第4章 既知の問題

現時点で Red Hat CloudForms の既知の問題は以下のとおりです。

BZ#1225541

現在、Virtual Disk Development Kit 6.0 で VMware vSphere 6 の SmartState 分析を実行しようとすると、Unable to determine port エラーが返され、分析が失敗します。この問題は、本バージョンの VDDK が CFME が予想する場所とは異なるディレクトリーにインストールされるために発生します。適切なディレクトリーに VDDK 6.0 をインストールすることで、これは解決されます。

1. VMware の Web サイトから VDDK 6.0 をダウンロードします。
2. ダウンロードした GZIP ファイルを、アプライアンスの /tmp ディレクトリーにコピーします。
3. GZIP アーカイブファイルを展開します。
4. /usr/lib/vmware-vix-disklib ディレクトリーを準備します。
   a. ディレクトリーが存在する場合は、このディレクトリーのコンテンツをバックアップして削除します。
   b. このディレクトリーが存在しない場合には、作成してください。# mkdir /usr/lib/vmware-vix-disklib
5. /tmp ディレクトリーの展開したアーカイブファイルの配下には、複数のサブディレクトリーがあります。以下のディレクトリーとコンテンツを /usr/lib/vmware-vix-disklib ディレクトリーにコピーします。
  * bin64
  * include
  * lib64

この問題は、Red Hat CloudForms の今後のリリースで解決される予定です。

BZ#1272369

現在、Web ユーザーインターフェースからコンテナーのタグを編集することができません。これは、コンテナーのエンティティーでタグを編集してもエラーが返されないように、今後のリリースで修正される予定です。

BZ#1279458

CloudForms Management Engine の現在のバージョンでは、コンテナーイメージの SmartState 分析タスクが誤って「All VM Analysis Tasks」に分類されます。このバグは、SmartState 分析のタスクを正しく分類することで CloudForms Management Engine の今後のバージョンで解決される予定です。

BZ#1284005

現在、user_id は REST API で新規コンテナープロバイダーを追加する際に指定する必要がありますが、通常は新規コンテナープロバイダーの追加や認証プロセスには、user_id の指定は必要ありません。今後、このフィールドおよび要件は削除される予定です。

BZ#1284257

CloudForms Management Engine の現在のバージョンでは、コンテナーイメージの SmartState 分析エラーが UI で正しくレポートされず、これらのエラーは evm.log にログされるだけです。また、SmartState 分析タスクは、正常に完了したと誤って報告してしまいます。このバグは、CloudForms Management Engine の今後のバージョンで、失敗した分析タスクについてユーザーインターフェースで固有のエラーを報告するように修正されます。

BZ#1285455

CloudForms Management Engine の現在のバージョンでは、UI にコンテナーの使用率の監視に関する日次チャートのみが表示され、コンテナーの監視機能が遅延してしまいます。このバグは、CloudForms Management Engine の今後のバージョンでは、コンテナーを追加してから 1 時間以内のコンテナーの使用率を監視する際に日次グラフが利用できない場合は、時間別のグラフが表示されるようにすることで解決されます。

BZ#1286247

CloudForms Management Engine の現在のバージョンでは、ポッドとコンテナーの使用率ページまたはタイムラインページで特定の順番に移動すると、コンテナーの詳細表示の際に、ユーザーインターフェースがクラッシュしてしまいます。回避策として、ポッドとコンテナーの使用率のページまたはタイムラインページを移動する場合は、F5 を押して強制的にページを再読み込みしてください。このバグは、クラッシュを起こすコードを修正することで、CloudForms Management Engine の今後のバージョンで解決される予定です。

BZ#1287310

現在、コンテナータブの固有のポッドから関連のサービスに移動すると、Web ユーザーインターフェースでエラーが発生します。このナビゲーションに関する問題は、今後のリリースで修正されます。

BZ#1287751

現在、Docker のイメージタグは、異なるイメージに再割り当てすることができるにも拘らず (例: 異なるハッシュ識別子)、SmartState 分析タスクでは、スキャンしたイメージのハッシュ ID がデータベース内のイメージとマッチするかを検証しません。これは、、今後のリリースで、SmartState 分析タスクによりハッシュ ID を確認することでイメージの特定を行えるようにして解決予定です。

BZ#1288131

CloudForms Management Engine の現在のバージョンでは、コンテナープロバイダーのタイムラインで、プロバイダーのリンクが誤って生成されてしまいます。リンクをクリックすると、プロバイダーが存在しないとのエラーが表示されます。このバグは、正しいリンクを生成するようにコードを修正して解決される予定です。CloudForms Management Engine の今後のリリースでは、プロバイダーのタイムラインのプロバイダーリンクが予想通りに機能するはずです。

BZ#1288045

現在、OpenShift ノードがその容量をレポートする前に、インベントリーの更新が行われた場合には、エンティティーの処理ができません。これは通常、ノード上で自己登録が無効にされている場合、システムに必要のないノードや、以前のノードが定義されている場合に発生します。これを回避するには、システムから以前のノードを削除します。この問題は、ノードの容量に対する厳密な要件を取り除くことで、今後のリリースで解決される予定です。

BZ#1289156

現在、Red Hat CloudForms 5.4 から 5.5 に移行した後に、アプライアンスのデータベース複製に失敗してしまいます。移行の手順の後に、以下のステップを行うことでこの問題が解決されます。

全リージョンのデータベースアプライアンスでデータベースの同期ロールを無効にします。

マスターのデータベースアプライアンスで以下のコマンドを実行します。
# psql -d vmdb_production -c "delete from host_storages"

全リージョンのデータベースアプライアンスで以下のコマンドを実行します。<region> はリージョンのデータベースアプライアンスの数に置き換えます。
# vmdb
# bin/rake evm:dbsync:uninstall host_storages
# psql -d vmdb_production -c "drop trigger if exists rr1_hosts_storages on host_storages"
# psql -d vmdb_production -c "drop function if exists rr1_hosts_storages()"
# psql -d vmdb_production -c "delete from rr<region>_pending_changes where change_table = 'hosts_storages'"
# psql -d vmdb_production -c "delete from rr<region>_sync_state where table_name = 'hosts_storages'"
# bin/rake evm:dbsync:prepare_replication_without_sync

最後に、リージョンのデータベースアプライアンスでデータベースの同期ロールを有効化します。