5.8.8. SCEP で ECC 証明書を発行

デフォルトでは、ECCCA はすぐに使用できる SCEP をサポートしていません。ただし、指定した RSA 証明書を使用して、以下の 2 つの領域を処理することで回避できます。
  • 暗号化/複号証明書 - 暗号化機能/複号機能を持つ RSA 証明書 (以下の例では scepRSAcert) を指定します。
  • 署名証明書 - 自己署名ではなく、クライアント側で使用する RSA 証明書を取得します (以下の例では signingCert 証明書)。
たとえば、scepRSAcert 証明書が暗号化/複号証明書で、署名証明書である SignCert を使用する場合は、次のコマンドを実行します。
sscep enroll -c ca.crt -e scepRSAcert.crt -k local.key -r local.csr -K sign.key -O sign.crt -E 3des -S sha256 -l cert.crt -u 'http://example.example.com:8080/ca/cgi-bin/pkiclient.exe'