第3章 前提条件

3.1. プログラムおよび製品要件

3.1.1. プログラムメンバーシップ、アカウント、およびエンタイトルメント

クラウドイメージの認定には、Certified Cloud and Service Provider (CCSP) プログラムのアクティブなメンバーシップが必要になります。メンバーでない場合は、Red Hat Connect for Business Partners に移動してメンバーシップの申し込み方法を確認してください。

CCSP プログラムの登録プロセス中に、Red Hat シングルサインオン (SSO) アカウントが作成されます。この SSO アカウントとその認証情報は、Red Hat 製品、認定ツールセット、およびその他の Red Hat アセットにアクセスするための認証プロセスで使用されることになります。

CCSP プログラムのメンバーシップと SSO アカウントを取得したら、このアカウントに認証情報の権限を与える必要があります。これを実行するには、ケースを作成し、問題の概要 フィールドに以下の情報を入力します。

問題の概要:

  • パートナー認定: {Partner Name} での {Red Hat SSO Username} 向け CCSP 認定アクセス

    オプションで 期待される動作はどのようなものですか? フィールドに以下の情報を記入すると、Red Hat 担当者がこのケースで最初の認定リクエストを作成します。

  • クラウド名もしくはクラウドサービスオファリングの名前
  • クラウドもしくはクラウドサービスオファリングの公開カタログ URL/公開 URL
  • サポート地域 (グローバル/オーストラリア & ニュージーランド/ASEAN/EMEA/日本/LATAM/北米/公的機関)
  • サポート言語
  • 取得したサードパーティー認定 (例: FedRAMP、Systrust、SAS 70、PCI、その他の非 NA 認定など)
  • 最初の認定を希望する RHEL バージョン (6.x または 7.x)

添付ファイル:

パートナーブランドロゴの添付 (PNG 256x256)

3.1.2. イメージの要件

認定クラウドおよびサービスプロバイダー (Certified Cloud and Service Provider: CCSP) は、カタログで公開されるイメージを認定する必要があります。この認定プロセスには、Red Hat のお客様に対し、各種のクラウドプロバイダー間での一貫したエクスペリエンスと共に、最高レベルのサポートおよび優良なセキュリティー対策を利用できることを保証をするための一連のテストが含まれます。

イメージは、CCSP Program Guide および Technical and Operations requirements Guide に記載の要件すべてを満たす必要があります。これらのガイドは、Red Hat Connect for Business Partners から入手可能です。認定に関する固有のポリシーと要件は、クラウドイメージ認定ポリシーガイド に記載されています。

3.2. テスト環境の準備

3.2.1. テスト環境の概要

以下の図では、Red Hat Certification web UI を使用した RHEL 6 または RHEL 7 (該当するいずれか) の image-under-test のテストに必要な環境設定を示しています。この図には、(色付きの) 各ホストにインストールする必要のある認定パッケージが含まれています。

Test Environment Overview

Red Hat Certification に実装されるプライマリーアプリケーションは、クライアントサーバーアプリケーションです。別のホスト (テストサーバー) で Red Hat Certification の web ユーザーインターフェースを起動し、この UI を使用してクラウドの image-under-test (テストクライアント) で認定テストを実行できます。テストサーバーは image-under-test またはテストクライアントと通信して、image-under-test/テストクライアントホストで認定テストを開始します。Red Hat Certification web ユーザーインターフェースを使用すると、以下を実行できます。

  • 新しい認定リクエストの生成
  • ログの提出
  • 認定チームへの連絡

必須ではないものの、個別のテストサーバーを設定し、image-under-test/テストクライアント上で認定テストを実行することが推奨されます。こうすることで、単一のホスト/テストサーバーから複数のイメージ/テストクライアントのテストが可能になり、テストサーバー上で詳細な検証レポートが提供され、リソースが制約されないようにします。検証されたテスト結果/レポートは Red Hat Certification サーバーにも保存され、Red Hat Certification の web ユーザーインターフェース で閲覧することもできます。データの送信後、必要な場合は Red Hat Certification の web ユーザーインターフェースを継続して使用し、認定チームと連絡を取ることもできます。

