C.2.4. LdapSubjAttrMap
LdapSubjAttrMap プラグインモジュールは、設定可能な LDAP 属性を使用して証明書を LDAP ディレクトリーエントリーにマップするように Certificate Manager を設定します。このマッパーを使用するには、ディレクトリーエントリーに指定された LDAP 属性を含める必要があります。
Certificate Manager は、サブジェクト DN 全体と完全に一致する値を持つ属性をディレクトリーで検索するため、このマッパーにはサブジェクト DN の正確なパターンが必要です。たとえば、指定された LDAP 属性が certSubjectDN で、証明書サブジェクト名が uid=jdoe, o=Example Corporation, c=US の場合、証明書マネージャーは、certSubjectDN=uid=jdoe 属性のあるエントリーに対してディレクトリーを検索します。
一致するエントリーが見つからない場合、サーバーはエラーを返し、ログに書き込みます。
表C.9「LdapSubjAttrMap Parameters」 これらのパラメーターを説明します。
表C.9 LdapSubjAttrMap Parameters
パラメーター | 詳細 |
---|---|
certSubjNameAttr | 証明書のサブジェクト名を値として含む LDAP 属性の名前を指定します。デフォルトは certSubjectName ですが、任意の LDAP 属性に設定できます。 |
searchBase | 属性検索を開始するベース DN を指定します。許容値は、o=example.com, c=US などの LDAP エントリーの有効な DN です。 |