第13章 インスタンスおよびイメージ

イメージ とは、ソフトウェア設定が含まれるテンプレートで、このテンプレートから実行する インスタンス (クラウドプロバイダーと対話可能な仮想マシン) をプロビジョニングします。

インスタンス および イメージ コンテナーは、各インスタンスまたはイメージ内の情報を分析する機能と共に、クラウド環境全体に詳細情報を提供します。この豊富な情報により、Red Hat CloudForms ユーザーは問題解決までの時間を削減し、クラウド環境でのインスタンスの管理を効果的に実行できます。

インスタンス および イメージ ページには、サーバーがクラウドプロバイダーから検出したすべてのインスタンスとイメージが表示されます。各ページのタスクバーには、インスタンスとイメージに関連する機能へのアクセスを提供するメニュー駆動型のボタンのセットが表示されます。

image features

  1. 履歴ボタン
  2. 画面の更新ボタン
  3. タスクバー
  4. ダウンロードボタン
  5. 表示ボタン
  6. 名前検索バー/詳細検索ボタン
  7. 並び替えドロップダウンリスト
  8. ナビゲーションバー
  9. 一覧ビューのメインエリア
  10. クラウド/フィルターのナビゲーション

コンソールは、インスタンスやイメージの説明に仮想サムネイルを使用します。各サムネイルは、デフォルトで 4 分割表示となっており、インスタンスまたはイメージの内容を一目で確認することができます。

3393

  1. 4 分割の左上: インスタンスのオペレーティングシステム
  2. 4 分割の左下: インスタンスのクラウドプロバイダー
  3. 4 分割の右上: インスタンスの電源状態またはステータスのアイコン
  4. 4 分割の右下: インスタンスのスナップショット数
アイコン説明

2138

テンプレート: クラウドイメージ

2139

リタイア済み: インスタンスがリタイアしています。

2140

アーカイブ済み: インスタンスにプロバイダーがないか、それに関連付けられたアベイラビリティーゾーンがありません。

2141

孤立状態: インスタンスにアベラビリティーゾーンがありませんが、それに関連付けられたプロバイダーがあります。

2142

切断済み: インスタンスが切断されています。

2143

オン: インスタンスの電源がオンになっています。

2144

オフ: インスタンスの電源がオフになっています。

2145

一時停止: インスタンスが一時停止になっています。

インスタンス ページには、アコーディオンメニューが 4 つあり、インスタンスとイメージを複数の異なる方法で整理できます。これらのアコーディオンメニューはすべて、共通のコントロールセットを使用します。

  • プロバイダー別インスタンス および プロバイダー別イメージ を使用して、プロバイダー別に整理されるインスタンスおよびビューを表示します。さらに、ここではアーカイブ済みおよび孤立した項目が表示されます。
  • インスタンス では、すべてのインスタンスの情報の表示、フィルターの適用、および収集を行います。
  • イメージ では、すべてのイメージの情報の表示、フィルターの適用、および収集を行います。

コンソールを使用して、複数の方法でインスタンスおよびイメージを表示することができます。

  • インスタンスのフィルター
  • ビューの変更
  • 並び替え
  • レポートの作成
  • タグを使用した検索
  • 収集したデータでの検索

13.1. インスタンスおよびイメージのフィルター

インスタンスのグループを使って簡単にナビゲーションができるように、インスタンスのフィルター のアコーディオンメニューが提供されています。提供されたフィルターを使用することも、詳細フィルタリング 機能で独自のフィルターを作成することができます。

13.1.1. インスタンスまたはイメージフィルターの使用

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンス または イメージ のアコーディオンメニューをクリックします。
  3. 左ペインから希望のフィルターをクリックします。

13.1.2. インスタンスまたはイメージフィルターの作成

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンス または イメージ のアコーディオンメニューに移動します。
  3. すべてのインスタンス または すべてのイメージ をクリックしてから 2125 (詳細検索) をクリックして式エディターを開きます。
  4. 式エディターを使用して、基準に適したオプションを選択します。選択する内容に応じて異なるオプションが表示されます。

    • すべてのタイプの検索について、エイリアスと要求されるユーザー入力を作成するオプションがあります。エイリアスの使用 を選択すると、検索用のユーザーフレンドリーの名前を作成できます。検索用にユーザー入力が求められる場合、入力が要求されるダイアログボックスにこのテキストが表示されます。
    • フィールド をクリックしてフィールド値に基づく基準を作成します。

