hat Insights の現サービスのリリース情報: 最新の情報や関連情報へのリンクが表示されます。
- アクションの概要: 問題の評価、デプロイメントに影響を与える重大度によるランク付けが表示されます。クリックして利用可能なアクションを表示します。
- 最新システム: デプロイメントに、直近に登録されたシステムをレビューをします。クリックして、インベントリーを表示します。
- サービスの最適化: 問題のカテゴリー、影響を受けるシステム数を表示します。問題は、パフォーマンス、セキュリティー、安定性、可用性に分類されます。報告された問題をクリックして詳細情報を表示します。
7.2. アクションタブ
アクションタブでは、システムに関連する脆弱性の数、カテゴリー、重大度の高いリスクをひと目で確認できます。注目のトピック セクションには、システムが直面する関連のリスクや、問題解決のためのアクションがまとめられています。
7.2.1. アクションの詳細
アクションタブで問題タイプをクリックして、リスクのあるシステムの情報を一覧で表示できます。ルールの一覧は、脆弱性のあるシステムごとに適用されます。さらに、監視しているシステムに対する Likelihood、Impact および Total Risk について、ルールが評価されます。
7.3. Rules タブ
Rules は、お客様がアップロードしたアーカイブで動作するルールを簡単に追加することができます。また、開発者は 1 度に 1 つのアーカイブにフォーカスすることも、大量のデータを処理することも可能です。
ルールタブでは、ルールと関連付けられたシステムを検索、絞り込むツールを提供します。各ルールは、Impact、Likelihood、Total Risk および評価済みの Risk of Change の情報を視覚的に表示して、影響のあるシステムへのリンクを提供します。このビューからルールを有効化または無効化します。
7.3.1. States (状態)
管理目的として、ルールは以下の有効な状態 4 つの中の 1 つに設定することができます。
- Active: Master ブランチにプッシュされ、prod に入り、コンテンツが承認されたルール。この状態のルールのみが唯一お客様に表示されます。
- Needs Content: システムが特定したプラグインは Master ブランチに入っており、ヒットが確認されているが、それらに対するエントリーやコンテンツが記載されていない
- Inactive: Needs Content からルールが作成されると、デフォルトで Inactive に移動されます。Inactive は、ルールの書き込み時や、顧客の目に触れないように Active なルールを一時的に削除する際に、さらに作業の完了が必要な場合にステージングエリアとして使用できます。
- Retired: すでに使用されていないプラグインまたはエラー情報。この状態のルールは削除できます。
7.3.2. 表示される情報
以下の情報がルールごとに一覧で利用できます。
- Error Key: プラグインが検出の警告の際に渡すリターンキー
- Plugin - Master ブランチに配置されているプラグインの名前。例: plugin.swappiness == plugins/swappiness.py
- Description: 問題のドリルダウンの際に顧客に表示される 50 文字のタイトル
- Category: Security、Stability、Performance.
- Severity: Warn、Error、Info.
- Count: ルールが最後に実行された時にプラグインが検出されたホストの数
7.4. インベントリータブ
インベントリータブは、お使いのシステムの問題の検出に役立ちます。このタブでは、システムのホスト名、システムのタイプ、最後のチェックイン時間、ステータスが表示されます。アクションが必要な全システムは
(Actions) で、問題なく機能中でアクションが必要のない全システムは
(No Actions) で一覧をフィルタリングできます。システムの状態 や システムヘルス 属性で一覧を絞り込むか、検索ツールを使用してインベントリー内のシステムを特定します。

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