7.6.5. OCSPClient プログラムを使用した OCSP リクエストの送信

OCSPClient プログラムは、OCSP リクエストの実行に使用できます。以下に例を示します。
]# OCSPClient -h server.example.com -p 8080 -d /etc/pki/pki-tomcat/alias -c "caSigningCert cert-pki-ca" --serial 2
CertID.serialNumber=2
CertStatus=Good
OCSPClient コマンドは、以下のコマンドラインオプションと共に使用できます。

表7.1 利用可能な OCSPClient オプション

オプション 説明
-d database セキュリティーデータベースの場所 (デフォルト: 現行ディレクトリー)
-h hostname OCSP サーバーのホスト名 (デフォルト: example.com)
-p port OCSP サーバーのポート番号 (デフォルト: 8080)
-t path OCSP サービスパス (デフォルト: /ocsp/ee/ocsp)
-c nickname CA 証明書のニックネーム (デフォルト: CA 署名証明書)
-n times 送信番号 (デフォルトは 1)
--serial serial_number チェックする証明書のシリアル番号
--input input_file DER でエンコードされた OCSP 要求が含まれる入力ファイル
--output output_file DER でエンコードされた OCSP 応答を保存する出力ファイル
-v, --verbose 詳細モードで実行
--help ヘルプメッセージを表示