      2126

    • 数量 をクリックすると、インスタンスのスナップショット数やホスト上のインスタンス数などの数に基づく基準が作成できます。

      2127

    • タグ をクリックすると、電源状態やプロダクションのタグ付けなどの、仮想インフラストラクチャーに割り当てられたタグに基づく基準が作成されます。

      2128

    • 検索 をクリックすると、特定の値を検索してプロパティーを確認することができます。

      2130

  5. 1863 (式要素の変更をコミット) をクリックして式を追加します。
  6. 保存 をクリックします。
  7. このインスタンス検索の保存名 に検索式の名前を入力します。フィルターをグローバルに表示するように設定するには、グローバル検索 にチェックを入れます。
  8. 保存 をクリックします。

このフィルターは保存され、フィルター アコーディオンメニューの マイフィルター セクションに表示されます。グローバル検索 にチェックを入れている場合、フィルターがそこに表示されます。

13.1.3. レポートフィルターまたは検索式のロード

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、(インスタンス または イメージ のいずれかを) 検索するために項目をクリックします。
  3. 2125 (詳細検索) をクリックして、式エディターを開きます。
  4. ロード をクリックします。
  5. 保存されたインスタンスの検索か、またはインスタンスのレポートフィルターのいずれかを選択します。

    注記

    選択する項目のセットは、検索するリソースのタイプによって異なります。

  6. ロード をクリックして検索式をロードします。
  7. 式を編集する必要がある場合は、これをクリックして現在の式を編集します。

    • 1863 (式要素の変更をコミット) をクリックして変更を追加します。
    • 1899 (前回の変更を元に戻す) をクリックして加えた変更を削除します。
    • 1900 (前回の変更をやり直す) をクリックして加えた変更を元に戻します。
    • 1901 (新規の式要素との論理積 (AND)) をクリックして新規の式要素との論理積 (AND) を作成します。
    • 1902 (新規の式要素との論理和 (OR)) をクリックして新規の式要素との論理和 (OR) を作成します。
    • 1903 (この式要素を NOT でラップ) をクリックして式要素の論理 NOT を作成するか、または式に一致するすべての項目を除外します。
    • 1904 (この式要素の削除) をクリックして現在の式要素を削除します。
  8. ロード をクリックします。
  9. 適用 をクリックします。

13.2. インスタンスおよびイメージのビューの変更

設定メニューから 構成マイ設定デフォルトビュー に移動して異なるページのデフォルトビューを設定できますが、現在のビューはインスタンスのページからも制御できます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、表示する項目をクリックします。
  3. 適切なボタンをクリックして、希望のビューを表示します。

    • グリッド表示 の場合は、 2020 をクリックします。
    • タイル表示 の場合は、 2021 をクリックします。
    • 一覧表示 の場合は、 2022 をクリックします。

13.3. インスタンスおよびイメージの並べ替え

仮想マシンとイメージは、名前、アベイラビリティーゾーン、フレーバー、クラウドプロバイダー、コンプライアンス、最終分析時間、およびリージョンで並べ替えることができます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、並べ替えに必要な項目をクリックします。
  3. グリッドまたはタイル表示でインスタンスまたはイメージを並べ替えるには、以下を実行します。

    • 並べ替えドロップダウンリスト から、並び替える属性をクリックします。
  4. 一覧表示でインスタンスまたはイメージを並べ替えるには、以下を実行します。

    • 一覧表示 を選択します。
    • 並び替える 列名 をクリックします。たとえば、アベイラビリティーゾーン をクリックしてアベイラビリティーゾーンの名前で並び替えを実行します。

13.4. インスタンスまたはイメージレポートの作成

インスタンスおよびイメージの一覧については、CSV、TXT、または PDF 形式でクイックレポートを作成できます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、レポート作成に必要な項目をクリックします。
  3. 2107 (ダウンロード) をクリックします。

    • TXT ファイルの場合は 2133 をクリックします。
    • CSV ファイルの場合は 2133 をクリックします。
    • PDF ファイルの場合は 2134 をクリックします。

13.5. インスタンスまたはイメージの検索

インスタンス ページのタスクバーの右側に、検索する名前またはその一部を入力できます。以下の方法で検索することができます。

  • 名前に 含まれる 文字を入力します。たとえば、sp1 と入力する場合、名前に sp1 が含まれるすべてのインスタンス (Windows2003sp1 および Sp1clone など) が表示されます。
  • 語句の末尾に * を付けて、特定の文字で始まる名前を検索します。たとえば、v* と入力して文字 v で始まる名前のすべてのインスタンスを検索します。
  • 語句の先頭に \* を付けて、特定の文字で終わる名前を検索します。たとえば、\*sp2 と入力して sp2 で終わるすべてのインスタンスを検索します。
  • 検索ボックスからすべての文字を消去してすべてのインスタンスの表示に戻ります。

