5.3. 非接続環境での Red Hat Ceph Storage クラスターのアップグレード

--image タグを使用すると、非接続環境でストレージクラスターをアップグレードできます。

Red Hat Ceph Storage 5.0 クラスターをアップグレードするには、ceph orch upgrade コマンドを使用できます。

前提条件

  • 実行中の Red Hat Ceph Storage クラスター 5.0
  • すべてのノードへの root レベルのアクセス。
  • ストレージクラスターの 2 つ以上の Ceph Manager ノード (アクティブなノード 1 つと スタンバイ 1 つ)。
  • ノードを CDN に登録して、サブスクリプションを割り当てます。
  • 非接続環境でカスタマーコンテナーイメージを確認し、必要に応じて設定を変更します。詳細は、『Red Hat Ceph Storage Installation Guide』の「Configuring a custom registry for disconnected installation」セクションを参照してください。

手順

  1. cephadm-ansible パッケージを更新します。

    [root@host01 ~] dnf update cephadm-ansible

  2. ストレージクラスターのブートストラップされたホストで upgrade_ceph_packages パラメーターを true に設定して、プリフライト Playbook を実行します。

    構文

    ansible-playbook -i INVENTORY-FILE cephadm-preflight.yml --extra-vars "ceph_origin=rhcs upgrade_ceph_packages=true"

    [root@host01 ~]# ansible-playbook -i /etc/ansible/hosts cephadm-preflight.yml --extra-vars "ceph_origin=rhcs upgrade_ceph_packages=true"

    このパッケージは、すべてのノードで cephadm をアップグレードします。

  3. cephadm シェルにログインします。

    [root@host01 ~]# cephadm shell

  4. すべてのホストがオンラインになり、ストレージクラスターが健全であることを確認します。

    [ceph: roothost01 /]# ceph -s

  5. サービスのバージョンと利用可能なターゲットコンテナーを確認します。

    構文

    ceph orch upgrade check --image IMAGE_NAME

    [ceph: roothost01 /]# ceph orch upgrade check --image LOCAL_NODE_FQDN:5000/rhceph/rhceph-5-rhel8

  6. ストレージクラスターをアップグレードします。

    構文

    ceph orch upgrade start --image IMAGE_NAME

    [ceph: roothost01 /]# ceph orch upgrade start --image LOCAL_NODE_FQDN:5000/rhceph/rhceph-5-rhel8

    アップグレード中は、進捗バーが ceph status 出力に表示されます。

    [cephadm@cephadm /~]# ceph status
    [...]
    progress:
        Upgrade to 16.2.0-115.el8cp (1s)
          [............................]

  7. Ceph クラスターの新しい IMAGE_ID および VERSION を確認します。

    [ceph: roothost01 /]# ceph orch versions
    [ceph: roothost01 /]# ceph orch ps

関連情報