第6章 ミドルウェア管理プロバイダー

Red Hat CloudForms におけるミドルウェアプロバイダーとは、 Red Hat CloudForms アプライアンスを追加して環境内のリソースの管理やそれらのリソースとの対話を行うことができるミドルウェア管理環境のことを指します。本章では、Red Hat CloudForms に追加可能なミドルウェアプロバイダーとそれらの管理方法について説明します。

ミドルウェアプロバイダーは、CloudForms の管理機能を、管理仮想マシン、ホスト、および Linux コンテナーで実行中の JBoss Middleware アプリケーションコンテナーに拡張します。プロバイダーは、インベントリー、イベント、メトリック、および電源操作を提供します。CloudForms のミドルウェア管理は、Hawkular オープンソースプロジェクトを基にしたプロバイダーです。機能が完全な場合は、このミドルウェアプロバイダーは現在の Red Hat ミドルウェア管理オファリングである JBoss Operations Network に代わるものになります。

注記

今回のリリースのミドルウェアプロバイダーはテクノロジープレビューです。テクノロジープレビューでは、今後の製品イノベーションを早い段階で利用できるので、新機能をテストして、開発プロセス時にフィードバックを提供することができます。テクノロジープレビューは実稼働環境での使用を目的と していません。テクノロジープレビューとされている機能のサポート範囲に関する情報は、「テクノロジプレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。

6.1. ミドルウェアプロバイダーの追加

初回のインストールが完了し、Red Hat CloudForms 環境が作成された後に、ミドルウェアプロバイダーをアプライアンスに追加します。

  1. ミドルウェアプロバイダー に移動します。
  2. 1847 (構成) をクリックして 1862 (新規ミドルウェアプロバイダーの追加) を選択します。
  3. Middleware Manager など、プロバイダーの 名前 を入力します。
  4. タイプ の一覧から Hawkular を選択します。
  5. デフォルトの ゾーン を受け入れます。
  6. エンドポイント でミドルウェアプロバイダーの以下の情報を設定します。

    1. セキュリティープロトコル の方法を選択して、プロバイダーの認証方法を指定します。

      注記

      プロバイダーの認証に SSL を使用するには、HAWKULAR_USE_SSL=true のサービスオプションを使用して、ミドルウェア管理サーバーを起動しておく必要があります。

      • SSL (認証あり): 信頼済みの認証局を称してセキュアにプロバイダーを認証します。これには、PEM ファイルまたは単一の .pkcs12 ファイルで /client-secrets ディレクトリーに公開鍵と秘密鍵をあらかじめ設定しておく必要があります。
      • SSL の信頼されたカスタム CA: 自己署名済みの証明書でプロバイダーを認証します。このオプションでは、証明書の文字を .PEM 形式の 信頼された CA 証明書 フィールドにコピーします。
      • 検証なしの SSL: セキュアでない方法でプロバイダーを認証します (非推奨)。
      • 非 SSL: SSL を使用しない場合は選択します。
    2. ミドルウェアプロバイダーをインストールするマシンの ホスト名 か、IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。
    3. ミドルウェアマネージャーの API ポート を入力します。デフォルトでは、8080 を使用します。
    4. ミドルウェアマネージャーの起動に使用する ユーザー名 を入力します。これは、HAWKULAR_USERNAME と一致するようにしてください。
    5. ミドルウェアマネージャーの起動に使用する パスワード を入力します。これは、HAWKULAR_PASWORD と一致するようにしてください。
    6. パスワードの確認 フィールドに、パスワードをもう一度入力します。
    7. 検証 をクリックしてユーザーが適切な認証情報を使用していることを確認します。
  7. 追加 をクリックします。
  8. 1847 (構成) をクリックしてから、 2003 (項目とリレーションシップの更新) をクリックします。

Red Hat CloudForms で概要画面が表示されます。

Provider Summary Screen