インスタンスおよびイメージを検索するには、以下を実行します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、検索に必要な項目をクリックします。

    2136

  3. ウィンドウの右上隅にある Name Filter バーで基準を入力します。
  4. 2135 (結果内の名前で検索) をクリックするか、または Enter を押します。
  5. 他の基準を入力して現在表示されている内容でフィルターを実行します。
  6. 2135 (結果内の名前で検索) をクリックするか、または Enter を押します。

13.6. SmartState 分析によるインスタンスとイメージの分析

ユーザーアカウント、アプリケーション、ソフトウェアパッチ、その他の内部情報などのメタデータを収集するためにインスタンスを分析します。Red Hat CloudForms が自動分析を実行するようにセットアップされていない場合は、インスタンスの手動による分析を実行します。SmartState 分析を実行するには、スナップショットを作成できるよう Red Hat CloudForms には実行中の SmartProxy が必要になり、インスタンスのストレージの場所を表示できる必要があります。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、分析する項目をクリックします。
  3. 分析するインスタンスおよびイメージにチェックを入れます。
  4. 1847 構成 をクリックしてから、 1942 (SmartState 分析の実施) をクリックします。
  5. OK をクリックします。
収集ファイルの表示に関する制限事項

表示不可のファイルタイプ

  • 20k 文字を超えるファイルサイズ
  • 名前のないファイル
  • 非 MIME .conf ファイル (ASCII 以外の文字を使用)
  • 非 MIME .conf ファイル (コンテンツなし)
  • MIME .exe バイナリーファイル

表示可能なファイルタイプ

  • MIME .txt 非バイナリーファイル
  • 非 MIME .conf ASCII ファイル
重要

インスタンスの SmartState 分析は、プロバイダーとは独立したプロセスとして実行されます。たとえば、ホストの正常な SmartState 分析が行われても、それがインスタンスの SmartState 分析も正常に実行できることを意味する訳ではありません。SmartState 分析が機能するには、インターフェースを含むプロバイダーの認証情報を入力する必要があります。

13.7. インスタンスおよびイメージの比較

Red Hat CloudForms サーバーで複数のインスタンスを比較することができます。これにより、元のイメージとインスタンスを比較できます。また、欠落しているパッチ、管理されていないユーザーアカウント、または承認されていないサービスを検出することができます。

比較機能を使用して以下を実行します。

  • 異なるホストの複数インスタンスを比較します。
  • 複数インスタンスを並べて比較します。
  • 複数のインスタンスとベース間での共通点と相違点をすぐに確認できます。
  • 比較表示をプロパティーのカテゴリーに制限します。
  • 比較の結果を PDF または CSV ファイルに出力またはエクスポートします。

インスタンスおよびイメージを比較するには、以下を実行します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、分析する項目をクリックします。
  3. 比較する項目のチェックボックスをクリックします。
  4. 1847 構成 をクリックしてから、 2148 (選択した項目の比較) をクリックします。比較内容は折りたたみ表示で表示され、限られた数のプロパティーセットのみが一覧表示されます。
  5. 比較対象から項目を削除するには、項目列の下部で 1861 (比較からこの仮想マシンを削除) をクリックします。
  6. 1 つの画面に多くの項目を表示するには、 2024 (折りたたみ表示) をクリックして折りたたみ表示に移動します。展開表示に戻るには、 2023 (展開表示) をクリックします。
  7. タスクバーにはボタンが 2 つあり、表示タイプを切り替えることができます。

    • 属性の詳細をすべて表示するには、 2022 (詳細モード) をクリックします。
    • ベースと比較して属性の有無のみを確認するには、 2025 (有無確認モード) をクリックします。これは、ユーザーアカウントやハードウェアの有無など、ブール値のプロパティーを指定できる属性のみに適用されます。
  8. 他のすべてのインスタンスの比較の対象となるベースインスタンスを変更するには、列の先頭にあるそのラベルをクリックします。
  9. インスタンスの概要画面に移動するには、その 仮想サムネイル またはアイコンをクリックします。

