第1章 はじめに

1.1. 対象読者

本ガイドでは、Red Hat Enterprise Linux ベースの Infrastructure-as-a-Service (IaaS)、Platform-as-a-Service (PaaS)、または管理サービスを提供する CCSP パートナー向けに実施されている技術および運用上の認定要件について説明します。認定ツールおよび認定方法は Red Hat Enterprise Linux にビルドされるクラウドアプリケーションイメージをその対象としています。

1.2. 認定の使用による共同のお客様への価値の創造

認定クラウドおよびサービスプロバイダー (Certified Cloud and Service Provider: CCSP) は、カタログで公開されるイメージを認定する必要があります。この認定プロセスには、Red Hat のお客様に対し、各種のクラウドプロバイダー間での一貫したエクスペリエンスと共に、最高レベルのサポートおよび優良なセキュリティー対策を利用できることを保証をするための一連のテストが含まれます。

クラウド認定テストスイート (redhat-certification-cloud) には、(supportable (サポート対応)、configuration (設定)、security (セキュリティー) の 3 つのテストが含まれ、それぞれには以下で説明する一連のサブテストとチェックが含まれます。テストの実行方法についての詳細は、CCSP 認定ユーザーガイド を参照してください。

新規の認定および再認定を受けるには、これら 3 つのクラウドテストすべてとテストスイートのセルフチェックテスト (rhcert/selfcheck) を単一実行したときに記録されたログを Red Hat に提出する必要があります。

ほとんどのクラウド認定サブテストは即時にステータス (Pass/Fail) を返しますが、一部のサブテストは合格を確認するために Red Hat の詳細レビューが必要になることがあります。これらのテストについては、Red Hat 認定アプリケーションで REVIEW ステータスのマークが付けられます。

またテストによっては、潜在的な問題を特定し、WARN ステータスを返すこともあります。このステータスはベストプラクティスが実施されていないことを示唆します。WARN ステータスのマークの付いたテストは注意またはアクションを喚起しますが、認定の結果には影響しません。パートナーの皆様には、これらの警告に含まれる情報に基づいてテストの出力を確認し、適切なアクションを取ることをお勧めします。

1.3. テストスイートのバージョン

パートナーの皆様には、最新の認定ツールをインストールして、認定プロセスの最新のワークフローを使用していただく必要があります。新バージョンの認定ツールがリリースされてから 90 日間は、Red Hat は以前のバージョンのツールとワークフローをサポートします。

この 90 日間が過ぎると、以前のバージョンで生成されたテストログ/結果は自動的に拒否され、パートナー様は最新のツールをワークフローを使用してテストログ/結果を再生成することが求められます。

最新バージョンの認定ツールおよびワークフローは (デフォルトで) Red Hat サブスクリプション管理から入手可能となっており、CCSP ワークフローガイド にその説明があります。