2.12. クラスターマップサイズの調整
デフォルトでは、ceph-osd
デーモンは以前の osdmaps を 500 個キャッシュします。重複排除を使用しても、マップはデーモンごとに大量のメモリーを消費する可能性があります。Ceph 設定ファイルでキャッシュサイズを調整すると、メモリー消費が大幅に削減される可能性があります。以下に例を示します。
[global] osd_map_message_max=10 [osd] osd_map_cache_size=20 osd_map_max_advance=10 osd_map_share_max_epochs=10 osd_pg_epoch_persisted_max_stale=10
Red Hat Ceph Storage バージョン 3 以降では、ceph-manager
デーモンが PG クエリーを処理するため、クラスターマップはパフォーマンスに影響しません。