13.7.1. インスタンス比較レポートの作成

比較レポートのデータを TXT、CSV または PDF 形式で出力します。

  1. レポートの比較を作成します。
  2. 2107 (ダウンロード) をクリックします。

    • TXT ファイルの場合は 2133 をクリックします。
    • CSV ファイルの場合は 2133 をクリックします。
    • PDF ファイルの場合は 2134 をクリックします。

13.8. インスタンスおよびイメージの更新

インスタンスを更新して、プロバイダーがアクセスできる最新データを取得できます。これには、電源状態、コンテナー、およびインスタンスに割り当てられたハードウェアデバイスなどの情報が含まれます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、分析に必要な項目をクリックします。
  3. 更新する項目のチェックボックスをクリックします。
  4. 1847 (構成) をクリックしてから インスタンスタスクバー 上の 2003 (リレーションシップと電源状態の更新) をクリックします。

13.9. インスタンスおよびイメージからの実行中プロセスの抽出

Red Hat CloudForms は、Windows インスタンス上で実行されるプロセスを収集できます。これを実行するには、インスタンスが置かれているゾーンの認証情報を入力します。インスタンスは実行中であり、通常は SmartState 分析から取得される IP アドレスが VMDB になければなりません。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンスのチェックボックスをクリックしてプロセスを収集します。
  3. 1847 (構成) をクリックしてから、タスクバー上の 2152 (実行中プロセスの抽出) をクリックします。
  4. OK をクリックします。

13.10. インスタンスおよびイメージの所有権の設定

インスタンスおよびイメージのグループの所有者は、個々のユーザーまたはグループ別に設定できます。これにより、追加のフィルター方法を利用でき、クォータを適用するために使用できます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、変更する項目をクリックします。
  3. 項目のチェックボックスをクリックして所有権を設定します。
  4. 1847 (構成) をクリックしてから、インスタンスのタスクバー 上で 2155 (所有権の設定) をクリックします。
  5. 所有者の選択 ドロップダウンリストから、ユーザーを選択します。

    2156

  6. グループの選択 ドロップダウンリストから、グループを選択します。
  7. 保存 をクリックします。

13.11. VMDB からのインスタンスおよびイメージの削除

インスタンスの使用が停止された場合や、トラブルシューティングを実行する必要がある場合、特定のインスタンスを VMDB から削除する必要がある可能性があります。ただし、これによってインスタンスやイメージがそのプロバイダーから削除される訳ではありません。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、削除する項目をクリックします。
  3. 削除する項目のチェックボックスをクリックします。
  4. 1847 (構成) をクリックしてから 1861 (VMDB からの削除) ボタンをクリックします。
  5. OK をクリックします。

13.12. インスタンスおよびイメージのタグ付け

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、タグ付けする項目をクリックします。
  3. タグ付けする項目のチェックボックスをクリックします。
  4. 1941 (ポリシー) をクリックして 1851 (タグの編集) を選択します。
  5. 最初のドロップダウンリストからカスタムタグを選択して、そのタグの値を指定します。

    2159

  6. 保存 をクリックします。

13.13. インスタンスまたはイメージの確認

インスタンスおよびイメージの一覧を表示した後に、特定の項目をクリックして、その 概要 画面を確認します。概要 画面には、仮想サムネイル および タスクバー が表示されます。

  • タスクバー では、選択した項目に対してアクションを実行します。
  • 概要ビュー では、概要画面のビューのタイプを変更します。
  • 仮想サムネイル を使用して項目を概観します。
  • 概要 画面を使用すると、項目の属性を簡単に表示できます。

13.14. 収集後の実行中プロセスの表示

  1. 収集されたプロセスのあるインスタンスをクリックします。
  2. 診断 セクションから、実行中プロセス をクリックします。

実行中プロセスの最新のコレクションが表示されます。列ヘッダーをクリックしてこの一覧の並べ替えを実行します。

13.15. インスタンスまたはイメージプロパティーの編集

親および子インスタンスを設定するためにインスタンスまたはイメージのプロパティーを編集します。SmartState 分析もこれを検知できます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、編集する項目をクリックします。
  3. 項目をクリックしてプロパティーを編集します。
  4. 1847 (構成) をクリックしてから、タスクバーで 1851 (このインスタンスの編集/このイメージの編集) を選択します。
  5. 親インスタンス ドロップダウンリストから、親インスタンスを選択します。
  6. 子インスタンス の選択から、利用可能なインスタンス の一覧から現在のインスタンスに基づくインスタンスを選択します。
  7. 保存 をクリックします。