注記

Red Hat Certification web UI にアクセスできない場合や image-under-test にインターネットアクセスがない場合は、Red Hat Certification コマンドラインインターフェイスを使用することができます。Red Hat では、今回のリリースの CCSP 認定でドキュメント化されているように、Red Hat Certification CLI の使用をサポートしています。

3.2.2. Image-under-Test の準備

image-under-test で必要となるソフトウェアパッケージは、Red Hat カスタマーポータルから手動でインストールする必要があります。こうすることで、image-under-test のデフォルトのコンテンツへの修正が最小限に抑えられます。

注記

image-under-test がインターネットに接続できない場合、インターネットに接続している RHEL 6/7 ホスト (どちらか該当する方) に必要なソフトウェアパッケージをダウンロードし、image-under-test に RPM ファイルを送信することが推奨されます。image-under-test に必要なパッケージをインストールしたら、Red Hat Certification CLI を使用して認定テストを実行し、残りのプロセスを完成することが推奨されます。

Red Hat カスタマーポータルから必要なソフトウェアパッケージをダウンロードして手動でインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. Red Hat カスタマーポータルにログインし、Red Hat Certification ダウンロードページ を開きます。
  2. バージョン から該当する RHEL のバージョンを選択します。アーキテクチャー から該当するアーキテクチャーを選択します。

    Download Options
  3. redhat-certification-backend および redhat-certification-cloud パッケージの横にある 最新版のダウンロード ボタンをクリックします。

    Download Latest
  4. ダウンロードした RPM ファイル/パッケージを image-under-test にインストールします。
  5. 以下のコマンドを実行して、Red Hat Certification back-end サーバーと image-under-test 上でのサーバーリスナープロセスを起動します。

    # rhcertd start

結果

認定テスト用に image-under-test の準備ができました。

3.2.3. テストサーバーの準備

テストサーバーで必要となるソフトウェアパッケージは、Red Hat web ユーザーインターフェースまたは Satellite 経由で Red Hat Certification チャンネルをサブスクライブしてインストールする必要があります。こうすることで、必要な依存関係が自動的にインストールされます。

テストサーバーに必要なソフトウェアパッケージをインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. テストサーバーホストとして機能することが可能な永続的 RHEL 7 ホストを選択します。選択するホストは、認定チャンネルを含む Red Hat サービスにアクセスでき、RHEL 6 または RHEL 7 の image-under-test と同様のネットワークを使用する必要があります。
  2. 以下のコマンドを実行して、Red Hat サブスクリプション管理を使用してホストを登録します。

    # subscription-manager register

    登録には、ご自身の RHN 認証情報を使用します。

  3. 以下のコマンドを実行して、システムで利用可能なサブスクリプション一覧を表示します。

    # subscription-manager list --available

    利用可能なサブスクリプション一覧から Red Hat Certification (for RHEL Server) リポジトリーを提供するサブスクリプションを検索します。サブスクリプションとそのプール ID を書き留めます。

    重要

    Red Hat Certification (for RHEL Server) リポジトリーは認定パッケージを提供します。

  4. 以下のコマンドを実行して、Red Hat Certification (for RHEL Server) リポジトリーを提供するサブスクリプションをシステムにアタッチします。

    # subscription-manager attach --pool=[pool_ID]

    Red Hat Certification (for RHEL Server) リポジトリーを提供するサブスクリプションのプール Pool ID で [pool_ID] を置き換えます。

    # subscription-manager attach --pool コマンドで必要なサブスクリプションをシステムにアタッチするには、正しいプール ID が必須になります。

    ヒント

    システムにアタッチされているサブスクリプションを確認するには、# subscription-manager list --consumed コマンドを実行します。Red Hat Certification (for RHEL Server) リポジトリーを提供するサブスクリプションがシステムにアタッチされていることを確認してください。

  5. 以下のコマンドを実行して、Red Hat Certification チャンネルをサブスクライブします。

    # subscription-manager repos --enable=[rhel-7-server-cert-rpms]
    # yum install redhat-certification
  6. 以下のコマンドを実行して、Apache、Red Hat Certification バックエンドサーバー、およびサーバーリスナープロセスを開始します。

    # systemctl start httpd
    # rhcertd start

結果

テストサーバー (RHEL 7.x host) の準備ができました。redhat-certification パッケージは Red Hat Certification web UI を提供し、これは image-under-test/テストクライアント上での認定テストの実行に使用できます。