13.5.3. 内部データベースでの SSL/TLS クライアント認証の有効化

クライアント認証 により、あるエンティティーが証明書を提示して別のエンティティーに対して認証できるようにします。この認証方法は、Certificate System エージェントがエージェントサービスページにログインする場合などに使用します。
Certificate System インスタンスと、内部データベースとして使用する LDAP ディレクトリーインスタンスとの間で SSL/TLS 接続を使用するには、Certificate System インスタンスが LDAP ディレクトリーを認証してバインドできるようにクライアント認証を有効にする必要があります。
クライアント認証の設定には 2 つの部分があります。1 つ目は、SSL/TLS を設定し、Certificate System インスタンスのアクセスを制御するように ACI を設定するなど、LDAP ディレクトリーを設定します。2 つ目は、LDAP ディレクトリーにバインドして、証明書を設定するのに使用する Certificate System インスタンスでユーザーを作成します。
PKI インスタンスの LDAPS を設定するには、pkispawn(8) man ページの (例: セキュアな LDAP 接続を使用した PKI サブシステムのインストール) を参照してください。