13.16. インスタンスの電源状態の制御

以下の手順に従って、Red Hat CloudFormsコンソールからインスタンスの電源状態を制御します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンスをクリックして電源状態を変更します。
  3. 電源操作 をクリックしてから、必要な電源操作のボタンをクリックします。

    • 1999 (開始) をクリックして選択したインスタンスを開始します。
    • 2000 (終了) をクリックして選択したインスタンスを終了します。
    • 2004 (一時停止) をクリックして選択したインスタンスを一時停止します。
    • 2001 (リセット) をクリックして選択したインスタンスをリセットします。
    • 2002 (ゲストの停止) をクリックしてゲストのオペレーティングシステムを停止します。
    • 2003 (ゲストの再起動) をクリックしてゲストのオペレーティングシステムを再起動します。
  4. OK をクリックします。
注記

Google Compute Engine インスタンスの電源オプションは、開始停止、および 終了 に制限されます。

13.17. インスタンスの適切なサイズ設定

Red Hat CloudForms は収集された統計を使用して、インスタンスの最適なサイズを推奨します。Red Hat CloudForms は 通常の動作範囲 からの情報を使用して推奨値を計算します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンスをクリックして適切なサイズ設定を実行します。
  3. 1847 (構成) をクリックしてから 2163 (推奨される適切なサイズ) ボタンをクリックします。

新たなページがメモリーと CPU の推奨値の 3 つのレベルと共に表示されます。「保守的 (Conservative)」、「中程度 (Moderate)」、および「アグレッシブ (Aggressive)」のそれぞれの値が通常の作動範囲の横に表示されます。

13.18. インスタンスのサイズ変更

Red Hat CloudForms からフレーバーを変更することで、既存のアクティブなインスタンスを適切なサイズに調整できます。これは、OpenStack デプロイメントが以下の条件を満たす場合にのみ実行可能です。

  • 2つ以上のコンピュートノード、または同じホストに対するサイズ変更が有効にされている。
  • 新規フレーバーのニーズに対応する十分な容量がある。
注記

フレーバーの変更時にインスタンスが制御シャットダウンの対象になることに留意してください。

各種要件および基礎となる OpenStack プロセスの詳細は、Red Hat OpenStack Platform の 『インスタンスとイメージの管理ガイド』「インスタンスのリサイズ」を参照してください。

Red Hat CloudFormsコンソールからインスタンスを適切なサイズに調整するには、以下を実行します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. フレーバーを変更するインスタンスをクリックします。
  3. 1847 (構成) をクリックしてから 1851 (このインスタンスの再設定) をクリックします。
  4. インスタンスの再設定 セクションで、フレーバーの選択 ドロップダウンリストから新規フレーバーを選択します。
  5. 送信 をクリックします。これにより、フレーバーの変更が実行されます。Red Hat CloudForms が変更が正常に行われたことを確認するのに数分の時間がかかる場合があります。

詳細は、「11章フレーバー」および Red Hat OpenStack Platform の 『インスタンス & イメージガイド』「フレーバーの管理」を参照してください。

13.19. ライブインスタンスの移行

ライブマイグレーション には、コンピュートノード間でライブインスタンスを移行することが関係します。ライブマイグレーションは、クラウドの保守やロード管理時のインスタンスのダウンタイムの発生を防ぐ上で役立ちます。基礎となる OpenStack プロセスについての詳細は、Red Hat OpenStack Platform のインスタンスの移行ガイドのライブインスタンスの移行方法を参照してください。

ライブインスタンスを移行するには、以下を実行します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. 右側のペインで、移行するインスタンスをクリックします。プロバイダー別インスタンス アコーディオンメニューを使用して、プロバイダーまたはアベイラビリティーゾーンでインスタンスをフィルターします。
  3. 2007 (ライフサイクル) をクリックしてから、 2097 (選択したインスタンスの移行) をクリックします。
  4. インスタンスの移行 セクションで、希望の移行オプションを選択します。

