6.8. ダッシュボードでの Ceph クラスターの CRUSH マップの表示

Red Hat Ceph Storage Dashbaoard で、OSD のリストおよび関連情報を含む CRUSH マップを表示できます。CRUSH マップおよび CRUSH アルゴリズムが一緒になって、データの保存方法と場所を決めます。このダッシュボードでは、OSD ホスト、OSD デーモン、ID 番号、デバイスクラスなど、CRUSH マップのさまざまな側面を確認することができます。

CRUSH マップを使用すると、特定の OSD ID が実行しているホストを決定できます。これは、OSD に問題がある場合に便利です。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • Dashboard がインストールされている。
  • OSD デーモンがストレージクラスターにデプロイされている。

手順

  1. ダッシュボードにログインします。
  2. Cluster ドロップダウンメニューから、CRUSH Map を選択します。
  3. 特定の OSD の詳細を表示するには、その行をクリックします。

    図6.7 CRUSH Map の詳細ビュー

    CRUSH Map detail view

関連情報

  • CRUSH マップの詳細は、Red Hat Ceph Storage Storage 戦略ガイドクラッシュ管理 を参照してください。