15.2.5. ログモジュールの管理
許可されるログのタイプとそれらの動作は、ログモジュール プラグインで設定されます。新しいロギングモジュールが作成され、カスタムログの作成に使用できます。
プラグインモジュールを登録する前に、モジュール用の Java™ クラスを
classes
ディレクトリーに配置します。実装はクラスパス上になければなりません。
ログプラグインモジュールをサブシステムインスタンスで登録するには、以下を実行します。
- カスタムジョブクラスを作成します。この例では、カスタムログプラグインは
MyLog.java
と呼ばれます。 - インスタンスの lib ディレクトリーに新しいクラスをコンパイルします。
javac -d . /var/lib/pki/pki-tomcat/lib -classpath $CLASSPATH MyLog.java
- CA がカスタムクラスにアクセスできるように、CA の
WEB-INF
Web ディレクトリーにディレクトリーを作成します。mkdir /var/lib/pki/pki-tomcat/webapps/ca/WEB-INF/classes
- 所有者を Certificate System のシステムユーザー (
pkiuser
) に設定します。chown -R pkiuser:pkiuser /var/lib/pki/pki-tomcat/lib
- プラグインを登録します。
- コンソールにログインします。
- Configuration タブで、ナビゲーションツリーから Logs を選択します。次に、Log Event Listener Plug-in Registration タブを選択します。
- Register をクリックします。Register Log Event Listener Plug-in Implementation ウィンドウが表示されます。
- プラグインモジュールの名前と、Java™ クラス名を指定します。Java™ クラス名は、実装する Java™ クラスの完全パスです。このクラスがパッケージに含まれる場合は、パッケージ名を含めます。たとえば、
com.customplugins
という名前のパッケージに customLog という名前のクラスを登録すると、クラス名は com.customplugins.customLog になります。 - OK をクリックします。