    • ホストを自動選択しますか?: OpenStack プロバイダーが宛先コンピュートノードを自動的に選択します。特定のノードを選択する場合、このオプションのチェックを外して 宛先ホスト ドロップダウンリストから選択します。
    • ブロック移行: このオプションにチェックを入れると ブロックベース の移行が実行されます。この移行では、仮想マシンのイメージ全体がソースノードから宛先ノードに移行します。OpenStack プロバイダーが 共有ストレージ を使用する場合、このオプションのチェックを外したままにします。関連情報については、Red Hat OpenStack Platform の『インスタンスの移行 ガイド』の「前提条件」を参照してください。
    • ディスクのオーバーコミット: このオプションにチェックを入れると、OpenStack プロバイダーによる、宛先ホストにインスタンスのホストに必要なディスク領域があるかどうかの最初の確認が実行されなくなります。
  5. 送信 をクリックします。

移行が実行されると、インスタンスの一覧がリロードされ、選択したインスタンスが移行中であることを示すメッセージが表示されます。完了時には、インスタンスの一覧がリロードされ、移行したインスタンスは 2143 (オン) と表示されます。

13.20. インスタンスの退避

コンピュートノードがシャットダウンしている場合、ノード上でホストされているインスタンスを 退避 できます。これは、インスタンスが共有ストレージやブロックストレージボリュームを使用する場合にのみ役立ちます。基礎となる OpenStack プロセスについての詳細は、Red Hat OpenStack Platform の『インスタンス & イメージガイド』「インスタンスの退避」を参照してください。

インスタンスを退避するには、以下を実行します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. 右側のペインで、退避するインスタンスをクリックします。プロバイダー別インスタンス アコーディオンメニューを使用して、プロバイダーまたはアベイラビリティーゾーンでインスタンスをフィルターします。
  3. 2007 (ライフサイクル) をクリックしてから 2097 (選択したインスタンスの移行) をクリックします。
  4. ホストの移行 セクションで、希望の退避オプションを選択します。

    • ホストを自動選択しますか?: OpenStack プロバイダーが宛先コンピュートノードを自動的に選択します。特定のノードを選択する場合、このオプションのチェックを外して 宛先ホスト ドロップダウンリストから選択します。
    • 共有ストレージ上: これにチェックを入れたままの場合、すべてのインスタンスファイルが共有ストレージ上にあることを示します。
  5. 送信 をクリックします。

退避が実行されると、インスタンスの一覧がリロードされ、選択したインスタンスが退避中であることを示すメッセージが表示されます。完了時には、インスタンスの一覧がリロードされ、退避したインスタンスは 2143 (オン) と表示されます。

13.21. インスタンスの容量&使用状況チャートの表示

クラスターに含まれるインスタンスの容量&使用状況データを表示します。

注記

サーバーには、この機能を使用できるようにするために 容量 & 使用状況コレクター のサーバーロールを割り当てたプロバイダーに対するネットワークの可視性が必要です。詳細は、『設定全般』 を参照してください。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして容量データを表示します。
  3. 表示する項目をクリックします。
  4. 1994 (監視) をクリックしてから、タスクバーの 1994 (使用状況) をクリックします。
  5. データを表示する日付の毎時、最近の時間、または日次データポイントを表示するよう選択します。

    2309

  6. タイムプロファイル を選択します。

5063

注記

日次チャートには、終日データが含まれます。これは Red Hat CloudForms が 1 日のデータポイント 24 個すべてが含まれていない場合は、その日のデータは表示しないことを意味します。

使用率のトレンドレポートなどデータの最適化に関する情報は、「6章データの最適化」を参照してください。

13.22. インスタンスまたはイメージタイムラインの表示

インスタンスまたはイメージのイベントのタイムラインを表示します (ホストに登録されている場合)。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンスをクリックしてタイムラインを表示します。
  3. 1994 (監視) をクリックしてから、タスクバーで 1995 (タイムライン) をクリックします。
  4. オプション から、表示する期間や表示するイベントタイプをカスタマイズします。

    2166

    • 間隔 のドロップダウンリストを使用して、毎時または毎日のいずれかのデータポイントを選択します。
    • 日付 を使用して、表示するタイムラインの日付を入力します。
    • 日次タイムラインを表示している場合、表示 を使用して何日分遡るかを設定します。最大 31 日分の履歴を取得できます。
    • 3 つの イベントグループ のドロップダウンリストでは、異なるイベントグループを選択して表示することができます。それぞれ独自の色が使用されます。
    • レベル ドロップダウンリストから、概要 イベントまたはイベントの 詳細 一覧を選択します。たとえば、電源オン のイベントの詳細レベルには、電源オン要求、開始イベント、実際の 電源オン イベントが含まれる可能性があります。概要 を選択した場合、タイムラインには 電源オン イベントのみが表示されます。
  5. タイムラインで項目の詳細を確認するには、その項目をクリックします。クリック可能なリソースへのリンクが吹き出しに表示されます。

