7.4.3. 複数の日における CRL 生成スケジュールの設定
デフォルトで、CRL 生成のスケジュールは 24 時間に対応しています。また、デフォルトでは、フル CRL とデルタ CRL が有効になっている場合、1 つまたはすべてのデルタ CRL の代わりに、特定の間隔、つまり 3 回の更新ごとにフル CRL が発生します。
複数日にわたる CRL 生成スケジュールを設定するには、時間のリストでコンマを使用して同じ日の時間を区切り、セミコロンを使用して日を区切ります。
ca.crl.MasterCRL.dailyUpdates=01:00,03:00,18:00;02:00,05:00,17:00
この例では、スケジュールの 1 日目の 01:00、03:00、および 18:00 と、スケジュールの 2 日目の 02:00、05:00、および 17:00 に CRL を更新します。3 日目にサイクルが再開します。
注記
セミコロンは新規日を示します。セミコロンで一覧を開始すると、CRL が生成されない最初の日になります。同様に、リストをセミコロンで終了すると、CRL が生成されないスケジュールに最終日が追加されます。2 つのセミコロンを合わせると、CRL が生成されない日になります。
デルタ更新とは独立してフル CRL 更新を設定するために、時間のリストは、完全な CRL 更新がいつ発生するかを示すアスタリスクが前に付いた時間値を受け入れます。
ca.crl.MasterCRL.dailyUpdates=01:00,03:00,18:00,*23:00;02:00,05:00,21:00,*23:30
この例では、1 日目の 01:00、03:00、および 18:00 にデルタ CRL 更新を生成し、23:00 にフル CRL およびデルタ CRL の更新を生成します。2 日目では、デルタ CRL は 02:00、05:00、および 21:00 で更新されます。これは、フル CRL およびデルタ CRL の更新が 23:30 で行われます。3 日目にサイクルが再開します。
注記
セミコロンとアスタリスク構文は、コンソールと
CS.cfg
ファイルを手動で編集する時に機能します。