2.2. Ceph Dashboard へのアクセス

Ceph Dashboard にアクセスして Red Hat Ceph Storage クラスターを管理および監視できます。

前提条件

  • Red Hat Ceph Storage Dashboard の正常なインストール
  • NTP はクロックを適切に同期しています。

手順

  1. Web ブラウザーで、以下の URL を入力します。

    構文

    https://HOST_NAME:PORT

    以下を置き換えます。

    • HOST_NAME は、アクティブなマネージャーホストの完全修飾ドメイン名 (FQDN) に置き換えます。
    • PORT は、ポート 8443 に置き換えます。

      例:

      https://host01:8443

      Cephadm シェルで次のコマンドを実行して、ダッシュボードの URL を取得することもできます。

      例:

      [ceph: root@host01 /]# ceph mgr services

      このコマンドは、現在設定されているすべてのエンドポイントを表示します。ダッシュボード キーを探して、ダッシュボードにアクセスするための URL を取得します。

  2. ログインページで、ブートストラップ時に指定したユーザー名 admin とデフォルトパスワードを入力します。
  3. Red Hat Ceph Storage ダッシュボードに初めてログインするときにパスワードを変更する必要があります。
  4. ログイン後、ダッシュボードのデフォルトランディングページが表示され、Red Hat Ceph Storage クラスターのステータス、パフォーマンス、および容量のメトリックの概要が提供されています。

    図2.1 Ceph Dashboard のランディングページ

    Ceph dashboard landing page
  5. ダッシュボードのランディングページの以下のアイコンをクリックして、垂直メニューのオプションを折りたたむか表示します。

    図2.2 Ceph Dashboard の垂直メニュー

    Vertical menu on Ceph dashboard