13.23. インスタンスまたはイメージの概要の表示

特定のインスタンスまたはイメージをクリックする場合、仮想サムネイル、および項目のオペレーティングシステム固有の概要画面が表示されます。そのセクションの詳細を表示するためにサブカテゴリーをクリックします (該当する場合)。

概要ページには以下のカテゴリーが含まれます。

  • プロパティー には、ベースオペレーティングシステム、ホスト名、IP アドレス、インスタンスベンダー、クラウドリソース、およびスナップショットなどの情報が含まれます。これには、複数のパーティション、複数のディスク、Linux 論理ボリューム、拡張パーティション、および Windows ドライブを分析する機能が含まれます。いくつかのカテゴリーをクリックして追加の詳細を確認できます。たとえば、コンテナー をクリックして、インスタンスに関連付けられたメモを表示できます。
  • ライフサイクル には、検出と最後の分析の日付が表示されます。リタイア日または所有者が設定されている場合はそれらも表示されます。
  • リレーションシップ には、インスタンスのクラウドプロバイダー、親および子インスタンスなどのツリーおよびドリフトなどの情報が含まれます。
  • VMsafe には、有効にされている場合は VMsafe エージェントのプロパティーが表示されます。
  • コンプライアンス には、システムのコンプライアンスチェックのステータスや過去のチェックの履歴が表示されます。
  • 電源管理 には、現在の電源状態、最後の起動時間、および最後の電源状態の変更が表示されます。状態の変更日 は、インスタンスがその電源状態を最後に変更した日付です。これは電源状態のコンテナービューのため、オペレーティングシステムを再起動しても、コンテナーの電源状態は変更されず、この値は更新されません。
  • セキュリティー には、ユーザーおよびグループについての情報が含まれます。
  • 構成 には、アプリケーション、サービス、パッケージ、init プロセスおよびファイルの情報が含まれます。このセクションはベースのオペレーションシステムによって異なります。
  • 診断 では、実行中のプロセスを表示するリンクと、最後に収集されたイベントログの情報が提供されます。
  • スマート管理 には、このインスタンスに割り当てられたすべてのタグが表示されます。

SmartState 分析をインスタンスまたはイメージプロバイダーで実行すると、これらのカテゴリーにより詳細な情報が提供されます。

13.24. インスタンスまたはイメージのユーザー情報の表示

Red Hat CloudForms の SmartState 分析機能はユーザー情報を返します 。ユーザーを探索して、グループメンバーシップを含む、ユーザーのアカウントの詳細を取得します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. インスタンスまたはイメージをクリックして、その概要を開きます。
  3. 概要ページの セキュリティー セクションから、ユーザー をクリックします。
  4. ユーザーをクリックして詳細を表示します。

13.25. インスタンスまたはイメージのグループ情報の表示

Red Hat CloudForms の SmartState 分析 機能はグループ情報を返します。グループを探索してそのユーザーの一覧を取得します。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、ユーザー情報を表示する項目をクリックします。
  3. 項目をクリックして、その 概要 を表示します。
  4. インスタンスの概要セキュリティー セクションから、グループ をクリックします。
  5. グループをクリックしてユーザーを表示します。

13.26. インスタンスまたはイメージのツリー表示

Red Hat CloudForms はインスタンスの系列を検出します。インスタンスの系列を表示し、そのツリーの一部を構成するインスタンスの比較を行います。これにより、ツリーを共有するインスタンスをタグ付けすることもできます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、ツリー表示する項目をクリックします。
  3. 項目をクリックして、その 概要 を表示します。
  4. 概要リレーションシップ セクションから、ツリー表示 をクリックします。

13.27. インスタンスまたはイメージのドリフトの検出

インスタンスの構成は時間の経過と共に変更される可能性があります。ドリフト とは、異なる時点のホストを比較した内容のことです。この情報を収集するには、インスタンスを最低でも 2 回分析する必要があります。ドリフトを検出すると、以下の利点があります。

  • マシンの最新の既知の状態と現在の状態の差異を表示できること
  • 複数の時点で特定のインスタンスに加えられた構成の変更をレビューできること
  • 複数の時点で特定のインスタンスに加えられた関連付けの変更をレビューできること
  • 2 回のチェックでインスタンスに加えられた分類の変更をレビューできること
  • 一定期間における単一インスタンスの設定ドリフトを取得できること

