3.5. 証明書の署名アルゴリズムの設定
CA の署名証明書は、CA でサポートされる公開鍵アルゴリズムに問題がある証明書に署名できます。たとえば、ECC 署名証明書は、ECC アルゴリズムと RSA アルゴリズムの両方が CA でサポートされている限り、ECC 証明書要求と RSA 証明書要求の両方に署名できます。RSA 署名証明書は EC キーを使用して PKCS # 10 要求に署名できますが、CA が CRMF 所有証明 (POP) を検証するために ECC モジュールを使用できない場合は、EC キーを使用して CRMF 証明書要求に署名できない場合があります。
ECC および RSA は、公開鍵の暗号化と署名アルゴリズムです。両方の公開鍵アルゴリズムは、異なる暗号スイートをサポートします。これは、データの暗号化と復号に使用されるアルゴリズムです。CA 署名証明書の機能には、対応している暗号スイートのいずれかを使用して、証明書を発行し、署名することです。
各プロファイルは、CA がそのプロファイルで処理される証明書の署名に使用する暗号化スイートを定義できます。署名アルゴリズムが設定されていない場合、プロファイルはデフォルトの署名アルゴリズムを使用します。
3.5.1. CA のデフォルト署名アルゴリズムの設定
- CA コンソールを開きます。
pkiconsole https://server.example.com:8443/ca
- Configuration タブで、Certificate Manager ツリーを展開します。
- General Settings タブで、Algorithm ドロップダウンメニューで使用するアルゴリズムを設定します。