第4章 認定ワークフロー

4.1. 認定ワークフローの概要

以下の図は、認定クラウドおよびサービスプロバイダー (Certified Cloud and Service Provider: CCSP) の認定ワークフローと、Red Hat およびパートナーの役割や責任を表しています。

Certification Workflow

4.2. 認定リクエストの作成

新規の認定リクエストを作成するには、以下のステップにしたがいます。

テストサーバーのブラウザーで http://<machine-IP> にアクセスし、Red Hat Certification web ユーザーインターフェース を起動します。

  1. UsernamePassword フィールドに認定向けに有効にした Red Hat アカウントの認証情報を入力します。Login をクリックします。
  2. New Certification ボタンをクリックし、Choose the Red Hat Certification web ページに移動します。
  3. Product ドロップダウンリストから Red Hat Enterprise Linux を選択します。VersionPlatform の値は自動的に生成されますが、必要に応じてバージョン、プラットフォーム、および RHEL バージョンを選択できます。 Next をクリックし、Choose the product to be certified web ページに移動します。
  4. ドロップダウンリストから VendorMake、および Name を選択します。Next をクリックします。
  5. リクエストした Cloud 認定の通知が表示されます。
注記

Red Hat Certification web ユーザーインターフェースで Red Hat Certified Cloud Provider オプションが見当たらない場合は、認定向けに有効にしたアカウントでログインしていることと、認定の前提条件をすべて完了していることを確認してください。さらにヘルプが必要な場合は、サポートケースの作成 を参照してください。

4.3. 認定テストの実行

4.3.1. 概要

認定テストは、(ローカルのテストサーバー上で Red Hat Certification アプリケーションを起動して) Red Hat Certification web UI を使用するか、Red Hat Certification CLI 使用して image-under-test で実行できます。

4.3.2. Red Hat Certification WUI を使用した認定テストの実行

Red Hat Certification web ユーザーインターフェースを使用して image-under-test 上で認定テストを実行するには、テストサーバーで以下のステップを実行します。

  1. ブラウザーで http://machine-IP にアクセスし、Red Hat Certification web ユーザーインターフェースを起動します。machine-IP はご使用のマシンの IP アドレスまたはホスト名に置き換えてください。
  2. User NamePassword フィールドに認定向けに有効にした Red Hat アカウントの認証情報を入力します。Log In をクリックします。
  3. Red Hat Certification ホームページで Server settings タブをクリックします。

    Server Setting
  4. Register a System フィールドに image-under-test のホスト名または IP アドレスを記入して、Add をクリックします。
  5. Red Hat Certification ホームページで既存の認定エントリーをクリックします。

    Add Product

    進捗ページが開き、認定テストスイートで利用可能な認定テストとこれまでの実行の進捗状況 (ある場合) が表示されます。

  6. Testing リンクをクリックしてテストページを開きます。
  7. テストページで Add System をクリックします。
  8. Select Host ページで image-under-test のホスト/ホスト名を選択し、Test をクリックします。

    テストページが開き、image-under-test の認定テストプランが作成されます。認定テストプランの実行が完了し、テストプランの準備ができると、ステータスコラムに「Finished test run」ステータスと Continue Testing ボタンが表示されます。

    Continue Testing
  9. Continue Testing をクリックします。
  10. Run テーブルから表示されているテストすべてを選択し、Run Selected をクリックします。

    Run Selected
注記

認定向けのテストプラン作成後に表示されるテストはすべて、実行する必要があります。特定のテストを選択して実行する方法は、Red Hat Review チームがデバッグ目的で推奨した場合にのみ、実行してください。

結果

認定テストが image-under-test で実行されます。認定テスト実行のステータスは、Testing ページに表示されます。interactive のラベルがあるテストは、ランタイム中にユーザーからのフィードバックを必要とします。Testing ページの status コラムには、質問とテスト中の入力のためのテキストボックスが表示されます。テストは、回答が提供されて Submit がクリックされるまで、一時停止します。

テスト実行が完了すると、各種テストからのテストログが .xml.gz 形式の単一ログファイルに保存されます。

4.3.3. Red Hat Certification CLI を使用した認定テストの実行

Red Hat Certification CLI を使用した認定テストを実行するには、以下のコマンドを image-under-test で実行します。

# rhcert-cli

特定のテストでは、(CLI で) ランタイム中にユーザーからのフィードバックが必要になります。回答を提供して Enter をクリックするまで、テストは一時停止します。以下のスクリーンショットが例になります。

Needs Review
注記

すべてのテストを実行することが推奨されます。

テスト実行後には、テストのログ/結果が自動的に単一の .xml.gz ファイルに収集されます。このテスト結果/ログを保存するには、image-under-test で以下のコマンドを実行します。