インスタンスまたはイメージのドリフトの検出:

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、ドリフトを表示する項目をクリックします。
  3. 項目をクリックして、その 概要 を表示します。
  4. 概要リレーションシップ セクションから、ドリフト履歴 をクリックします。
  5. 比較する分析のチェックボックスをクリックします。
  6. 画面上部の 1946 (ドリフト分析のために最大 10 個までのタイムスタンプを選択) をクリックします。結果が表示されます。
  7. 左側の ドリフト セクションにチェックを入れて比較内容を表示します。
  8. 適用 をクリックします。
  9. 展開表示 2023 について以下に説明します。プロパティーのタイプによって、プロパティーの値またはプロパティーを表すアイコンのいずれかが表示されます。

    • プロパティーがベースと同じ色で表示される場合、該当プロパティーについて比較した分析がベースと一致することを示します。
    • プロパティーがベースと異なる色で表示される場合、該当プロパティーについて比較した分析がベースと一致しないことを示します。
  10. 折りたたみ表示 2024 の場合は、プロパティーの値は表示されません。アイコンで表されるすべての項目について以下で説明します。

    • 2150 (チェックマーク) は、該当プロパティーについて比較した分析がベースと一致することを示します。マウスをポイントすると、プロパティーの値が表示されます。
    • 2177 (三角形) は、該当プロパティーについて比較した分析がそのプロパティーのベースと一致しないことを示します。マウスをポイントすると、プロパティーの値が表示されます。このセクションの横にあるマイナス記号をクリックしてこれを折りたたみます。
  11. ビューの範囲を制限するには、リソース ボタンセクションの 3 つのボタンを使用します。

    • 2178 (すべての属性) をクリックすると、選択したセクションのすべての属性が表示されます。
    • 2204 (異なる値を持つ属性) をクリックすると、ドリフト間で異なる属性のみが表示されます。
    • 2148 (同じ値を持つ属性) をクリックすると、ドリフト間で同じ属性のみが表示されます。
  12. ビューのモードを制限するには、リソース ボタンセクションの 2 つのボタンを使用します。

    • 属性の詳細をすべて表示するには、 2022 (詳細モード) をクリックします。
    • ベースと比較して属性の有無のみを確認するには、 2025 (有無確認モード) をクリックします。これは、ユーザーアカウントやハードウェアの有無など、ブール値のプロパティーを指定できる属性のみに適用されます。

これでドリフト分析が作成されます。外部ツールで分析を行うためにデータをダウンロードするか、またはドリフトからレポートを作成します。

13.28. インスタンスまたはイメージのドリフトレポートの作成

  1. 分析する比較を作成します。
  2. 2107 (ダウンロード) をクリックします。
  3. 希望のレポート種別の出力ボタンをクリックします。

    • テキストファイルの場合は、 2133 (テキスト形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。
    • csv ファイルの場合は、 2133 (CSV 形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。
    • テキストでダウンロードするには、 2134 (PDF 形式のドリフトレポートのダウンロード) をクリックします。

13.29. インスタンスまたはイメージの分析履歴の表示

SmartState 分析がインスタンス上で実行されるたびに、タスクについてのレコードが作成されます。この情報はインスタンスのアコーディオンメニュー、またはインスタンスの概要のいずれかより参照できます。この詳細を使用し、最後の分析が完了した時およびそれが正常に完了したかどうかを確認できます。分析でエラーが発生した場合には、そのエラーが表示されます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、分析履歴の表示に必要な項目をクリックします。
  3. 項目をクリックして、その概要を表示します。
  4. 概要の リレーションシップ セクションから、分析履歴 をクリックします。最近の 10 件の分析までの履歴が表示されます。

    2179

  5. 特定の分析をクリックしてその詳細を表示します。

13.30. インスタンスまたはイメージのイベントログの表示

分析プロファイル を使用して、インスタンスからイベントログ情報を収集します。

『CloudForms 設定全般ガイド』の「デフォルトの分析プロファイルの設定」セクションを参照してください。

注記

この機能は Windows のみに利用できます。

  1. コンピュートクラウドインスタンス の順に移動します。
  2. アコーディオンメニューをクリックして、イベントログを表示するために項目をクリックします。
  3. 項目をクリックして、その 概要 を表示します。
  4. 診断 から、イベントログ をクリックします。

収集されるイベントログのエントリーが表示されます。列ヘッダーをクリックしてこの一覧の並べ替えを実行します。