B.2.9. Renewal Grace Period 制約
Renewal Grace Period Constraint は、ユーザーが有効期限に基づいて証明書を更新できる時期に関するルールを設定します。たとえば、ユーザーは、有効期限が切れる前の特定の時間まで、または有効期限後の特定の時間を過ぎると、証明書を更新できません。
この制約を使用するときに覚えておくべき重要なことの 1 つは、この制約が更新プロファイルではなく、元の登録プロファイル に設定されていることです。更新猶予期間のルールは元の証明書の一部であり、引き継がれ、その後の更新に適用されます。
この制約は、No Default 拡張機能でのみ使用できます。
表B.30 Renewal Grace Period 制約設定パラメーター
パラメーター | 説明 |
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renewal.graceAfter | 証明書の期限が切れた 後、更新用に提出できる期間を日数単位で設定します。証明書の有効期限が切れると、更新要求は拒否されます。値を指定しない場合、制限はありません。 |
renewal.graceBefore | 証明書の期限が切れる 前、更新用に提出できる期間を日数単位で設定します。証明書が有効期限にそれほど近くない場合、更新要求は拒否されます。値を指定しない場合、制限はありません。 |