2.7. コロケーションの仕組みとその利点

コンテナー化された Ceph デーモンを同じノードの同じ場所に配置できます。Ceph のサービスの一部を共存する利点を以下に示します。

  • 小規模での総所有コスト (TCO) の大幅な改善
  • 最小設定の場合は、6 ノードから 3 ノードまで削減します。
  • より簡単なアップグレード
  • リソース分離の改善

コロケーションの仕組み

Ansible インベントリーファイルの適切なセクションに同じノードを追加することで、次のリストから 1 つのデーモンを OSD デーモン (ceph-osd) と同じ場所に配置できます。

  • Ceph メタデータサーバー (ceph-mds)
  • Ceph Monitor (ceph-mon) および Ceph Manager (ceph-mgr) デーモン
  • NFS Ganesha (nfs-ganesha)
  • RBD ミラー (rbd-mirror)

さらに、Ceph Object Gateway (radosgw) または Grafana の場合は、OSD デーモンと上記のリストのデーモン (RBD ミラーを除く) のいずれかと同じ場所に配置できます。たとえば、以下は、有効な 5 ノードの同じ場所に配置された構成です。

ノードデーモンデーモンデーモン

node1

OSD

Monitor

Grafana

node2

OSD

Monitor

RADOS Gateway

node3

OSD

Monitor

RADOS Gateway

node4

OSD

メタデータサーバー

 

node5

OSD

メタデータサーバー

 
注記

ceph-monceph-mgr は密接に連携するため、コロケーションのために、2 つの別のデーモンとしてカウントしません。

注記

Grafana の OSD および別のデーモンのコロケーションは、Red Hat Ceph Storage 4.1 以降でのみサポートされます。

注記

Red Hat は、Ceph Object Gateway を OSD コンテナーと併置してパフォーマンスを向上することを推奨します。追加コストを発生せずに最高のパフォーマンスを実現するには、group_vars/all.ymlradosgw_num_instances: 2 に設定して、2 つのゲートウェイを使用します。詳細は、「Red Hat Ceph Storage RGW deployment strategies and sizing guidance」を参照してください。

図2.2「同じ場所に配置されたデーモン」 イメージおよび 図2.3「同じ場所に配置されていないデーモン」 イメージは、同じ場所に置かれたデーモンと、同じ場所に置かれていないデーモンを使用するストレージクラスターの相違点を示しています。

図2.2 同じ場所に配置されたデーモン

containers colocated daemons updated cardinality 2

図2.3 同じ場所に配置されていないデーモン

containers non colocated daemons updated