3.8.5. ブートストラップコマンドのオプション

cephadm bootstrap コマンドは、ローカルホストで Ceph Storage クラスターをブートストラップします。これは、MON デーモンと MGR デーモンをブートストラップノードにデプロイし、モニタリングスタックをローカルホストに自動的にデプロイし、ceph orch host add HOSTNAME を呼び出します。

以下の表は、cephadm bootstrap に利用可能なオプションをまとめています。

cephadm bootstrap オプション説明

--config CONFIG-FILE, -c CONFIG-FILE

CONFIG-FILE は、Bootrap コマンドで使用する ceph.conf ファイルです。

--mon-id MON-ID

MON-ID という名前のホストでブートストラップします。デフォルト値はローカルホストです。

--mon-addrv MON-ADDRV

mon IP (例: [v2:localipaddr:3300,v1:localipaddr:6789])

--mon-ip IP-ADDRESS

cephadm bootstrap の実行に使用するノードの IP アドレス。

--mgr-id MGR_ID

MGR ノードをインストールするホスト ID。デフォルト: 無作為に生成されます。

--fsid FSID

クラスター FSID

--output-dir OUTPUT_DIR

このディレクトリーを使用して、設定、キーリング、および公開鍵ファイルを作成します。

--output-keyring OUTPUT_KEYRING

この場所を使用して、新規クラスターの admin キーおよび mon キーでキーリングファイルを作成します。

--output-config OUTPUT_CONFIG

この場所を使用して、新しいクラスターに接続するために設定ファイルを書き込みます。

--output-pub-ssh-key OUTPUT_PUB_SSH_KEY

この場所を使用して、クラスターの公開 SSH 鍵を書き込みます。

--skip-ssh

ローカルホストで ssh キーの設定を省略します。

--initial-dashboard-user INITIAL_DASHBOARD_USER

Dashboard の初期ユーザー。

--initial-dashboard-password INITIAL_DASHBOARD_PASSWORD

初期ダッシュボードユーザーの初期パスワード。

--ssl-dashboard-port SSL_DASHBOARD_PORT

SSL を使用してダッシュボードとの接続に使用されるポート番号。

--dashboard-key DASHBOARD_KEY

Dashboard キー。

--dashboard-crt DASHBOARD_CRT

Dashboard の証明書。

--ssh-config SSH_CONFIG

SSH 設定。

--ssh-private-key SSH_PRIVATE_KEY

SSH 秘密鍵。

--ssh-public-key SSH_PUBLIC_KEY

SSH 公開鍵。

--ssh-user SSH_USER

クラスターホストへの SSH 接続のユーザーを設定します。root 以外のユーザーには、パスワードを使用しない sudo が必要です。

--skip-mon-network

ブートストラップ mon ip に基づいて mon public_network を設定します。

--skip-dashboard

Ceph Dashboard を有効にしません。

--dashboard-password-noupdate

Dashboard のパスワードの強制変更を無効にします。

--no-minimize-config

設定ファイルを同化して最小化しません。

--skip-ping-check

mon IP が ping 可能であることは検証しません。

--skip-pull

ブートストラップ前に最新のイメージをプルしません。

--skip-firewalld

firewalld を設定しません。

--allow-overwrite

既存の –output-* config/keyring/ssh ファイルの上書きを許可します。

--allow-fqdn-hostname

完全修飾ホスト名を許可します。

--skip-prepare-host

ホストを準備しません。

--orphan-initial-daemons

最初の mon、mgr、および crash サービス仕様を作成しません。

--skip-monitoring-stack

モニタリングスタック (prometheus、grafana、alertmanager、node-exporter) を自動的にプロビジョニングしません。

--apply-spec APPLY_SPEC

ブートストラップ後にクラスター仕様ファイルを適用します (ssh キーをコピーし、ホストを追加し、サービスを適用します)。

--registry-url REGISTRY_URL

ログインするカスタムレジストリーの URL を指定します。例: registry.redhat.io

--registry-username REGISTRY_USERNAME

カスタムレジストリーへのログインアカウントのユーザー名。

--registry-password REGISTRY_PASSWORD

カスタムレジストリーへのログインアカウントのパスワード

--registry-json REGISTRY_JSON

レジストリーのログイン情報が含まれる JSON ファイル。

関連情報

  • --skip-monitoring-stack オプションについての詳細は、「Adding hosts」を参照してください。
  • registry-json オプションを使用してレジストリーにログインする方法については、registry-login コマンドのヘルプを参照してください。
  • cephadm オプションの詳細は、cephadm のヘルプを参照してください。