4.6.3. Ceph Object Gateway ノードのアップグレード

システム管理者は、Red Hat Ceph Storage クラスターノードおよび Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステム上の Ceph Object Gateway (RGW) ソフトウェアを、同時に新しいメジャーリリースに手動でアップグレードできます。

重要

Ceph クラスターの RGW ノードごとにこの手順を実行しますが、1 度に 1 つの RGW ノードに対してのみ実行します。クライアントアクセスの問題を防ぐには、次のノードのアップグレードに進む前に、現在のアップグレードされた RGW が通常の操作に戻っていることを確認してください。

前提条件

  • 実行中の Red Hat Ceph Storage クラスター。
  • ノードで Red Hat Enterprise Linux 7.8 以降が稼働している。
  • ノードが Red Hat Ceph Storage バージョン 4.2z2 以降を使用している。
  • Red Hat Enterprise Linux 8.4 以降のインストールソースへのアクセス

手順

  1. Ceph Object Gateway サービスを停止します。

    構文

    # systemctl stop ceph-radosgw.target

  2. Red Hat Ceph Storage 4 ツールリポジトリーを無効にします。

    # subscription-manager repos --disable=rhel-7-server-rhceph-4-tools-rpms
  3. leapp ユーティリティーをインストールします。『Red Hat Enterprise Linux 7 から Red Hat Enterprise Linux 8 へのアップグレード』を参照してください。
  4. leapp のアップグレード前チェックを実行します。「コマンドラインからのアップグレード可能性の評価」を参照してください。
  5. /etc/ssh/sshd_configPermitRootLogin yes を設定します。
  6. OpenSSH SSH デーモンを再起動します。

    # systemctl restart sshd.service
  7. Linux カーネルから iSCSI モジュールを削除します。

    # modprobe -r iscsi
  8. Red Hat Enterprise Linux 7 から Red Hat Enterprise Linux 8 へのアップグレードの実行」に従ってアップグレードを実行します。
  9. tools リポジトリーを有効にします。

    構文

    subscription-manager repos --enable=rhceph-4-tools-for-rhel-8-x86_64-rpms

  10. ceph-client-admin.keyring および ceph.conf ファイルを復元します。
  11. デーモンが有効であることを確認します。

    構文

    ceph -s

    services:rgw: 行を表示して、RGW デーモンがアクティブであることを確認します。

    rgw: 1 daemon active (jb-ceph4-rgw.rgw0)

  12. すべてがアップグレードされるまで、すべての Ceph ObjectGateway ノードで上記の手順を繰り返します。

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