# rhcert-cli save --server [hostname/IP address of LTS]

image-under-test に保存せずに、テスト結果/ログを直接検証のために提出することも可能です。

4.4. テストログの表示およびレビュー用にテストログを提出

4.4.1. Red Hat Certification WUI を使用したテストログの表示およびレビュー用にテストログを提出

Red Hat Certification web ユーザーインターフェース (テストサーバーで起動する) を使用してテストログを表示および提出するには、以下のステップを実行します。以下の手順では、テスト結果/ログファイルを提出、保存、ダウンロード、削除するステップについても説明しています。ただし、検証のためにテストログファイルを Red Hat Certification サービスに提出することは必須となります。

  1. テストサーバーで Red Hat Certification web ユーザーインターフェースを起動します。
  2. Red Hat Certification ホームページで Products Table から製品名/image-under-test をクリックします。
  3. Certification ページで関連する認定エントリーをクリックします。
  4. Testing リンクをクリックしてテストページを開きます。
  5. Testing ページで、表示する結果に対応している関連ホスト名の下にあるタイムスタンプをクリックします。

    Results Link
  6. Actions リストから、以下の詳細に基づいて適切なアクションを選択します。

    注記

    テーブルの Results コラムから各テストの結果を表示することができます。

    • 検証のためにテストログファイルを提出するには、submit を選択します。テストログファイルを閉じるには、close を選択します。
    • 別の Red Hat Certification サーバーにテストログファイルを保存するには、save を選択します。save アクションはテストログファイルを (.xml.gz 形式で) Red Hat Certification アプリケーションがインストールしたリモートサーバーに送信します。別の Red Hat Certification サーバーにテストログファイルを保存する場合は、同一サーバーからテストログファイルを提出する必要があります。
    • テストログファイルを (.xml.gz 形式で) ダウンロードするには、download を選択します。
    • サーバーからテストログファイルを削除するには、delete を選択します。

submit オプションでは、統合されたテストログ/テスト結果のファイルが Red Hat 認定サーバーにレビューのために提出されます。

4.4.2. Red Hat Certification CLI を使用したテストログの表示およびレビュー用にテストログを提出

Red Hat Certification CLI を使用してテストログを提出するには、image-under-test で # rhcert-cli submit コマンドを実行します。

Red Hat Catalog Username および Password に、認定向けに有効にした Red Hat アカウントの認証情報を入力します。認定リクエストが正常に作成されると、Certification ID が生成されます。認定リクエストの ID を Certification ID ダイアログボックスに入力します。

注記

製品の Certification ID は、Details タブの certification_id という行で確認できます。

# rhcert-cli submit コマンドは、Red Hat サービスに接続できるネットワークがイメージにある場合のみ実行できます。このコマンドは、ホスト/イメージ上の最新のタイムスタンプが付けられたテストログをレビュー目的で Red Hat 認定サービスに提出します。テストログファイルのレビューは、Red Hat 認定サービスと Red Hat Review チームが実施します。認定の結果は、Red Hat Certification web ユーザーインターフェースに表示されます。

image-under-test にインターネットアクセスがない場合は、以下のステップを実行してテストログファイルを提出します。

  1. rhcert-cli --save コマンドを使用して、結果をファイルに保存します。そのファイルを USB にコピーします。
  2. USB を LTS に接続します。
  3. コピーしたファイルをアップロードするには、Certification ページの Testing タブにある Upload Results File ボタンをクリックします。
  4. テストの結果を提出するには、タイムスタンプリンクをクリックします。Progress タブで Submit ボタンをクリックします。

結果が正しく提出されると、Testing タブの認定状態が Submitted に変わります。

アップロードしたファイルは Certification ページの Testing タブに表示され、 Certification IDProgram に関連付けされます。

注記

アップロードしたファイルの名前と元のファイルの名前が同じ場合、元のファイルはアップロードしたファイルに置き換えられます。

4.5. 認定のレビューおよびポスティング

認定テスト実行後に提出されたテストログファイルは、Red Hat 認定サービスとレビューチームが検証します。レビューチームは、Red Hat Certification web ユーザーインターフェースの Dialog タブを使用して、パートナーと連絡を取り、特定の結果を伝えたり、追加情報を取得する場合があります。

場合によっては、テストの再実行が必要になることもあります。ただし、再実行のログは既存の認定リクエストを使用して提出することができます。最終的な認定結果は、Red Hat Certification web ユーザーインターフェースに表示されます。認定結果を表示するには、Red Hat Certification web ユーザーインターフェースの Show In Progress Certifications ボタンにチェックを入れます。

認定が成功すると、認定製品は Red Hat Certified Cloud Providers ページ に記載されます。