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21.2. Leapp を使用したインプレースアップグレードの実行

インプレースアップグレードは、既存のオペレーティングシステムを置き換えて、システムを Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Hat Enterprise Linuxnbsp;Linux の新しいメジャーリリースにアップグレードする方法を提供します。以下の手順では、Leapp ユーティリティーを使用して、RHEL 7 の RHCS 9 を RHEL 8 の RHCS 10 にアップグレードする方法を説明します。
重要
このアップグレード方法は、FIPS のお客様には推奨されていません。

21.2.1. アップグレードを行うためのシステムの準備

  1. Red Hat コンテンツにアクセスできるようにするには、システムが利用可能な最新バージョン (RHEL 7.9 の RHCS 9.7 など) を実行しており、登録とサブスクライブの両方が行われていることを確認してください。
  2. Leapp およびその依存関係を提供する Extras リポジトリーを有効にします。たとえば、Base RHEL 7 リポジトリーとして rhel-7-server-rpms があるとします。
    # subscription-manager repos --enable rhel-7-server-extras-rpms
    お使いのアーキテクチャーで利用可能なさまざまな RHEL 7 リポジトリーの詳細は、Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Hat Enterprise Linuxnbsp;Linux の『 RHEL 7 から RHEL 8 へ のアップグレード』を参照してください。
  3. RHEL 7.9 コンテンツを利用するように subscription-managerを設定し、すべてのパッケージを最新バージョンに更新して再起動します。
    # subscription-manager release --set 7.9
    	# yum update
  4. Leapp パッケージと、必要な依存関係をインストールします。
    # yum install leapp leapp-repository
  5. ナレッジベースの記事「Data required by the Leapp utility for an in-place upgrade from RHEL 7 to RHEL 8」 で説明されているように、アップグレードを成功させるために Leapp ユーティリティーに追加のデータファイルが必要です。これには、RPM パッケージの変更 (pes-events.json) および RPM リポジトリーマッピング (repomap.csv) が含まれます。記事に添付されている leapp-data.tar.gzファイルをダウンロードし、アップグレードするシステムの /etc/leapp/files/ ディレクトリーにそのコンテンツを展開します。
  6. オプションで、簡単なアップグレード前のチェックを実行して、preupgrade 引数で潜在的な問題を特定するには、以下を実行します。
    # leapp preupgrade
    Leapp ユーティリティーは、/var/log/leapp/leapp-report.txt ファイルにレポートを保存し、問題と推奨される解決策を説明します。さらに詳細なレポートには、--verbose オプションを使用することもできます。
    アップグレード前のレポートの詳細は、Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Hat Enterprise Red Hat Enterprise Linuxnbsp;Linux の『 RHEL 7 から RHEL 8 へ のアップグレード』ガイドの該当するセクションを参照してください。