6.6.3. certsToAdd 属性の設定
certsToAdd
属性は、以下の形式で複数の値を取ります。
<cert serial # in decimal>,<CA connector ID>,<key ID>,<kra connector ID>
以下に例を示します。
59,ca1,0,kra1
重要
デフォルトでは、キーリカバリーは証明書ごとにキーを検索します。これにより、<key ID> 値が無関係になります。ただし、TPS はオプションでこの属性を使用してキーを検索するように設定できます。そのため、通常は値を 0 に設定するのは簡単です。この値は無効であるため、一致しないキーを取得できなくなります。
鍵 ID による復元は推奨されていません。これは、証明書がこの場合に鍵と一致しているかどうかを検証することができないためです。
証明書および CA 情報のみを持つ
certsToAdd
属性を指定する場合、TPS は問題の証明書がトークン上にあり、保存する必要があることを仮定します。この概念は キー保持 と呼ばれます。
以下の例は、ユーザー LDAP レコードに関連する属性を示しています。
tokenType: externalRegAddToToken certstoadd: 59,ca1,0,kra1 certstoadd: 134,ca1,0,kra1 Certstoadd: 24,ca1