13.9. セルフテストの実行
CertificateCertificate Systemnbsp;System には、サーバーのセルフテストを可能にする機能が追加されています。セルフテストは起動時に実行され、オンデマンドで実行することもできます。起動セルフテストはサーバーの起動時に実行され、重要なセルフテストが失敗した場合にサーバーが起動しないようにします。オンデマンドのセルフテストは、サブシステムコンソールのセルフテストボタンをクリックして実行されます。
13.9.1. セルフテストの実行
CA、OCSP、KRA、または TKS サブシステムのオンデマンドのセルフテストは、コンソールから実行します。TPS システムのオンデマンドのセルフテストは、Web サービスページから実行されます。
13.9.1.1. コンソールからのセルフテストの実行
- コンソールにログインします。
pkiconsole https://server.example.com:admin_port/subsystem_type
- 左側のペインの上部にあるサブシステム名を選択します。
- Self Tests タブを選択します。
- Run をクリックします。サブシステムに設定されたセルフテストが実行されます。重大なセルフテストに失敗すると、サーバーが停止します。
- On-Demand Self Tests Results ウインドウが表示され、セルフテストの実行にログイベントが表示されます。
13.9.1.2. TPS セルフテストの実行
コマンドラインインターフェイス (CLI) から TPS のセルフテストを実行するには、以下を実行します。
- pki tps-selftest-find
- pki tps-selftest-run
- pki tps-selftest-show